今日のピックアップ|2026.05.17
収集した記事の中から取り上げた、今日のピックアップです。
⬛️ Musk vs OpenAI、3週間の裁判が終わって陪審員審議へ
Musk vs OpenAI、3週間の裁判が終わって陪審員審議へ
Elon Musk が OpenAI・Sam Altman らを訴えた裁判が、オークランドの連邦裁判所で3週間にわたって行われ、ついに陪審員審議の段階に入りました。
証言台に立ったのは Musk 本人を含む6人の億万長者で、法廷外ではデモ隊が「億万長者対億万長者」と批判する場面もあったようです。
もともとの争点は、OpenAI が非営利の理念を捨てて営利化に舵を切ったことへの異議申し立てで、AI の未来に関わる重要な裁判だという認識が広まっています。
裁判の行方が AI 業界全体に影響を与える可能性があるということで、評決が出るまで目が離せない状況ですね。
⬛️ Claude をエージェントにして OSS バウンティで稼げるか試した話
Claude をエージェントにして OSS バウンティで稼げるか試した話
トークン予算 $20 で Claude をエージェントとして動かし、オープンソースの懸賞金プラットフォーム Algora でお金を稼げるか実験した、という記録です。
結果は $0 でしたが、データとしてはむしろこっちの方が面白いと著者は書いています。
まともな懸賞金には公開直後から8〜158件もの PR が殺到していて、すでにエージェントファームが競合している状態だったとのことでした。
「正直に言うと、間違ったアプローチを選んだ」という結語が清々しく、失敗を包み隠さず出してくれているのが読んでいて気持ちよかったです。
Claude が使われた実験記録として、純粋に興味深い一本でした。
⬛️ DeepSeek-V4-Flash で LLM ステアリングが面白くなってきた
DeepSeek-V4-Flash で LLM ステアリングが面白くなってきた
LLM の出力を、プロンプトではなくモデルの内部の活性化を直接操作することで誘導する「ステアリング」という技術を掘り下げたエッセイです。
以前 Anthropic が公開した Golden Gate Claude(何を話しても金門橋の話に引き戻されてしまうモデル)がその代表例で、著者はあの実験がずっと頭に残っていたそうです。
これまでステアリングは「ローカルで動かせる十分に強いモデルがない」という壁があったのですが、DeepSeek-V4-Flash の登場でそのハードルが下がったという話でした。
著者自身は「プロンプトで代替できる範囲が多い」と懐疑的な立場を取りつつ、今後半年で何かわかるかもしれないと書いていて、その誠実さが印象に残りました。
