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語学オタクの還暦主婦、今年もF1でアルバイト。鈴鹿サーキット稲生駅で英語のアナウンスをしていたのは私です!!

こんにちは。

今年もF1の季節がやって来ました。コロナ禍を経て来場数はうなぎのぼりだそうで、今年は4日間で30万人が来場するといわれていました。感覚的には8割方が外国人観光客です。日本語があまり聞こえて来ません。
ちょうど桜の季節とも重なるので、F1と桜の両方を楽しもうと考えている観光客も多いのではないでしょうか。

働く場所は今年も「鈴鹿サーキット稲生駅」上りホーム

今年も伊勢鉄道鈴鹿サーキット稲生いのう駅、上りホームでのアナウンス担当となっております。列車の到着を知らせたり、ホーム上で誘導をしたり、イレギュラーな事案のアナウンスをしたりします。お客様から列車のスケジュールを尋ねられたり、乗車位置や切符のことなどいろんなことを聞かれるので、そういった応対も英語で行います。ライトな鉄子さんである私にとっては嬉しい仕事でもあります。

イベントが終了すると大勢のお客様が駅に来ます。普段は無人駅なので、大したアナウンスが流れません。しかも日本語オンリー。お客様の大半が外国の方なので英語のアナウンスが欠かせません。


3月29日の決勝が終わった後の駅の様子です

列車の到着を知らせるのは基本中の基本で、一番骨が折れるのが列車に殺到するお客様に注意を促すアナウンスです。特に名古屋方面に帰られるお客様が圧倒的に多いので、全員を安全に列車に乗せることが大事なんです。


伊勢鉄道のこの駅は普段は、1時間に1本程度の
列車しか停まらない無人駅です
JRの車両も借りて全力でお客様を名古屋方面へ
運びます
直通便が少ないので、乗換案内は必須です

ホーム上を走らないでください!(警察官も目を光らせてます)
どんどん前に進んでください!
近くのドアから乗ってください!
乗ったら後からくるお客様のためにもう一歩中に詰めてください!
最後尾の1両目が比較的空いています!
これらを英語にしてホームで案内します。

列車の運行時間のスケジュールもあるのでモタモタしていられませんが、一人でも多くのお客様を乗せなければなりません。アナウンス中にも行き先や乗り換えについて尋ねてくるお客様もいるので、なかなかハードです。

今年はフランス語で話せた!

基本は英語を使います。でも、フランス語でも対応できるようになるといいな、と思っています。Duolingoで鍛えた(?)フランス語を使えないものかと密かに野望を抱いています。去年使った英語でのアナウンスはすべてノートに書いてあるので、フランス語に翻訳しているものもあります。少しづつ増やしていって、ゆくゆくはフランス語もOKです、と胸を張って言いたいものです。

もちろん、今回はこれらのアナウンスのフランス語バージョンを使う機会はありませんでした。が、たまたま乗り換えについて尋ねてきたお客様がフランス出身と聞いて、すぐに言語をフランス語に切り替えました。
しばしフランス語での会話です。もう恥ずかしいくらいに簡単なことしか話せませんでしたが、それでも会話はできました。Duolingoで毎日フランス語を聴いているせいか、聞こえてくるフランス語はだいたい理解できましたよ。こんなおばちゃんの拙いフランス語に付き合ってくれたイケメンのフランス人青年さん、Merci beaucoup!です。

とにかく英語で話しかける

英語が分かろうが分かるまいがこちらは英語で話しかけます。非ネイティブの人もそれなりに頑張って英語を話してくれるので、なんとかコミュニケーションは取れます。この「通じた!!」という感覚。いいですねぇ。言いたいことを日本語以外で伝えて、それがちゃんと伝わる。この嬉しい気持ちが外国語の学習の励みになりますから。

たまにはホームのお客様に後ろからExcuse me! と声をかけたら「なんですか?」と日本語で返されることもありますけどね。

今年はカナダやノルウェーからのお客様と話す機会があったのですが、どちらも日本をbeautifulな国だと言ってくださいました。お世辞かもしれませんが、言われて嫌な気持ちにはなりません。

鉄道のプロとの仕事は面白い

一緒にホームで案内を担当するのは、元JR職員のKさん。去年も相方を務めさせていただきました。運行のプロです。JRのこと、駅のこと、鉄道全般について詳しいです。そりゃそうです。そんなKさんと一緒に仕事をさせていただけるのはとても勉強になります。
私はライトな鉄子さんなので、Kさんと話していると退屈しません。ただ、Kさんは運行のプロであってアナウンスのプロではないので、ずっと「アナウンスの仕事だけはやりたくなかったのに・・・」と」こぼしてました。そんなKさんとはすっかり仲良くなったので、また来年もご一緒できるといいなと思っています。

来年への課題

基本的に上りホームに常駐して英語のアナウンスをするのは私一人です。下りホームには常に通訳がいるわけではなさそうでした。誰でも英語のアナウンスができるように、今回私が話したことを状況別に整理して、マニュアルを作れるといいなと思いました。当然突発的な事案が発生して、急遽英語でアナウンスをしなければならないことはありますが、大部分は決まった表現を使えばいいだけです。まだ記憶が新しいうちに書き出しておこうと思います。近い将来にはAIの自動音声でのアナウンスになるかもしれませんけどね。

今年で2回目になった鈴鹿サーキット稲生駅でのアルバイト。このnoteを読んでくださる方の中にはあのホームで列車を待っていらっしゃった方がいるかもしれません。あぁ、こんな還暦のおばちゃんが頑張ってたんだ・・・と笑っていただけたら幸いです。
きっと来年もいますよ、私。伊勢鉄道鈴鹿サーキット稲生いのう駅上りホームでマイクを握りしめて皆様のお越しをお待ちしております。

F1のレース結果?こんなに盛り上がっていたのに、それは全く預かり知らぬことで・・・・・。

ここまでお読みいただきありがとうございました。




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