漫画原作「FIGHT BACK OF THE WARRIORS」 第1話

S1.町
人里離れた町。背景に山々が存在。
N 「幻獣(モンスター)多量発生後の世界」
一歩道の道路、道路の近くには川がある。
N 「世界は、幻獣の脅威が続いていた」
田畑、田畑に囲まれて家や店が存在。
N 「その幻獣と戦う戦士(ウォーリア)」
複数の住宅(住宅街)。
N 「これは、その戦士の物語である・・・」
住宅街を走る忍者の様な存在。

S2.無人の住宅街
住宅街。
住宅街を走る忍者装束の男(配下)。
配下が、朝服を着用した女性叶芽(かなめ)の前に止まる。流し目で黒髪ロングの髪型の叶芽。
配下1「叶芽様! 戦士の射鹿結が間もなく到着します!」
叶芽の前で、膝待づく。
叶芽「ご苦労であった」
叶芽の顔のアップ。
配下2「配下の妖獣達も、配置についております! 」
別の方向から、配下2が到着して、叶芽に膝待づく。
叶芽「射鹿結の抹殺が成功すれば、我が一族の再興と領地を戻って来る」
夜空を見上げる。
配下1「配下の者達全員、この謀に命を懸けております!」
真剣な表情で、叶芽を見る。
叶芽「決行するぞ! 皆の者! 」
鋭い目のアップ。
叶芽「射鹿結の抹殺を! 」
叶芽の全身画。背後には、九尾の狐の影が映る。

S3.一本道の道路
道路。その歩道を歩く戦士射鹿結(いるかゆう)。
M203A2付きのM4カービン(小銃に略)を携帯、ブラックカーゴジョガーパンツ、スタンダードロングTシャツ、ショートポンチョを着て、SPCとPALを装備、足のホルスターにグロッグ19M(拳銃に略)を納め、ロングソード(剣に略)とソードベルト、左腕に中央に大きな天然石のある腕輪をしている、髪型がツーブロックのシャープな顔立ちの青年の結。ミリタリーバッグを掛けている。現在、小銃は、スリングでの背面掛けの状態。
結 「ここが、パリティーレシティーで良いんよな? 」
周囲を見渡す。
周囲には、誰も居ない。
結 「この町で、幻獣が暴れていると聞いて来たんだけど」
遠くから、結を見ている影の人間。
結 「こりゃあ、詳しい話聞けんぞ」
上の方向を見る。
結 「!? 」
影の気配に気付く。
結 「少し、様子を見るか・・・」
横目で見ながら、先に進む。

S4.道路の近くの川
川。
川を横切る結。
しかし、川の中にも、影の人間が潜んでいる。

S5.田畑
田畑に囲まれて家や店。
結が到着。

S6.駄菓子屋
「駄菓子屋のうと」と書かれた看板。
田畑に囲まれている駄菓子屋。
結 「アッ!? 」
駄菓子屋を発見。
結 「誰かいるかもしれん」
中に入ってみる。
結 「スイマセン」
ミリタリーバッグを手に持って挨拶。
結 「!? 」
突如、複数の手裏剣が、結を目掛けて飛んで来る。
結、ミリタリーバッグを手放す。
結 「ハッ! 」
結が剣を抜いて、高速で手裏剣を全部叩き落す。
結が急いで、駄菓子屋を出る。
結 「幻獣か? 」
正眼の構えで、剣を構える。
配下3「是でこそ、戦士射鹿結だ」
駄菓子屋から、配下3が出現。
そして、結の近くの歩道から影が実体化して、配下4が出現。

S7.川
川。川の中、影の人間が潜んでいる。
配下5「トオウ! 」
川に潜んでいた影の人間が、飛沫共にジャンプして、実体化して、配下5になる。
歩道に着地して、急いで駄菓子屋に向かう。

S8.駄菓子屋
駄菓子屋の前で、結と配下3、4が牽制しあう。
結 「此奴等幻獣か? 」
配下3、4を見て、剣を構えながら言う。
結 「!? 」
配下5が、4の近くに来て、合流を果たす。
配下3が手裏剣を携帯、配下4が両手に刀を構え、配下5がクナイを構える。
配下4「我等幻獣にあらず! 射鹿結覚悟! 」
刀を構えて、斬り掛かる。
結 「掛かって来い! 」
結も剣を構えて、迎え撃つ。
配下3「喰らえ! 」
配下3が両手の手裏剣を投げる。
結 「ハッ! 」
剣で、手裏剣を、叩き落す。
結、素早く突進する。
配下3「何!? 」
驚く。
結 「トォウ! 」
結、素早く配下3の懐に入り、袈裟斬りで、配下3を斬り倒す。
配下4「この! 」
配下4が、結の背後に接近。
結 「フッ! 」
結、振り向き様に、左一文字斬りで、配下4を斬り倒す。
配下5「仲間の仇! 」
配下5が、クナイで攻撃。
結、配下5の攻撃を素早く回避。
結 「スマン! 」
配下5を逆袈裟斬りで、斬り倒す。
結 「終わったか? 」
額に汗。
配下3達の亡骸。
結 「!? 」
何かに気付く。

