ワタシ・・・ここにいてもいいのね
昨今、AIの進化は目覚ましいものがあります。
ビジネスシーンの多くが、AIのアシストによって成り立っていると言っても過言ではないでしょう。
特に画像生成AIは、多くの問題を孕みつつも日々新しい情報を吸収し、ブラッシュアップし続けています。
では、メディカルイラストレーションはAIで描けるのか?
挑戦してみました。
使用したのはCopilotです。
描いたのはビルロート1法。
胃と腸がつながっている方(幽門側)を切除し、残った胃と十二指腸をつなぐ手術法です。
これは全国の食道胃腸外科で標準的に行われている手技だと思います。
術後の状態はこれ↓

これをCopilotに指示して描いてみました。
まずはストレートに
『ビルロート1法のイラストを制作して下さい。』
と指示を出してみると。

・・・
いや、それ幽門近くを切って、まんまつなげただけやん。
Copilotよ、お前そもそもビルロート1法知ってる?

おお、分かっとるのね。
じゃあもう少し細かく指示を出して、再度描いていただきましょう。

びっくりし過ぎて思わずむせましたよ。
いやこれ、
患者死ぬからーーーーー!
何が怖いって、Copilotは医学用語としての『切除』という単語を『メス等を使用して切り取る』ではなく、『引きちぎる』と学習している点です。
こうした微細な間違った学習が、船底に空いた小さな小さな穴がやがて船を沈めるように、何か致命的な事態を引き起こすことが絶対ない、と果たして言えるのでしょうか?
さほど遠くない未来、AIによって的確なメディカルイラストレーションが描けるようになるのかもしれません。
でもとりあえず、今ここに私はいてもいいらしい・・・ようです。
