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今だから言える、救急救命現場で体験した「えっ!?」って思った事
最初に地元の市民病院に行った時。
私の血中酸素濃度が異常に低い事が判ってから、バタバタと看護師さん達の動きが慌ただしくなりました。
レントゲン撮影やら何やら、とにかく、言われるままです。
まな板の上の鯉です。
検査の為に血液を採りますとの事。
結構な量を採りますので驚かないで下さいね、と。
脚の根本あたりから採血したと記憶しています。
確かに、採血と言うには驚くほどの量でした。
それから色々ありまして…
近隣の別な市民病院に救急転送されまして。
病院に着き、救急車から降ろされた瞬間、病院スタッフの方々が駆け寄って来てくれます。
「お名前言えますかー?」
私の意識の状態を確かめます。
「佑場正滋です」
呼吸は苦しいですが、意識ははっきりとしていました。
体験して分ったのですが、こうした時に誰かに声掛けしてもらうのって、何だか安心できる感じがしました。
「私が誰か分かりますかー?」
ん?
誰だっけ?この人?
初対面じゃないのか?
「えっ!?」
思い出せない…
ヤバい、どうしよう…
「病院のスタッフですよー」
思わぬ解答(苦笑)
ちょっと質問の文言がややこしい。
個人的に難しい問い掛け、と言うか、なぞなぞ的な。
そして、またバタバタと色々と用意して頂き…
検査の為に血液を採りますとの事。
結構な量を採りますので驚かないで下さいね、と。
「えっ!?」
デジャヴ…
「さっきもしましたけど…」
「はい、でもね、また、必要なんですよ」
優しく返す看護師さん。
で、また採血と言うには驚くほどの量。
これで、血が足りなくなって、とか、ないよね…
これから下される死の覚悟を知る前に、その時、本人は暢気にもそんな事を思っていました。
まぁ、普通に生活出来ている今となっては、の話しです。
こうして笑い話としてお話しできるなんて、本当に感謝です。
