9タイプで人を見る。“仕事が出来るようになる”秘密。
はじめに
こう言うのも何ですが
自分は仕事ができるタイプだと思います。
事前に準備はしませんが、「こうやればいいんだろうな」という雰囲気を、その場で掴むのが得意です。
要領のいい人、悪い人がいると思いますが
自分は比較的、要領よくこなせる方です。
過去に、バイトを始めて3週間ほどで30人をまとめるトップのポジションに抜擢されたり、業務委託の仕事で初回にして歴代最高売上を叩き出したりと、意外と結果を出します。
特に、やる気も元気もあるわけではないし、見た目も仕事ができなさそうなので、上司の最初の評価はだいたい低めです。「大丈夫か?」と思われることばかりです。
でも、いつの間にかできるようになっていて、「あれ、こいつ意外とできるのか?」という
流れになるのが、だいたいのパターンです。
実はこの現象は、顔と雰囲気で得している部分もあります。
たとえば、すごく仕事ができそうな雰囲気の人が実はできなかった場合、その“落差”にガッカリされやすいですよね。100点スタートからどんどんマイナスされていく感じ。でも、自分のようなタイプは50点スタートなので、加点方式で評価が上がっていきます。
要は、「ギャップ」がうまく作用しているというわけです。
逆のタイプの人は、印象を覆すのが大変です。
イメージをひっくり返すのって、本当に大変なんだろうなと思います。
そう考えると、両親とご先祖さまに感謝です。
たとえば、仕事中に社員さんが「〇〇〜△△って感じでやってください」と指示してきたとします。
普段の自分は、自分なりのやりやすいやり方で
勝手に作業しますが、社員さんが近づいてきたと察したら、すかさず「〇〇〜△△」のやり方に戻して、「あなたに教わった通りに頑張ってます!」という雰囲気を全力で演出してアピールします。
そして、社員が納得して去ったら、また元のやりやすいやり方法に戻します。信用されたな、と感じたら、そこからはある程度自由にやらせてもらえるようになります。
要領の悪い人は、こういう切り替えが苦手です。そもそも「〇〇〜△△」のやり方を覚えられなかったり、自分にとってやりやすい方法を見つけられなかったり、トンチンカンな動きをしてしまったり、社員の気に障る行動を無意識にとってしまったりします。
大多数の人は、学校を卒業したらどこかに雇われて働くと思います。もちろん、いきなり社長になったりニートになったり、例外もいるかもしれませんが、長い人生の中で「どこかに勤めてお金を得る」経験をする人は、9割以上いるはずです。
だからこそ、「仕事ができる」「仕事ができない」というのは、一生つきまとう問題であり、
生きていくうえでの重要なテーマだと思います。
この記事は、自分が将来、部下を育てる立場に
なったときや、誰かに何かを教える立場になったときにも、役に立つ内容になると思っています。
自分はいま、短期でいろいろな土地に行き、さまざまな仕事をしています。ですが、どこに行っても仕事を早く覚えてできるようになり、そのうち何故か任されるポジションに配置されます。お客さんから、社員さんと間違われることもよくあります。
でも、最初からこうだったわけではありません。これは経験と考え方で、徐々に変わっていったものです。
学生時代の自分は、上司の人に言われたことも
まともにできない、アワアワしてばかりのダメなアルバイトだったと思います。
あとで書きますが、社員になったときも仕事が
できず、1年でクビになったこともあります。
そんな自分が、どうやって仕事ができるように
なったのか。仕事中に、どんなことを考えているのか。
今回は、最近行った淡路島のリゾートバイトの話と、過去の経験を交えながら、
「自分がなにを意識して仕事に取り組んでいるのか」「どうやって結果を出してきたのか」について書いてみたいと思います。
第1章 仕事ができる人、できない人。
要領がいい、悪いって何? 9つのタイプ分け
仕事の“できる・できない”を観察していると
いくつかのタイプに分けられることに気づきます。
もちろん、単純にカテゴライズできるものではないし、場面や職種によって、その人の特性も変わってきます。
けれど、ある程度の傾向は見えてくるので
自分の中で9タイプに分類しています。
たとえば、自分が人を使う立場のときは
まず適性を見極めます。
その中で、できること、できないこと。
任せていいのか、そうじゃないのか。
いろいろ考えながら、「この人にとって無理のない範囲で、できることをやってもらう」というのを心がけています。
最初に言っておきますが、この方法は完全に
ミヤノクラのオリジナルです。誰かのマネでも
なければ、学術的な理論でもありません。
