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mikanのミッションを刷新しました

この記事は、mikan Advent Calendar 2025 26日目の記事です。

昨日の記事は エンジニアリングマネージャーのgamiによる「フィードバックを支える技術」でした。

mikanではリモート中心な働き方の中でも、個人の努力に依存しすぎずにフィードバックをする仕組みが複数あります。

記事内に登場しているのでぜひ読んでみてください!


はじめに


改めまして、こんにちは!
株式会社mikanの溝口です。
ありがたいことにメンバーが増え、今年のアドカレは25日からはみ出てしまったので、26日目をいただきました!

さて、掲題の通り今回のテーマは「ミッション」です。
発信がついつい後回しになりがちなのですが、実は我々mikanは今年の夏にミッションをアップデートしました。

ミッションの刷新自体は、一定長く会社を続けていると特別珍しいことではありませんし、やり方やフレームワークも、世の中にはたくさんあります。

ですので、この記事では再現性のある進め方についてではなく、刷新の背景やこだわったポイント、そして策定されたミッションを紹介していきます。

今回のnoteを通して、私たちmikanがどんなカルチャーを持った会社なのかを少しでも感じてもらえたら嬉しいです。



前のミッション


本質的なテクノロジー活用で、あらゆる英語学習によりそい、人生の可能性を広げる。
このミッションは、2019年に作ったものです。
当時はビットコイン事業を立ち上げた1年後。代表交代を経て、会社として再出発するタイミングでした。事業も組織も今とは大きく違っていて、社内外に対して「これからどういう会社としてやっていくのか」を、言葉としてきちんと示す必要がありました。

そういった意味で、当時のミッションはそのタイミングのmikanにとって、多少説明的で長くてもちゃんと役割を果たしていたと思います。

当時のカルチャーデックより


ただ、以前の策定からは5年。
ミッションやビジョン、バリューを設定したことがある方は聞いたことがあるかもしれませんが、こういったコピーにはおおまかな耐用年数があります。3~5年ほど経つと、世の中の変化や事業状況の変化がどうしても出てくるからです。

今回の刷新は耐用年数を意識したものではなかったのですが、mikanも例に漏れず、当時と比べ事業状況は大きく変わっており、実態とは少し距離があったり、補足説明でなんとかカバーすることが常態化していたりと、緊急性は低いながらもぼんやりと、でも着実に課題が積み上がっていました。


まさかの、ほとんど誰も使えていなかった…


最後のトリガーは採用に関する振り返りでした。

面談の質を改善しようという話の中で、「自社のやりたいことを、ちゃんと魅力的に伝えられているだろうか?」という問いが立ち、各人と話している中で衝撃の事実が。

全員が (経営陣すらも)ミッションをその言葉のままに使っていなかったのです。

まだ30人規模の会社で全員で対話できるサイズ。なんとかごまかし続けながらできるとは思いつつ、チームの旗としてしっかり機能するものにしたく、これを機に刷新することになりました。


新ミッションに求めたこと


ミッションはみんなをエンパワーするものですし、どうしてもきれいな言葉にしたくなりがちです。
ですが、作ってる時は見栄えが良く見えても、実際に使う時、浸透する時に違和感が出たり、行動に結び付かなかったりします。 (デザインしてる時もあるあるですね)

以前のミッションにも使いづらいところがいくつかあったので、刷新にあたってまずは「この言葉に何を求めるのか」をはっきりさせることから始めました。

求めたことは、大きく2つ。
一つは、今回のミッションを作るにあたって、自分たちのらしさやスタンスがきちんと反映されているか。
もう一つは、そのミッションを日々使い続けていくうえで、無理のない言葉になっているかです。

この2つを軸にしながら、
ミッションに求めたポイントを整理していきました。

まずは「らしさ・スタンス」に関わる2つ。
続いて、それを日々使い続けるための条件を3つ紹介します。


「らしさ・スタンス」を明確にする2つ

  1. N1が起点であること
    教育は、社会のインフラの一つだと思っています。そこを通る人は、いろいろな背景や目的、出口を持っていていい。
    だからこそ、あらかじめ一つの理想像や成長のかたちを決めるようなビジョンから逆算するアプローチではなく、N1を起点にするボトムアップなアプローチを取りたいと考えました。
    mikanが大事にしたいのは、目の前で学んでいる一人、一問に向き合う、その一瞬です。
    そうした現場感を中心に据えたまま、そこから自然に方向性が滲み出るよう言葉にすることを意識していました。

  2. 学ぶ人すべてにひらかれていること
    私たちが向き合っているのは、 年齢や属性ではなく「学ぶ人」そのものです。
    事業を通してできる限り多くの人に価値を届け、熱中した人生を送ってもらいたい、そしてその熱量は伝播していくと思っています。

