今日のピックアップ|2026.07.07
収集した記事の中から取り上げた、今日のピックアップです。
⬛️ OpenAI が規制支持へ、議会の複数法案を後押し
OpenAI endorses multiple tech bills in Congress as it bets on regulation over resistance
OpenAI が、他社がまだ対立的な姿勢を取っている規制の分野で、静かに複数の法案を支持し始めているという記事でした。
子どもの AI 保護を掲げる KOSA、ディープフェイクの被害者に民事の救済手段を与える DEFIANCE 法案、さらにカリフォルニア州のSB 53 やイリノイ州 SB 315 といった州レベルの法律も支持リストに入っています。
特にイリノイ州 SB 315 は、年間 5 億 ドル以上の収益がある AI 開発企業に
安全フレームワークの公開と、事故に対する責任を求める内容で、すでに可決済みとのことです。
記事は、こうした規制対応力の高さが大企業にとって参入障壁になり得るという投資家視点の分析もしていて、規制を「避けるもの」ではなく「先回りして味方につけるもの」として使う姿勢に、なるほどと思いました。
連邦レベルの包括的な AI 法制がまだ止まっている中で、州レベルの動きが実質的な標準になりつつあるという流れも見えてきますね。
⬛️ Anthropic とホワイトハウス、政府出資は協議していないと否定
Anthropic, White House Have Not Discussed Government Stake in Firm
先週 OpenAI が政府に自社株の一部を提供する案を検討していると報じられていましたが、Anthropic は同様の話し合いをホワイトハウスとしていないとReuters が報じた記事でした。
OpenAI の Sam Altman が政府へ 5 パーセント の株式提供を打診したという
Financial Times の報道を受けて、他の AI 企業も同様の動きをしているのかが焦点になっていたようです。
記事の中では、先月 Commerce Department が Anthropic の先進モデル 2 つに一時的な輸出規制をかけ、その後解除した経緯にも触れられていて、政府と AI 企業の距離感がここ最近でかなり近づいていることを感じました。
国が AI 企業の株を持つかどうかという話が現実的な検討事項として出てくること自体、少し前では想像しづらい展開だと思いました。