あくまで自分の経験と感覚をもとに勝手に分類
しているだけなので
「全然違う」
「もっとこういう場合は」
というのは無しでお願いします。
「へぇ〜、こういう考えの人もいるのか」と
気楽に読んでもらえれば十分です。使えそうなところだけ参考にしてもらえたらと思います。
それでは、こちらがタイプ分けです。
◆ 9タイプの分類 ◆
1. 負けん気で絶対にできるように頑張るタイプ
注意されてもへこたれず、それを燃料にして突き進む。根性がある。我が強い人が多め。
2. 「もらえるお金は一緒」と自分のペースを守るタイプ
ノリでやっている。楽しく働きたいだけ。調子が良いけど、ボロも出やすい。波がある。
3. 何も考えず自己流で突き進むタイプ
自分のやり方が正しいと思い込む。指示を無視して勝手にアレンジする。プライドが高い。
4. じっくり成長タイプ
初速は遅いが、理解力と地頭はある。自分で考えて行動する。ある時、急に伸びる。放っておいても安心。
5. 全体的に苦手なタイプ
説明してもピンとこない。わかっていないことに気づかない。応用も効かない。やる気がなく
諦めていることも。雰囲気が暗めな人が多い。
裏には光るものを持っていることも。
6. 感覚とセンスで最初からできるタイプ
要領がいい。なんとなく全体を把握し、先回りできる。初速は良いが、能力を過信しがちで、伸びしろが少ない場合が多い。熱しやすく冷めやすい傾向。
7. 自信がないタイプ
指示待ち。不安が強くて手が止まりがち。ミスを恐れて動けない。わかりづらい。与えられたら
強い。自信がつけば伸びる場合も。動作は遅め。
8. 丁寧だけど遅いタイプ
一生懸命さはある。誠実。けれど処理が追いつかない。注意されるとテンポが崩れる。器用ではない。
9. 焦って空回りするタイプ
ミスが多い。八方美人で調子はいい。どんな環境にも馴染むのは上手い。コミュニケーション力は高め。慣れるまで時間がかかる。
だいたい、こんな感じです。
ある程度一緒に仕事をしていれば、
「この人はこのタイプかな」とわかってきます。
大事なのは、自分のタイプを知ること。
そして、相手のタイプを見極めて、「伸ばせるところ」と「改善が必要なところ」を冷静に分けて考えることです。そうすることで、仕事が格段にやりやすくなります。
自分の場合、その人の適性に合わせて“できること”をしてもらうようにしています。というより、「できないことを無理にやらせない」ように注意しています。
なぜなら、できないことを無理にやっても、失敗するリスクが高くなるからです。適材適所でない場所で働くのは、本人にとっても苦痛です。だからこそ、まずは「できること」で自信をつけてもらう。そこから次へつなげていく。
自分としては、できれば楽しく仕事をしてほしいと常に思っているからです。
もちろん、会社や組織によっては、「そんな甘いこと言ってられない」「人材を育てなければならない」「限られた条件でやり切らないといけない」といった現実もあると思います。
でも、今の自分はそういう立場にはいません。
だから、一緒に働く仲間が、自分の仕事に迷惑がかからない程度にコントロールする。そのくらいです。
人間には、それぞれに“性質”があります。その
性質をうまくコントロールできること。それが「仕事ができる・できない」の本質なのではないかと思っています。
最近、自分は淡路島に3ヶ月間リゾートバイトで働いてきました。
レストランで人に指示を出す立場だったときには、「どうやって人のタイプを見極めて、どう
指示を出していたか」
また、トマトの作業のときは、「自分のタイプと向き合って、どうやって成長していったか」
それらを、次の章で具体的に書いていきたいと思います。
第2章 自分の過去、失敗と成長
その前に、少しだけ過去の話をさせてください。
仕事でいうと、高校一年の頃から始めていました。学生時代だけで10以上の職種を転々としていて、何かに夢中になるでもなく、ただ「お金のために仕方なく働く」そんな無気力な若者だったと思います。
当時の自分には、仕事に面白さもやりがいも
まったく見出せていませんでした。
人付き合いも苦手で、お金が貯まったら辞めて、なくなったらまた新しいバイトを探して…
そんなことの繰り返しでした。(こうして書いてみると、正直、今とそこまで変わってない気もしますが)
特に大きかったのは、「この仕事を頑張る意味ってあるのか?」という、冷めた目線でいつも仕事を見てしまっていたこと。
その温度感が伝わるのか、どこへ行っても妙に
馴染めず、自分から何かをしようという気持ちも起きない。言われたことを、言われた通りに、嫌々やるだけ。
そして、何をするにも「本当にこれで合ってるのかな?」と不安ばかりが先に立って、自信がとにかく持てなかったです。
