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【食トレンド】野菜を中心とした薪窯菜食レストランです(アルベロ/仙台市)

私の記事に関心をお持ちくださりありがとうございます。

【食トレンド】あえて「プラントベース」を使う?の時にも少しふれましたが、ヴィーガンって、特別な人、変わった人が食べるものというイメージがやっぱり強すぎると思うのですね。
偏見のまなざし 笑
それで大手食品メーカーや飲食店のチェーン展開している会社は、プラントベースを使い始めているということを記事にしたのですが。

最近は、こだわった飲食店がさらに進化して表立ってヴィーガンはもちろん、プラントベースすら使わなくなっているような気がするんです。

これまで私の記事でご紹介したお店をいくつかピックアップしてみると、ちょうど1年ほど前にnoteをはじめて最初に紹介したお店の【食レポ】野菜料理 OKI四条さん。
片岡シェフを『グランメゾン東京』にちなんで勝手に「京都のキムタク」と呼んでいたら、映画『グランメゾン・パリ』の前振り『グランメゾン東京スペシャル』で京都も舞台のひとつとして登場して嬉しかった。
記事、読んでくださいました? #付けてたし。

それから素敵なご夫妻が営まれている【食レポ】菜食料理 F エッフェさん。
エッフェさんでは「お野菜だけのお店ですがよろしいですか?」とマダムから最初にお声がけいただきました。

どちらも京都のお店ですけれど、ヴィーガン、ヴィーガンしていないんです。
お野菜なの。

【食トレンド】HappyCow ヴィーガン&ベジタリアンなのになぜ牛くん?でご紹介した東京の菜道さん。

グリーンホール内のお店の看板にはSAIDO is JAPANESE STYLE VEGAN RESTAURANTSと記載しているのですが、手前のT字路の看板には「野菜料理世界一の…」という表現を使っているんですよ。

今回、更に進化しているんじゃないかと、見つけたのが宮城県にあるL'Albero(アルベロ)さん。
イタリアンのお店なのですが、お店の看板には「Pizzeria vegetariana(ピッツェリア ベジタリアーナ)」と小さく書いてあります。
ベジタリアンのピザ屋という意味です。
これ、気がつかない。たぶん。
薪窯ピザのお店だと思うから。

ちなみにAlberoは男性名詞なので、L'はLoの略で、母音のAに付けられるんですね。
だからアルベロさんとお呼びします。
vegetarianaは女性名詞。ベジタリアンのことです。
私が30歳の頃、モンテ物産さんのイタリアワインセミナーコースに1年ほど通ってイタリア語も学んだのですが、言語は使っていないと忘れる・・・

つまりアルベロさん、ベジタリアンレストランなのですが、ベジタリアン表示は先の看板と入口の『Vegan,vegetarian』のシールのみ。

メニューも表紙にはベジタリアンの記載もなく、開くと最初にお店のコンセプトが書いてあります。
メニューにはヴィーガンのものだけヴィーガン表示があります。
ほかはベジタリアンとか書いていない。

アルベロはイタリア語で『樹木』
一編のポエムのようにオーナーの気持ちが代弁されています。
そして、アルベロのピッツァが、イタリア料理のバリエーション豊かなソースに特徴を持たせていること。
イタリア郷土料理の肉・魚介を野菜に置き換えること。
ハーブやスパイスを使い、奇をてらうのではなく慣れ親しんだ野菜を中心とした素材とイタリア料理の伝統的な調理方法で「おいしい」とたったひとこと、お客様に感じていただける一皿を提供したい、ということ。
素敵ですよねぇ・・・

野菜料理 OKI四条の片岡シェフも、元々は超有名なホテルのフレンチレストランご出身でヴィーガン料理の経験はなかったらしいですけど、通常のフレンチのソースの味をどうやったらヴィーガンで再現できるか考えて作るのが「ほんと、大変なんですよ」と笑いながらおっしゃっる。
共通していますね。
アルベロさんはイタリアンだけど。

