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Jimmy Smith - Prayer's Meetin' (1963)

オルガンにタバコにタフなテナー。それにタイトルが祈祷会とのくれば聴かなくともかなり濃厚なソウルとブルースを感じますが、それがスタンリータレンタインとジミースミスの作品なら期待せざるを得ません。そして内容はそれをまったく裏切らないです

メンバー
ジミースミス:オルガン
クエンティンウォーレン:ギター
スタンリータレンタイン:テナーサックス
ドナルドベイリー:ドラム

Prayer Meetin'
ジミースミスのオリジナルでレイジーなテーマからエネルギッシュなスタンリーのソロへ。ジミーのソロはシーケンスフレーズも多用したレイジーなもの。

I Almost My Mind
1949年にアイボリージョーハンターがリリースしてヒットさせた曲のカバー。切なさいっぱいのブルージーなテーマとスタンリーの咽びすぎない咽ぶテナーが映えます。クエンティンウォーレンのギターはテクではなく感情で弾くようなスタイルでブルースそのものです。

Stone Cold Dead In The Market
ほんのりラテン調のミディアムナンバー。タンバリンのシャンシャンしたリズムが賑やかでとても楽しいです。

When The Saints Go Marching In
トラディショナルのカバーでタンバリンとオルガンが聴き手を教会に連れていきます。アルトのような軽快なテナーはスタンリーが単に無骨なテナーを吹く人以上であることが分かります。

Red Top
ジーンアモンズのバージョンが有名な曲。彼はスタンリーにとって憧れともいえる人物でスタンリーがバリバリとテナーを吹き、ジミーのオルガンもいつも以上にガンガンとベースを響かせつつ濃厚なコール&レスポンスを交えます。一時期スタンリーのバンドにいたベーシストの中村照夫さんによるとある時ジーンアモンズがクラブに来たとたんスタンリーは今までのリラックスした姿勢はどこへやら。直立不動になって演奏を続けたそうです。

Piaknickin'
レイジーなブルースとエネルギッシュなアドリブを併せ持った一曲。彼らが単なるコマーシャルな演奏と軽んじられる演奏だけでなくビバップもできるということを言葉よりも雄弁に語っています。