当然ながら、そんな自分に仕事を任せる側も不安になるわけで。細かく注意されて、それにイラついてギクシャクして、結果さらに萎縮して…。完全に悪循環でした。どの仕事もそのループから抜け出せなかったです。
これは正社員として雇ってもらった時も同じで、あまりに消極的で存在感もなかったため、たった1年でクビになりました。そのとき言われた言葉は今でも覚えています。
「1年間あなたを見てきたけど、まったく成長が見られなかった。そんな人に給料は払えない」
「あと、常識がなさすぎる。それと世間の感覚があまりにないから、まずはそれを身につけなさい」
当時はそれなりにショックでしたが、今思い返せば、まぁその通りだなと思います。本当に常識がなかったし、社会を舐めていたのと、仕事に対して鈍感だったんだと思います。今ではあの出来事に感謝してますし、いい思い出です。
その頃の自分は、何か考えていたとしても、それを行動に移すことができなかった。自分の意見を口にすることすら苦手で、「間違っていたらどうしよう」という不安と、どこかで「恥ずかしい」という気持ちが勝っていました。
要するに、要領が悪かったんです。
でも、そんな自分が明らかに変わった出来事がありました。それは、業務委託の仕事をした時です。
初めて「自分ひとりでなんとかしないといけない」という状況に追い込まれた時です。
実は、その時の提携先の上司に
自分は認められていませんでした。
自分では自信があっても、それを認められなければ意味が無いし、他人から見たらそう見えるのであれば、社会ではそれが全てなんです。
提携先の上司からは「こんな若いやつにできるわけがない」くらいに思われていて、完全にナメられていました。正直、期待なんてゼロ。むしろ「最低限だけやってくれたらいいから」くらいの温度感。
でも、その時に強く思ったんです。
「絶対に結果を出して、見返してやる」と。
全てが自分一人の責任で良いも悪いも自分。言い訳も逃げ場もありませんでした。プレッシャーもありました。
だからこそ、必死にやりました。
あの手この手で試行錯誤して、自分なりに考えて動いた結果、歴代最高の売り上げを叩き出しました。運が良かったのもありました。けど、結果を出しました。20代半ばの時です。あのとき、ようやく「仕事って、ちゃんとやれば報われるんだ」と思えた気がします。
その経験がきっかけで、仕事に対する意識がガラッと変わりました。本気で取り組むことの大切さ、結果が出たときの嬉しさ、信頼されていく事への喜び、真面目に仕事をするからこそ出てくる楽しさ。
誰かにやらされるのではなく、「自分の責任と意思で動いていいんだ」と学びました。ようやく、ほんの少しの「自信」を手に入れた瞬間でした。
そこから少しずつ、仕事を色んな角度から見るようになり、過去の苦い経験も糧になって、少しずつ“要領”が良くなっていった気がします。
これが、仕事がまったくできなかった自分が
少しずつできるようになっていった過程です。
劇的なターニングポイントなんて、たいていは
無いです。ただ、小さなきっかけで、人の流れは変わる。だから、今「仕事ができない」と悩んでいる人も、ほんの些細な体験で風向きが変わる可能性は十分にあります。
もしかしたら、そのきっかけが、この記事かもしれないし、明日の誰かの言葉かもしれないです。
・「仕事ができる人」は、何を考え、どう動いているのか?
では、次の章では、実際に自分が淡路島でどんな風に働いていたか、3ヶ月間の記録をもとにお話ししていきます。
普段はなかなか知る事のない“仕事の思考”を、
細かく書きました。再現性のある思考と行動を、自分の言葉で丁寧にまとめています。読めばすぐに試せることばかりです。実践すれば、きっと「仕事、できるね」と言われる日が来ると思います。
第3章 淡路島リゾバでの実践
・農業×レストランの現場で何を見て、どう働いたのか
今回のリゾートバイトの舞台は、淡路島の農家さんでした。
ただの農家ではありません。
ここではイチゴやトマトを収穫し、その食材を
使って、自社のレストランやカフェで料理を提供していました。
採れたてで過保護に育てられたフルーツや野菜を、目の前のお客さんが「おいしい!」と食べてくれる。その様子を直接見ることができる、そんな素敵な場所で働いていました。
ほかにも変わったイチゴ狩りやトマトの収穫体験、さらには来年にはブドウ狩りもスタートする予定とのことで、とにかく面白いことをたくさん仕掛けている農家さんでした。
自分の担当は、レストランとトマト畑でした。
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