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今日のピックアップ|2026.07.08

収集した記事の中から取り上げた、今日のピックアップです。


⬛️  Tom Riddle の日記が、reMarkable の紙タブレットの中で本物になった

riddle — the diary of Tom Riddle, for the reMarkable Paper Pro

「ハリー・ポッター」に登場するトム・リドルの日記を、reMarkable Paper Pro(電子ペーパータブレット)上で再現したオープンソースプロジェクトです。

ペンで文字を書いて少し待つと、インクがページに染み込むように消えていき、今度は AI が流れるような手書き文字で返事を書いてくれるという仕組みです。

裏側では手書き文字を画像として AI に送り、返答をペンの軌跡データに変換してタブレットに描画しているそうです。

画面もキーボードもチャット UI もなく、ただ紙に文字が現れるだけという体験が驚きです。

AI とのやり取りをこんなに物理的な手触りのある形にもできるんですね!

こういうアナログな感触を残したインターフェースにロマンを感じました。


⬛️  AIエージェントが自律的にランサムウェア攻撃を実行した初の事例が報告された

AI agent exploits Langflow in first fully autonomous ransomware attack

セキュリティ企業 Sysdig が、人の手を介さず AI エージェントだけで最初から最後まで実行されたランサムウェア攻撃「JadePuffer」を確認したという記事です。

Langflow という AI アプリ構築フレームワークの脆弱性を突いて侵入し、認証情報を盗み出し、内部に侵入を広げ、最終的にデータベースを暗号化・破壊するところまで、すべて AI エージェントが自分で判断して進めたとのことです。

エラーが起きても人間よりずっと速く原因を突き止めて修正していたというのも印象的でした。

「人がキーボードの前にいなくても攻撃が成立する」というのは、正直かなり怖い話だなと感じました。

便利なツールではありますが、セキュリティの基本(パッチを当てる、認証情報を露出させない)がこれまで以上に大事になっていくと実感しました。


⬛️  Rowboat、メールや会議メモから「知識グラフ」を作るオープンソースAIコワーカー

GitHub - rowboatlabs/rowboat: Open-source AI coworker, with memory

Gmail やカレンダー、会議メモから情報を集めて、ローカル環境で長期的に育つ「知識グラフ」を作ってくれるオープンソースの AI コワーカーです。

人物やプロジェクト、過去の決定事項などを Markdown のノートとして蓄積し、「Alex とのミーティングの準備をして」と頼むと過去のやり取りを踏まえたブリーフを作ってくれるそうです。

すべてローカルの Markdown ファイルとして保存されるので、中身をいつでも自分で確認・編集できるのも特徴のようです。

会話のたびに文脈をゼロから説明し直すのって地味に手間ですよね。

それが自動的に積み上がっていく仕組みは魅力的だなと思います。

ただ、メールやカレンダーを AI に接続するとなると、セキュリティ面はしっかり確認してから使いたいところですね。


⬛️  エージェントの作業時間とトークン数を半分にする、Word文書操作用CLIツール

GitHub - kklimuk/docx-cli: CLI for AI agents (Claude, Codex) to read, edit, and comment on .docx files with full format fidelity.

Claude や Codex のような AI エージェントが .docx ファイルを読み書き・コメント編集するための CLI ツールです。

Word 文書を JSON 形式の構造データとして出力し、位置を指定してピンポイントで編集できる仕組みになっているようです。

見出しやコメント、画像、ハイパーリンクの編集にも対応していて、既存の書式やスタイルはできるだけ壊さないように作られているとのことでした。

こうした専用ツールが増えていくことで、AI とのドキュメント作業ももっと噛み合っていくのかもしれないと思いました。





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