桜餅
季節外れですみません。
皆さんは桜餅ってお好きですか?
私は昔からなぜか桜餅が好きで、桜の季節になると良く母にせがんで買ってもらいました。
桜餅と言えばピンク色のもち米でこし餡を包んだものと相場が決まっていると思っていたのですが、関東にも桜餅があり見た目も味も違うと知ったのは
私がしっかり成人してからでした。
しかも西と東に別れているわけでもなくて、桜餅としての分布には面白いものがあります。
トップの写真でいうと手前が関東風桜餅、奥が関西風桜餅です。
基本を押さえておきましょう。
関東の桜餅は長命寺餅とも呼ばれており、分布エリアは関東全域、青森県と山形県を除く東北地方、山梨県、静岡県、長野県、石川県、鳥取県、島根県などで食べられています。
関西の桜餅は道明寺餅とも呼ばれており、分布エリアは関西地方、石川県を除く北陸地方、中国地方、四国地方、九州地方、北海道、青森県と山形県の一部地域などで食べられています。
また、道明寺餅は関東の桜餅エリアでも販売されているようですから、ご覧になった方も多いのかもしれません。
お食べになった方もおられるかもしれません。
逆に長命寺餅は関西の桜餅エリアではほとんど見ることがありません。
そして桜餅の起源は関西より関東。
墨田区向島の長命寺が発祥ですね。
和菓子の本場の京都としては少々残念な結果ですが、関西の桜餅は大阪の道明寺が発祥だと言われていますのでいずれにしても残念です。
実は未だに関東風の桜餅を食べたことがありません。
見た目は映像や画像などで知っています。
材料が違うとか、製法が違うとか、形状が違うとか・・・。
同じ桜餅なのに全然別の食べ物のようです。
薄く伸ばした生地を少し焼いて・・・というのは最近知りました。
クレープ? おたべ? 八つ橋? のような感じでしょうか?
数年前、我が家の近くにモダンな外装の和菓子屋さんができました。
その店には見慣れぬピンク色の巻いた物。
店の表には桜餅の幟。
買おうかどうしようか悩んでいる間に潰れてしまいました。
やはり京都で関東風は人気がないようです。
花粉症を発症してから春は辛い季節になりましたが、和菓子屋さんに桜餅が並ぶようになると辛いながらも嬉しい季節に代わっていきます。
私的にはやっぱり桜餅はもち米にこし餡、それに塩漬けの桜の葉で決まり。
最近は季節に関係なくスーパーなどでも売られていますから助かります。
あまり美味しくはないけれど雰囲気は味わえます。
シーズンでない時はこれでいいんです。
今も桜餅を食べながらこれを書いています。
