ベトナム企業日記 #10. オフィスに必要なデスクをベトナムの職人さんにオーダーした
某月某日
新しく借りたオフィスに入居が可能になった木曜日、ヘクターが現場で部屋の測定を行い、机をオーダーしに行くことになった。
ベトナムは昔の日本みたいに職人さんがいっぱいいる。
街を歩いてみるとわかるが、1軒1軒、個人経営の商店が軒をならべ、バイクの修理店や、金物屋さん、一見何を作っているかわからないが金属や木製品を加工しているお店などがいっぱいあるのがわかる。
職人さんが多いため、オーダーメイドを依頼しても既製品をそれほど上回るような値段にならず、オフィスに置く家具をオーダーメイドで作る会社は多い。
ヘクターは自宅の近くのデスクを作ってくれる何軒かのお店の中から価格が僕たちの予算に合いそうなところを探して訪問し、写真をいくつか送ってきた。


最初に送られてきた天板の色が黒っぽく、暗めだったので、もうちょっと茶色っぽい、明るい色ないの?と送ると、色見本が送られてきた。

おぉ、わかりやすい。4つほど自分の好きな色を選んで番号を送り、そのなかからヘクターに好きなものを選んでもらったら、一番暗めのものを選んできたので、明るい茶色よりもダークな色がベトナム人にはしっくり来るのかもしれない。
あとは脚を鉄にするか、木にするか、中央に補強の脚を入れるか、現地で組み立てるか、先に組み立てるか、引き出しをつけるか、などなど、
物事を決める速さは超速だが、細かなところもしっかり話し合うのがベトナム流。
一度言われた価格が実は木の脚の価格で、鉄はもうちょっと高かったんだと店の親父から電話がかかってきたり、当日運んできて組み立てをやってくれる職人さんのチップはいくら必要なのかなどなど、とにかく膨大な情報交換の末にようやく机もきまった。
本当は自分もホーチミン市に行って物件の内見をしたり、こういう机の天板を見て職人さんと交渉したりしたいのだが、今やっているプロジェクトが佳境で、ホーチミン市に行けないのが残念である。
ともあれ、超速でオフィス開設に向かっていくのであった。
続く。
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