今日のピックアップ|2026.07.01
収集した記事の中から取り上げた、今日のピックアップです。
⬛️ Claude Sonnet 5 が発表された
Anthropic が新しいモデル「Claude Sonnet 5」を発表しました。
これまで Sonnet クラスのモデルは、Opus クラスと比べるとエージェント性能(自律的にツールを使ってタスクをこなす能力)で差がありましたが、Sonnet 5 はその差を大きく縮めたそうです。
Opus 4.8 に迫る性能を、より低い価格で実現しているとのことでした。
料金は 100 万 入力 トークンあたり 2 ドル、100 万 出力 トークンあたり 10 ドルという導入価格からスタートし、8 月 31 日 まではこの価格が適用されるそうです。
Free プランと Pro プランではすでに標準モデルとして利用できるようになっているとのことでした。
安全性の面では、Sonnet 4.6 と比べて不整合な挙動の発生率が全体的に下がった一方で、サイバーセキュリティ関連のタスクの実行能力は意図的に抑えられているそうです。
個人的に Sonnet はバランスが良くて気に入っているので、使うのが楽しみです!
⬛️ Claude Code が、隠れた識別マーカーを仕込んでいたことが判明した
Claude Code Is Steganographically Marking Requests
あるエンジニアが Claude Code のバイナリを調べたところ、システムプロンプトに埋め込まれる日付表記の中に、見た目ではほぼ判別できない小さな違いが仕込まれていることを発見したという記事です。
具体的には、接続先の API のベース URL や、端末のタイムゾーンが特定の条件(中国系の AI ラボや関連ドメインなど)に一致すると、日付の中のアポストロフィの種類がひそかに変わったり、区切り文字が変わったりする仕組みになっていたそうです。
通常の Anthropic の API をそのまま使っている場合は、この仕組みは働かないとのことでした。
筆者は、不正利用対策として意味は理解できるとしつつも、見えない形で分類情報をプロンプトに埋め込むやり方には疑問を投げかけていました。
確かに、見えない形で埋め込むというのはいい気分ではありませんよね。
この件に関しての、Anthropic の見解はどうなのか気になるところです。
⬛️ Claude Fable 5・Mythos 5、輸出規制がついに解除された
アメリカ商務省が、Claude Fable 5 と Mythos 5 に対して出していた輸出規制の指令を、ついに解除したそうです。
アクセスは翌日から順次再開されるとのことでした。
そもそもの発端は 6 月 12 日 、政府が「国家安全保障上の懸念がある」として、外国籍のユーザー(Anthropic の従業員も含む)による両モデルへのアクセスを全面停止するようAnthropic に指令を出したことでした。
Anthropic 側は、指摘されたのは限定的な脆弱性で、他社の公開モデルでも同様に見つけられるレベルのものだと反論していたそうです。
その後、Mythos 5 は一部の信頼できる組織向けに先行して再開されていましたが、今回 Fable 5 も含めて全面的な解除に至ったという流れでした。
解禁になったとはいえ、価格の壁は高そうですね。
