見出し画像

【子育てエッセイ】#11 その繰り返しこそが、HSEらしい生き方なんでしょうね

「人と会いたい、けれど会うと疲れることも少なくない」

僕たちHSE(Highly Sensitive Extrovert)にとって、

これは生涯付き合っていかないといけない
ジレンマのようですね。


全人口の約6%という少数派である僕たちは、

社交性(Extroversion)によって人を求め、

その交流を通じて強烈なエネルギーチャージを
得るとされています。


しかし同時に、

人口の約20%が持つHSP(繊細さ)のセンサーが、
絶えず外部の刺激を拾い続ける。

このため、
「チャージ」と「消耗」が同時に起こる、
非常に不安定なエネルギー収支を抱えているんですよね。


HSEのエネルギー源は、「質」への依存度が比較的高いんだと思う

内向型HSP(HSP全体の約7割)が、

静かな「一人の時間」でのみ?
充電できるのに対し、

僕たちHSEの “主な” エネルギー源は、

「人」そのものということらしい。


確かに、

気の置けない家族、
心から信頼できる友人、
ポジティブな目標を共有する仲間など、

彼らから得られる称賛や感謝、
深い共感といった
「質の高いフィードバック」により、

活力が劇的に回復する感覚はあります。


でも、外向性のスイッチが入った活動は、
HSPのセンサーを暴走させてしまいます。

楽しかったはずのお茶会で
知り合いの些細な表情変化に気を取られ、

賑やかなイベントの帰り道で
人混みの音と光に体力を奪われる。


僕たちの日常は、常にこの、

“回復と消耗の綱引き” の上で
繰り広げられているように思います。



ただ、一方で、

僕たちは、深く疲れたときに
「一人になりたい」と感じることも
あるように思います。

これについては
どう考えればよいのでしょうか?


おそらく、この反応自体も、

むしろHSEらしいものであり、

必要不可欠な防御反応なのだと思います。


たとえば、

関わっていて楽しさを感じにくい仕事や、

予測不能な刺激も多い
未就学児の子どもとの時間のように、

質が悪かったり、刺激量が多い
「消耗モード」に入ると、

外向性による充電効果は
打ち消されていってしまう。


これは、僕たちが

「人と会うと元気をもらえるんだよね〜」と
感じている理屈とはズレているようですが、

そうではないんだと思います。


僕たちが人との関わりによって
充電できるかどうかは、

「質の高い、適度な関わり」に
限定されている。


極端なことを言えば、

どんな人であれ、
「質の低い、過度な関わり」によって
消耗はするでしょう。

けれど、僕らHSEの場合は、

自分の意思の及ばないところで、

自分にとっての
「質の高い、適度な関わり」の範囲が
狭いんだと思います。



仕事で苦手な人やネガティブな感情の
「ノイズ」を拾いすぎた後、

あるいは、絶え間ない感覚的な
「刺激の洪水」にさらされた後、

僕たちの繊細な脳は極限まで
疲弊してしまうんだと思います。


このとき、僕たちHSEが取るべき行動は、
おそらく内向型HSPと同じになる。

それは、「センサーを完全にオフにするために、
外部からのすべての刺激(人との関わりを含む)を
遮断すること」。

つまり、静かに一人になる時間です。


「今は極端な充電が必要なほど消耗している」という
身体の正直なサインとして受け止め、

自分を責めることなく、

静寂を優先することが重要になる。

そういうことなんだと思います。


この「極端な充電モードへの切り替え」を
意図的に、タイミングを逃さず行なうことこそが、

HSEの身体とともに生きる上では、
最も大切な自衛の技術なんでしょうね。


「ああ、今はもう静かになりたい」と思ったら、

どうにかして、短時間でもいいので
外部からの刺激を遮断する。

その時間は、次にまた誰かと笑い合うために
必要な準備期間なんだと思います。


疲れたら一人で休み、

元気が戻ったらまた人と笑い合う。


その繰り返しこそが、
HSEらしい生き方なんでしょうね。






↓(HSS型)HSEという特徴についても触れている、他の記事たち。


↓約1ヶ月、noteでの投稿をやってきた振り返りをしてみました。
 noteと自分なりに向き合っているけれど、ちょっと疲れを感じているなぁという方、ぜひ読んでみてください。


いいなと思ったら応援しよう!

みずか|ほころんでは、ほどく。子どもとの日々から 貴重な時間を使い、記事を読んでいただきありがとうございました。ぜひ応援していただけると嬉しいです。いただいたチップは、書籍を購入したり、他のクリエイターの有料記事を購入したり、noteの執筆や交流の時間を増やすために活用させていただきます。