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たった一度のああん気持ちいい

「ああん気持ちいい」に参加させていただきます。
山根あきら様 よろしくお願いいたします。


地域によって大きく違うのかもしれませんが、僕の住む京都はようやく朝晩だけ秋になってきました。
昼間はまだ夏日に近い日があって一日を通して服装が面倒なのですけどね。

さて僕の日課に朝の散歩があります。
この季節の朝の散歩は空気が澄んでいて冷たくて、深く空気を吸い込むと「ああん気持ちいい」となります。少し大袈裟ですが。

散歩から戻ると普段はシャワーなのですが、寒くなってくると湯船に浸かるようになります。
その時も皆さんのご想像の通り「ああん気持ちいい」となります。

このように「ああん気持ちいい」と思える瞬間は結構あるものです。
「気持ちいい」はあるとしても「ああん」を引っ付けて口にすることは少ないですけどね。(いや、ほぼねえだろ)

実は過去にたった一度だけエッチなことではなく「ああん気持ちいい」を女性から聞いたことがあります。その時のことを書こうと思います。


今を去ること30~40年前、2組のカップルがおりました。
女性同士が長らくの友で男性同士も面識があるという4人。
女性の名前は詩織さんと由香ちゃん。
詩織さんと僕は数年来の付き合いで、この時すでに一緒に暮らしているような状態でございました。
詩織さんは風邪一つひかないような丈夫な方でしたが、唯一ひどい肩コリでございました。
僕は詩織さんの肩コリをほぐすべく頻繁に肩や背中を揉んでいるのでした。
それを小耳にはさんだ由香ちゃんは「私も肩こりがひどいので揉んでほしい」と申します。
今夜の我が家への訪問もわざわざその為だったようでございます。
僕に断る理由もなく詩織さんと同じように肩や背中を揉んでおりますと、いつしか「ああん」「ああん」と鼻に抜ける艶っぽい声が聞こえて参ります。
堪らず彼氏が「由香ちゃん、そんな声出したらダメでしょ」というほどでございました。
由香ちゃんは「だって、ああん、気持ちいいんだもん」と勘違いしてしまいそうなほどに甘えた声で応えます。

彼氏に睨まれるのも困りますから指や腕の疲れや汗だくを理由に早々に切り上げたのですが、それ以降彼氏から由香ちゃんには揉みほぐし禁止令が発令されてしまいました。
由香ちゃんにはかえって気の毒なことをしてしまったようですが後の祭りでございます。
今は昔のお話しでした。(ほとんど実話です)


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