🏠眠れなかった朝
心の町に朝が来たのに、
空気はまだ夜の名残をまとって重たく沈んでいる。
ねむねむちゃんは
「そろそろ朝だよ〜」と寄り添ってくれているのに、
胸の奥ではザワザワくんが
まだ帰り道を見つけられずにいる。
まぶたは重たいのに眠れなくて、
体は疲れているのに、
心だけが緊張している朝。
ねむねむちゃんは困った顔で
「横になってるだけでもいいよ」と
そっとお布団を整えてくれる。
眠れなかった朝は、
ただそれだけでしんどいけれど、
心の町では誰も急かさない。
そんなとき、
しずくちゃんが静かに近づいてきて、
ぽとん、と小さな雫を落とした。
「眠れない朝も、生きてる証なんだよ。
今日のちっちゃいみやびちゃんは、
もう十分えらいよ。」
その言葉が、
ちっちゃいみやびちゃんの胸の奥にしみこんで、
重たい空気が少しだけゆるんでいく。
今日も、ここに来てくださって
ありがとうございます。
