海外の不登校の事例に学ぶ「国際フォーラム」初開催
*都内で初の国際フォーラム
国内の不登校児童生徒数が
過去最多になったことが報じられて話題となりました。
ようやくというか。
やっとというか。
不登校にどう対処したらいいかを政府レベルで
考え出したようです。
文部科学省は
海外の不登校に関する施策や事例から学ぼうと
「不登校国際フォーラム」を都内で初めて開きました。
フォーラムには経済協力開発機構(OECD)、
アメリカ・ロードアイランド州、イギリス、ノルウェー、
文部科学省の不登校問題担当者が出席しました。
ロードアイランド州では、
州全体でソーシャルメディアを使い、学校に出席するキャンペーンを展開。
イギリスでは、
収集した欠席データや欠席理由を分析し、各学校に指導や助言をしている。
ノルウェーでは、不登校の予防と対処に関するガイドラインの策定。
専門家だけではなく、
保護者や子どもを含めたグループにも意見を求めている。
議論の中では、子どもや保護者への働きかけの重要性が強調されました。
「幅広く不登校を理解するには、当事者の生徒らの声が不可欠」
「家族の心のケアも必要」
「子どもが苦しい時は親も家族も苦しんでいる」
「学校と保護者が信頼関係を構築することが大きな意味を持つ」
「メッセージは誰が発信するかが重要で、それが政府とは限らない」
*数ではなく個々に支援を
「不登校」には様々な事情があり、個々がそれぞれ問題を抱えています。
35万人という数字ばかりにとらわれていると、個人を見失ってしまいます。
学校の対応に不満や不安を持っている保護者も少なくないのです。
心理や福祉の専門家などの支援を受けていない
不登校児童生徒は全体の4割に当たる12万5724人。
不登校児童生徒本人が支援を求めることはないと思うのです。
遠回りかもしれないけれど、
保護者への支援・心のケアを手厚くすることが
不登校への理解を深めることになると私は思います。