S9.一本道の道路
道路。
五人の配下達が横一列で走って来る。
配下6「射鹿結! 覚悟! 」
配下6のアップ。

S10.駄菓子屋
駄菓子屋。
結 「まだ、来るか! 」 
額に汗して、駄菓子屋から、剣を携帯しながら走り去る。
走る結。

S11.無人の住宅街
複数の住宅(住宅街)。
結が、走りながら、住宅街に到着。
結 「!? 」
右にコンテナ倉庫、左に、「NOTEスーパーマーケット」と書かれた看板があるスーパーマーケットが存在する住宅街の場所に。
結 「どっちに行く? 」
額に汗。
五人の配下達が」、先程の住宅街の場所に到着。
配下6「射鹿結は、何処に行った? 」
周囲を見渡す配下6達。
結 「ここだ」
小声で呟きながら、高速でスーパーを出る。
そして、手に持った爆竹を配下6達に投げる。
配下6「皆の者下がれ! 」
爆発する爆竹。
後方に、ジャンプして、爆発を回避。
結  「喰らえ! 」
素早く、コンテナ倉庫に移動して、拳銃を撃つ。
次々と、配下6達に銃弾が被弾して、倒れていく。
結 「ヤッタか? 」
拳銃から、小銃に換装して構えながら、配下6達の亡骸に近付く。
突如、道路に擬態していた配下1達が、多量に出現。
結 「何!? 」
驚く。
住宅の壁やコンテナ、マンホールに擬態して、隠れて居た配下達も出現。
多量の配下達に包囲された射鹿結(小銃を構えた状態)。
結 「ヤッパリ、こうなるのか! 」
額に汗して、小銃を構える。
叶芽「戦士よ、会いたかったぞ」
配下2「叶芽様が来られるぞ! 皆の者道を開けろ! 」
結を包囲した配下達の後方から、叶芽が登場。
配下達が左右に分かれて、叶芽の通る道を作る。
結の前に、叶芽が出現する。
結 「貴様は!? 」
驚く。
叶芽「我が名は、妖狐の叶芽。戦士射鹿結、お命頂戴いたす!」
叶芽の全身画。
結 「高人類(ハイヒューマン)じゃない? 」
額に汗。
叶芽に、小銃を向ける結。小銃を強く握る。
結と叶芽の両者の目線のアップ。
影 「どちらが先に、攻撃するかや・・・」 
配下達の影で、謎の影が呟く。
結 「一か八か! 」
叶芽に向かって、立ち撃ちの姿勢で小銃を撃つ。有りっ丈の銃弾を撃ち込む。
叶芽「甘い」
冷静な表情で言う。
左手を翳し、複数のバリアを発生させて、銃弾を防御。銃弾がバリアで弾き返えされていく。
叶芽「私には、そんな攻撃は無意味」
冷酷に言う。
結 「こう来ると思ったよ」
苦笑い。
N 「此奴の出番か! 」
結が、剣をチラッと見る。
影 「皆の衆、時間や」
謎の影が呟く。
叶芽「射鹿結よ。お前の息の根を止めるぞ」
左手を前に出し、右足を少し動かず。
結・叶芽「!? 」
そこへ、煙球が現れ、多量の煙が発生。
叶芽「煙球! 」
驚く。
結 「チャンスだ! 」
煙球を見る。
影がメタモルフォーゼし、化侍(化狸)の頭領の遼采(りょうさい)がになる。
着物と袴を着用し、短髪で髭を蓄えている熟年の遼采。
遼采「化侍参上! 」
刀を携帯し、大声で叫ぶ。
包囲していた配下の数名が、メタモルフォーゼし、化侍になる。着物と袴を着用し、刀を携帯する化侍達。
化侍が、配下達と戦闘に突入。
結 「何だ? 」
小銃を携帯しながら、周囲を見る。
叶芽「遼采の奴! 」
目を鋭くする。
煙がどんどん上がっていく中、遼采が配下を斬り倒しながら、結に向かって前進。
遼采「あんさん、射鹿結はんですね? 」
刀を構えて、結の所に到着。
結 「そうだが、貴方は? 」
小銃を構えながら言う。
遼采「ワイは、化侍の頭領の遼采! ここから、撤退しまっせ! 」
と言って、結の腕を掴んで、急いで此処から離れる。
結 「チョット! 」
驚く。
叶芽「化侍め! 」
苦々しい表情。
急いで、結と遼采が、配下の包囲から、離脱しようとする。
配下7「射鹿結、化侍! 覚悟しろ! 」
二人に斬り掛かる。
遼采、結を離し、刀を八双の構えにする。
遼采「フゥッ! 」
物凄い勢いで、袈裟斬りで、配下7を斬り倒す。
結 「成程」
頭を下げる。
遼采「結はん、化侍の衆! 離脱しまっせ! 」
化侍達も、携帯していた煙球を投げる等して、戦闘を中止して、急いで住宅街から、撤退していく。
叶芽「逃げられたか」
煙球の煙が消えて、結と遼采がいない事を確認。

S12.雑木林
林。
結、遼采、化侍達が、走っている。
結 「頭領! これから、何処に行くんだ? 」
叫ぶ。
遼采「もう一走りで、ワイらの本拠地でっせ! 」
笑いながら走る。
結 「了解! 」
視線を一点に見つめ、走行する。
化侍達も、冷静に走っている。

S13.屋敷
瓦屋根の和風の屋敷。正面入り口では、配下達が警備に当たっている。

S14.和室
和室。畳、押し入れ、障子、襖、床の間が存在。
和室の奥に、後ろを向いて、叶芽が立っている。
叶芽「芽蕗・・・」
目を瞑る。

               (第2話に続く)