    N1を起点にするからこそ、特定のセグメントに閉じていないかを意識しました。


日々使い続けるための3つ

  1. 「要するに…」と説明しなくても伝わること
    以前のミッションは抽象度が高く、かつ教育業界内でも似通っていて、mikanらしさを伝える際どうしても補足説明が必要でした。
    今回は、細かい説明を重ねなくても、方向性やスタンスが伝わることを意識しています。
    一言で全てを説明しきる必要はない。でも、「要するに」と言い直さなくても、大枠は共有できる。そのくらいの解像度を目指しました。

  2. 肩肘張らず、気取らずに話せること
    ミッションを考えていると、どうしても影響の大きさや理想を意識して、立派なことを言いたくなってしまいます。
    もちろん、目標を高く掲げること自体は大切です。ただ、当たり前ですが高ければ高いほどいい、という話でもありません。
    高い目標は視野を広げてくれる点でワークする時もあるのですが、他者からみた時に幅がありすぎると、違和感を持つきっかけになってしまいます。

    また数年経った後に更新していくことを前提に、今のmikanの実態から見て、自分たちで口にしたときに違和感がないか。背伸びをしすぎていないか。できるだけ客観視しながら選定を進めていきました。

  3. メンバーが自分の言葉として話せる余白があること
    ミッションは、誰かの言葉を借りて掲げるものではなく、それぞれのメンバーが、自分なりの解釈で使えてこそ意味があると思っています。
    この言葉を、自分のストーリーにどう重ねるかを想像できる余地があるか。 一人ひとりが違う文脈で使っても、芯はとらえたまま大きくズレないか。
    そんな余白が残っていることも大事な条件でした。



できあがった理念とミッション


紹介に入る前に 今回は新たに理念という概念も追加したので少しだけ紹介させてください。

それぞれの役割


元々理念を策定するつもりはなかったのですが、言語化を進める過程で、理想とする考え いわゆる「ビジョン」も欲しくなり、話していた内容を言葉に落としていきました。
上述した通り、N1を起点にしたい考えも踏まえて、よりしっくりくる「理念」という呼び方にリフレーズしました。


それではお待ちかね、実際にできたアウトプットの紹介です!


理念 : たった一人の好奇心を信じる

若めの会社には珍しいですが、理念としました


たった一人の好奇心を信じる

好奇心は熱中のもと。
はじまりは、ふとした小さな疑問だとしても 探求していくうちに、いつの間にか見える景色が変わり、 その広がりが人生に熱中をもたらします。
そして、一人ひとりが熱中し 自らの人生を創っていくとき、 明るい社会に繋がっていくはずです。
私たちmikanはたった1人の好奇心を信じ、 学びを支える事業を展開していきます。


ミッション : 小さな「できた」の積み重ねをずっと支える

副文は相変わらず長いです…が、こだわっているのでぜひ声に出して読んでみてください。


小さな「できた」の積み重ねをずっと支える
身につくまで学び続ける。 それはとても大変で難しいことです。
効率的に学習できるツールはたくさんありますが、 最後までやり抜ける学習者はごくわずか。
学び、実践し、身につけることは 想像以上に長い道のりで、 その過程で多くの人が立ち止まってしまいます。
歩み続けるために大切なことは、 小さな「できた」の積み重ねであると mikanは考えています。

たとえ大きな成果でなくとも この小さな「できた」という体験が、 好奇心を育み、次の一歩へつながり、 見える景色を広げていきます。
私たちmikanは、 小さな「できた」を学習の最小単位と捉え、 その一瞬一瞬にまで学習者によりそい、サポートし続けます。

テクノロジーだからこそできる支援。 人だからこそできる支援。
それらを一人ひとりのために組み合わせて、 楽しく学び続けられる教育を実現していきます。


最後に


今回の記事で、少しでもミッション策定の追体験ができていれば嬉しいです。

そしって、ミッションは作った瞬間よりも、これからが本番です。
社内での流通はもちろんのこと、事業、プロダクトを前進させることで、着実に距離を縮めて、また定期的にミッション自体を更新していきたいと思っています。

そのためにも僕たちmikanはいま採用を強化しています。
新ミッションや、このnoteをみて少しでも興味を持ってくださった方はぜひお声がけしてください。 (ロゴも変えようとしているのでそれもチラ見せできるかも…!)

最近の状況や、ミッション達成に向けて取り組んでいくことも合わせてぜひお話しさせてください!

直近募集中の職種はこちら


クレジット


デザイン:いちはら ( konoha デザイン )
コピーライティング:いちはら、mikan 髙岡、mikan溝口


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