ネオンの向こうの純喫茶(昭和ノスタルジー)
⇩⇩⇩こちらの企画に参加させていただきます⇩⇩⇩
創作のルール(いつものゆるルール)
3つすべて使ってもOK、気に入った1つだけでもOK
詩、童話、掌編、ヘンテコ物語、なんでもござれ
自由に、即興でも、のびのびと
今回のお題は難易度高めですが、チャレンジお待ちしています。
参加について(自由参加・ゆるっと歓迎)
お題を使って、自由に表現してみてください。
ハッシュタグ#3つのお題に空想のひらめきをつけてください。
このページを貼り付けて下さい。
みかんさん 今シリーズ3つ目になります。
よろしくお願いします。
第49回 3つのお題(昭和ノスタルジー)
お題①:「カセットテープの恋」
お題②:「夕暮れの赤電話」
お題③:「ネオンの向こうの純喫茶」
お題④:イラストから空想した世界を書いて下さい。
「俺たちのシマうちにこういう店があると落ち着くな」
「コーヒーの味なんか、俺わかんないっす」
「だからってケーキ頼んでんじゃねえぞ」
「アニキも食いますか?」
「メニューとか味の話じゃねぇんだよ」
「じゃあなんすか?」
「雰囲気だよ雰囲気」
「クラシックとか流れてる店ってことっすか?」
「お前、クラシックって音楽分かるんか?」
「分かるってほどじゃないっす。ベートーベンとか、バッハとか、ゴッホとか、日本人なら小沢一郎とかなら名前だけは」
「お前スゲエな。でもそうじゃないんだよ」
「誰も話しちゃいけないような雰囲気のことっすか?」
「俺たちは話してるけどな」
「いけないことしてる時ってワクワクしますね」
「気持ちは分かるけど、今はそんな話しじゃないんだ」
「アニキの言うことはよく分かんないっす」
「例えばあそこに見えるホテルやカラオケ屋もそうだし、サウナやパチンコ屋もそうだな」

「全部お得意様っす」
「あぁ、よくトラブルが起こるよな」
「そこで俺たちの出番っす」
「ホントは喜ぶべきじゃないんだけどな」
「でもそれが仕事っすから」
「サブ、たまにはいいこと言うな」
「へへ、アニキ見てると分かるっすよ」
「ここから見てると今夜はずっと平和がいいなって思うぜ」
「それじゃあ、おまんまの食い上げっすね」
「そりゃそうだが、飯ぐらい俺が食わせてやるよ」
「ゴチになりやす」
「さて、あんまり長居すると店に迷惑だから、そろそろ出ようか」
「次どこ行きやす?」
「すぐ近くの公園はどうだ?」
「あそこ最近カップルが多いんすよ」
「別にいいんじゃないか?」
「それが遅い時間に通ると結構やってんすよ」
「乳繰り合う程度はいいが、それ以上ならちょっと困るな」
「ラブホ行けってわけにも……」
「割引券出してもらうか?」
「そんなことできるんすか?」
「交渉してみるか」
「さすがアニキだ。じゃあ早速行きますか」
「アオカンも面白いけどな」
「アニキ経験あるんすか?」
「昔々の話だ」
「今はどうなんです?」
「もうダメだな」
「どういうことっすか?」
「最近は倅が全然元気なくってさ」
「知り合いがいい薬あるって言ってたすよ」
「そんなんで機嫌なおしてくれるのか?」
「それはやってみないと…………って、なんのはなしっすか?」
サカナクション / 夜の踊り子
