ミステリーの世界観と、焦げ跡と〜イメージを表現したかった中学生のわたしと、「秘密は守る」と言った母のこと〜
身体の声を聴けるようになったわたしが、当時の出来事を振り返っていくシリーズを書いています。
ここ何回かは、義両親のこと、引っ越しのこと、お金のことを書いてきましたが、ここ最近は久しぶりに実の両親のことを思い出してるので、今日もそのことを。
これは中学?の頃の話だったかな。小学生だったとしても、高学年の頃だったと思います。
当時金田一少年の事件簿が、めちゃくちゃ流行ってまして、空前のミステリーブームだったんですね。
で、なんか茉莉花少女も「ミステリー作家になりたい!」とか思ったんですが、すぐに「密室トリックとかは、考えられないな、、、!!」とすぐに分かり(笑)
でも、謎が謎を呼ぶ世界観というか、そうゆうのには憧れがあって。
ふと、「黒い手帳を開いたら、何故か焦げ跡があった。これは一体、、、!?」みたいなシチュエーションだけ、思いついたのです。
で、思いついたら、それを実際に表現したい衝動に駆られます。
手帳だから、ビリビリに破り捨てられてる箇所がある、というのはあるあるの展開だけど、焦げ跡ってめっちゃミステリー展開じゃないですか♡
で実家は、大きな仏壇に蝋燭とか灯す家だったので、ライターとかは比較的手に入りやすく。
あと、田舎の玄関だったので、玄関が死ぬほどだだっ広いだけでなく、石?とかで敷き詰められていたので。
「ここの玄関で、手帳を燃やせば、最悪燃えるのは手帳だけだし、完璧!」と茉莉花少女は思って、ライターで手帳を炙ることに、成功するのです!
ライターで手帳を炙ったら、火もちゃんとすぐに消えたし、頭で描いたイメージ通りに、謎が謎を呼ぶ手帳が、表現出来たんですよね。
何で燃えてるん?って感じだったし、焦げ跡もめっちゃ良い感じで!ミステリーな世界観を表現出来て、茉莉花少女はめちゃくちゃ満足してました。
いや、今振り返ると完全に厨二病なんだけど笑、でも、あの“世界を作りたい衝動”って、今思えば本当に尊い。
たとえ中学生なりのごっこ遊びでも、あの時のわたしはちゃんと、「やりたい」衝動の中で生きてたのだ。
でも、昔からちょっと詰めが甘かった茉莉花少女は、燃えカスの処理をそのままにしてしまい、母親に見つかることになります。
で、「ミステリーな世界観を表現したい」っていう茉莉花少女の気持ちは尊いけど、やっぱ火を使ったのは、今から考えてもマズい案件ですよね笑
母親からは、ただただ怒られて。
このミステリーな世界観を表現したいって思いも、多分言えなかったと思います。(言っても、分かってくれなさそうですしね)
で、母親は最初優しく「とりあえず、2度としないって約束してくれたら、父親には言わない」って言ってくれたんです。
父親は、子どもの頃からめちゃくちゃ怖いイメージがあったから、父親に言ったら、もう殺されるかも、、、!というくらいに感じていて。
なので、「父親に言わない」と言ってもらって、かなりホッとした覚えがあります。
でも、その舌の根も乾かぬうちに、父親から「お前、何かやらかしたんだってな、、、!!!」と言われたのです。
母親の方を見ると、「自分で言いなさい!」とか言っていて。
え?父親に内緒にするって、母親経由では言わないけど、自分で伝えろってこと?
いやいや、そんな文脈じゃなかっただろ??前後の文脈よく読めや!!!と、わたしは叫びそうになったのでした。
で、この出来事はしばらく「わたしって変なこと思いついてしまう、ヤバいやつ」として、記憶にしまっておいたんですが。
火を使ったのはマズかったけど、「手帳に黒い焦げ跡のあるミステリー展開」自体は、めちゃくちゃ尊い感性だったと思うんですよね。
それを、「思いついた自分」まで否定してしまったんですよね。
それは、聴いた身体の声を否定するということ。
今振り返っても、「ミステリーな世界観を、手帳の焦げ跡で表現したい」が、親に通じるとは思わないけど。
分からんやつは、分からんままで良い。
身体の声だって、世界中の人がわかる訳じゃないんだから。
でも、自分のその想いまでは、否定する必要ないんだよね。
そして、母親に「父親には内緒にする」と裏切られた件については、秘密を守ることへの重要性を、めっちゃ変な方法で伝えてくれてたんだと思う。
秘密にするって言ってバラされる悲しみを、わたしは体験してるからこそ、「秘密厳守」を当たり前に大切に出来てると、思うのである(つづく)
