Johnny Hammond - Breakout (1971)
CTIのサブレーベルとして発足したKUDU。ここはCTIよりソウル、ファンク色の強い作品をリリースするレーベルとして作られ、グローヴァーワシントンjr,エスターフィリップス、ハンククロフォード、アイドリスムハンマドが所属していました。そんなKUDUの記念すべき第一作目が本作。ジョニーハモンド(ジョニー"ハモンド"スミスとも)はプレスティッジからの移籍者。ここでは派手なオーケストラを排して3管にパーカッションにリズムセクションというミディアムコンボでの演奏。いかにも70年代前半らしい仕上がりのジャズファンクです。ちなみに彼の誕生日は12月16日。つまり本日です
メンバー
ジョニー"ハモンド"スミス:オルガン
ハンククロフォード:アルトサックス
グローヴァーワシントンjr:テナーサックス
ダニームーア:トランペット
エリックゲイル:ギター
ビリーコブハム:ドラム
ジョニーウィリアムス:ベース
アイアート:パーカッション
It's Too Late
キャロルキングの曲。コッテコテのオルガンとヘヴィなベース、キレのいいドラミングがかっこいい11分の大作です。エリックゲイルのギターもブルージーでありつつも彼らしいツッコミのあるトーンで聴きごたえ抜群です
Workin' On A Groovy Thing
ニールセダカの曲です。コッテコテというよりはスウィンギーで軽快な演奏です。エリックゲイルやグローヴァーワシントンのソロもオーソドックスなジャズっぽい演奏。そしてビリーコブハムのドラムが気持ちいい。軽くキレがよく弾むような音。ずっと聞いていられます。
Never Can Say Goodbye
ジャクソン5のカバー。グローヴァーワシントンのメロウでありつつタフなサックスが主役となっています。のちにフュージョンスターとして有名になりますがここではそれより前の泥臭い芸能を感じます
Blues Selh
60年代風のソウルジャズ。とにかく音を詰め込むようなオルガンとドラムが圧巻です。そしてエグエグのギター。ここだけジョージフリーマンかと思ってしまいます、
Breakout
いかにも70年代初めらしいグルーヴにゾクゾクします。あらかじめ書いた曲というよりグルーヴに乗ってソロを回したような印象を受けます。そして最後は無粋なフェードアウトで終わります。これだけは不満です。
