見出し画像

今日のピックアップ|2026.07.20

収集した記事の中から取り上げた、今日のピックアップです。


⬛️  12万ドルのボウリングセンター用システムを、1,600ドルの ESP32 で置き換えた

I replaced a $120k bowling center system with $1,600 in ESP32s

アメリカ中西部の田舎で、廃業していた8レーンのボウリング場を買い取ったSRE の方の投稿です。

2008年に導入されたスコアリングシステムは、ボールの速度やピンの検知までこなす立派なものでしたが、1 レーンあたりの交換部品だけで 4,000ドル、システム全体を丸ごと入れ替えるとなると 8万〜12万ドルもかかるという状況だったそうです。

そこでこの方は、 ESP32 と ESPNow のメッシュネットワーク、Redis 、ラズパイを組み合わせて、1 レーンペアあたり 200〜400 ドルというコストで同等のシステムを自作してしまいました。

70 年前からある機械式のピンセッターに対して、リレーを 1 つ動かすだけという構造だったのも面白いポイントです。

オープンソースとして公開予定とのことでした。

12 万ドルのシステムの中身が「古い機械にリレー 1 個」だったというオチに笑ってしまいました!

ベンダーロックインへの不満から始まって、実際に手を動かして解決してしまうところにエンジニアの本気を感じます。

田舎町にボウリング場を残すためという動機も温かかくていいですね!


⬛️  Claude Code は現在、Rust で書かれた Bun を使っている

Claude Code uses Bun written in Rust now

Bun の作者である Jarred Sumner さんが、自身のブログ記事「Rewriting Bun in Rust」の中で「Claude Code の v2.1.181(6月17日リリース)以降は、 Rust で書き直された Bun を使っている」と明かしたことをきっかけに、Simon Willison さんが実際に自分の Claude Code のインストールを調べてみたという内容です。

手元のバイナリを `strings` コマンドで調べてみたところ、 Bun v1.4.0 という、まだ公開されていないバージョン番号が出てきたそうです。

さらに `.rs` ファイル名を抽出してみると 563 個ものファイルが見つかり、確かに Rust 版の Bun が実際に動いていることが確認できたとのことでした。

Claude Code の裏側が、実はこっそり Rust 化されていたと知ると、ちょっとワクワクしますね!

Jarred さんの「Boring is good(地味なのはいいことだ)」という言葉も印象的でした。

派手な発表じゃなくても、ちゃんと動いて速くなっているならそれでいいんだなと、なんだか安心感がありました。


⬛️  OpenAI、Codex のコンテキストサイズを 372k から 272k に一時的に引き戻す

OpenAI reduces Codex Model Context Size from 372k to 272k

Codex 上で GPT-5.6 Sol のコンテキストサイズ上限を 372k に引き上げたところ、想定していたよりもずっと多くの使用量が消費されてしまう結果になったため、OpenAI が一旦 272k に戻したという話です。

数日かけて改めて 372k へ戻す作業を進めていくとアナウンスされています。

背景には、推論の強度(内部では "juice value" と呼ばれているそうです)を
変更する実験を行っていたことも関係していたようで、そちらも元の設定に
戻されたとのことでした。

ユーザーからは「せっかく広がったコンテキストが縮んでしまった」という反応も出ていて、Codex 側の GitHub の Issue でも不満の声が上がっていました。

コンテキストが広がったと思ったらすぐ元に戻る、というのは使っている側からするとちょっと振り回された気持ちになりますよね。

長いコンテキストが恋しくて Claude を使い続けているというコメントも見かけて、思わず笑ってしまいました!





サイトマップはこちらから ↓