今日のピックアップ|2026.06.29
収集した記事の中から取り上げた、今日のピックアップです。
⬛️ ChatGPT がプロンプトを文字通りに解釈しなくなった ― 小さな変化が大きな話
ChatGPT has stopped taking your prompts so literally — and that's a bigger deal than it sounds
OpenAI が GPT-5.5 Instant をひっそりアップデートし、ChatGPT がプロンプトを字義通りに受け取るのではなく、意図を汲んで応答するようになったという記事です。
修正後は、会話の流れが変わっても前のやり取りの内容を引き継いでくれるようになり、より自然にやり取りできるようになったとのこと。
ただし Voice Mode でサーカズムを試したら「会話を終わらせたいのか」と受け取られたそうで、まだ完全ではないようです。
AI に「何を言ったか」ではなく「何を言いたかったか」を理解させるのは、
思ったよりずっと難しいんだなと感じました。
こういう地味なアップデートが積み重なって、使い心地がじわじわ変わっていくんですね。
⬛️ オープンウェイトモデル GLM 5.2 がサイバーセキュリティのベンチマークで Claude を上回った
GLM 5.2 beats Claude in our benchmarks
セキュリティツール Semgrep のチームが、IDOR(アクセス制御の脆弱性)検出ベンチマークを複数モデルで比較したところ、中国の Zhipu AI が開発したオープンウェイトモデル GLM 5.2 が、専用ハーネスなしの素のプロンプトだけで Claude Code(Opus 4.8)を上回ったという結果になりました。
コストは Claude の約 6 分の 1 とのこと。
とはいえ Semgrep 独自のパイプラインを使ったときは Claude を組み込んだ構成が最上位で、「ハーネスの設計がモデルの性能差より大きい」という結論も出ています。
「どのモデルが強いか」より「どう使うか」が結果を左右するという話は、
いつ読んでも刺さります。
オープンウェイトモデルがここまで来たというのも、改めてびっくりでした。
⬛️ OpenAI Codex、機密ファイルを除外する機能がまだない ― GitHub issue は今も未解決
A way to exclude sensitive files issue still open for OpenAI Codex
.env や秘密鍵などの機密ファイルを Codex のエージェントに読ませない仕組みが、リリース当初から要望として上がっているにもかかわらず、依然として未実装だという GitHub issue です。
Claude Code や Gemini はすでに対応済みとのコメントも多く、スレッドには不満の声が並んでいます。
OpenAI 側の担当者は「優先度が上がってきた、実装中」とコメントしているものの、長期未解決の状態が続いています。
セキュリティ上の懸念がこれだけ明確なのに、なぜ「初日に実装すべき機能」として対応されなかったのか謎ですよね。
他のツールと比べると、確かに対応の遅さは気になりますね。