ホテルレストランのシェフや料理長さんがヴィーガンという方が珍しくて、ほとんどの方がノンヴィーガンなんですよね。
でも、私がこれまで実際にお会いして、noteの記事でご紹介している方々は、ヴィーガン料理にチャレンジすることを楽しんでくださっています。
それが味わった時にも伝わってくる。
私が優しい味と書いた時に、優しい味というのは、美味しくもまずくもなく、中途半端な時に使う表現だと揶揄するように書かれたことがあるのですが、それも私の中では違います。
決して中途半端な味ではない。
だから作る人の優しい気持ちが伝わってくる味と表現を変えています。
以前も書きましたが、私の中での一流のシェフ、料理長はホテルの星の数ではないのですよ。
お話、戻しましょう。

さて、実際にお店に入ってみると、ヴィーガン、ベジタリアンにこだわったお客様だけではないんですね。
むしろ、ノンヴィーガン、ノンベジタリアンの方々。
薪窯にこだわったピザ屋で入ってみたらパスタもあるんだ、みたいな感じです。きっと。
「野菜を中心とした薪窯菜食レストラン」だから「お野菜多いのね」なんです。
皆さんも気づかずに入っちゃいますよね。
薪窯なら美味しいだろうな、って。

どうしてもヴィーガン、ベジタリアンを前面に出してしまうと、最初に書いたとおり敬遠されてしまう。
ヴィーガン、ベジタリアンのお客様だけにターゲットを絞ってしまうと、経営が厳しくなってしまう。
日本の場合、インバウンドがあるとしてもパイが絶対数少ない。
ノンヴィーガン、ノンベジタリアンの方々をなんとかお店に呼び込もうとしても、日本では、まだまだ偏見を持たれているから「おいしいですよ」「健康にもいいですよ」と言ったところで「食べに行ってみようかな」はごく一部。

だからこれからは『野菜』『菜食』『健康』がキーワードのような気がするんですね。

アルベロさんのお店のファサードはこんな感じです。
これね、右手にある『Vegan,vegetarian』のシールがあるドア。
飾りドアだと思っちゃったんですよ。
雪が降る地域って冬囲いといって玄関の前に囲ったスペースを作るのですが、左手のガラス張りの方から入店したんですね。
お店の方も特に何もおっしゃらなくて「店内とテラスとどちらにしますか?」と聞かれて。
冬囲いの場所をテラスにして使っているんだ、と思っちゃって。
すでに店内はほぼ満席だったので、テラスにしたんです。

後で会計をしている時に、ドアが開いてお客様が入ってこられたのでびっくり!!
飾りドアだと思っていたから「あっ、びっくりした」って笑ってたら、オーナーさんが「こっちが入り口なんですよ」
「私たちが入った方は?」と聞いたら「まぁ、向こうはテラスの出入り口だから問題ないです」って笑い返されました。
やらかしました。

テラスの中は、こんな感じ。
初デートっぽいお二人の邪魔してごめんね。

私たちが座った席から見える外の薪。

お水はたぶん、井戸水です。
帰りにポンプ見つけました。

私たちはBセットにしました。
特製オレガノサラダ、食前酢、デザートは共通。
ピッツァかパスタのメインとドリンクを選びます。

食前酢はぶどう酢でした。
サラダのソースはバルサミコベース。
ナッツとカッテージチーズが散らしてあります。
新鮮野菜ですね。

私は、たっぷり野菜煮込みトマトソースのパスタ。
たっぷり野菜は、その時々の旬のものなので、毎回違うそうです。
パスタに白菜や大根が使われているのは初めて!!

家族はナポレターナビアンカのピッツァ。
プチトマト、モッツアレラ、オリーブ、ニンニク。

デザートは、ミルクプリン。
金柑の上にオレンジソースがかかっています。
柑橘×柑橘ですね。
私はカモミール。

家族は珈琲。
ひとくちだけいただいたら、スパイス系の香りがしました。
柑橘系のデザートにも合いますね。

この連休、東北方面へいらっしゃるご予定があるなら、食事に寄る価値あるお店だと思います。
菜食ですから、どうぞ気兼ねなく 笑

Pizzeria vegetariana L'Albero(アルベロ)
宮城県仙台市上愛子字白沢23-1

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