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Odell Brown And The Organ-izers – Mellow Yellow (1967)

マーヴィンゲイ最後のヒット曲セクシャルヒーリング。それを共作してシンセの演奏をしたのが本作の主人公オーデルブラウンです。彼は61年に大学時代の仲間とオルガナイザーズを結成してシカゴを拠点にメンバーの一人、トミーパーヴィスが亡くなる69年まで活動。解散後はセッションやツアーバンドで活動していましたが2011年に亡くなっています。本作はそんな彼らの2ndアルバム。ビルボード200入りするほどのヒットを記録したそうです。サイケもラテンもエキゾチカもソウルフルだけど緩い感じにアレンジされていてとても気持ちいいです。

メンバー
オーデルブラウン:オルガン
ルイスサッターフィールド:ベース
マスターヘンリーギブソン:コンガ
カーティスプリンス:ドラム
アーティー"ドゥーク"ペイン:テナーサックス、ソプラノサックス
トミーパーヴィス:テナーサックス

Mellow Yellow
イギリスのフォークシンガーのドノヴァンのカバー。オリジナルもとぼけた感じの曲でしたがここでもとぼけたメロディを陽気に演奏していてとても楽しいです。サックスソロはアーティーペインがハイトーンの部分、トミーパーヴィスが低音部分のソロを担当しています。

Quiet Village
レスバクスターによって書かれたエキゾチカを代表する曲でかなり異質な選曲です。しかしオルガンとコンガのうさん臭さとチャカポコがたまらないイントロからテナーがあのメロディを奏でますがちゃんとコテコテのジャズになっています

Tommy's Thing
メンバーであるトミー作。リズムやテーマは気楽なジャズファンクですがソロは比較的オーソドックスなジャズっぽい感じに仕上がっています。そしていいのがヘンリーギブソンのコンガ。マスターの名も伊達じゃありません

Que Son Uno
ジョーキューバのカバーで陽気なブーガルーです。フリーク寄りのアドリブやシャウトも本場のラテンっぽい感じで下積み時代は観客が求めれればこういった曲も演奏していたのかもしれません。

Mas Que Nada
ジョルジベン作でセルジオメンデスで有名な曲ですがソウルフルにスウィングしながらもラテンの熱狂も持ち合わせた感じがいい感じです

Baby You Just Don't Know
トランペットっぽいソプラノサックスが面白い一曲。ソロはソプラノだなって音ですがテーマ部分は結構トランペットっぽく聞こえます。煤けたオルガンも手堅いグルーヴを紡ぐコンガも最高です。

Ain't That Groove
最期は昔ながらのアーシーなスウィング。ジーンアモンズなんかを聴いて育ったんだろうなというのが感じられます。