さみしい夜の『ザ・ワンワンズ』
三ヶ嶋犬太朗『ザ・ワンワンズ』を読んで頂きたく希望します。
爆速でアニメ化して頂きまして、動いてしゃべるキューティパイを拝みたいのです。
他国と戦争中のダックスランドという国の悪童矯正病棟には、アンデッドのジスフィ(11歳)、男性器に触れると相手の思考がわかるキューティパイ、殺戮機能はないのに殺戮をインプットされたロボットのスプートニク、敵国が送り込んだ元スパイ・ミッチが入っている。
問題児(ワンワンズ)と呼ばれる彼らの日常とは……?
365日マンガについて考えていれば、1年に何度か、なんで今まで読めていなかったのだろうと唖然とするマンガにぶつかることがある。
遅刻遅刻っていいながら食パン咥えて走った道角で、イケメンに遭遇するかのごとき、低確率の話です。運命と言い換えましょうか。
『ザ・ワンワンズ』、よすぎて読み終わると頭がぐわんぐわん回ります。
キュートがすぎる少年少女。
不謹慎にも程があるギャグ、
キレッキレのセリフ回し。
笑いをこらえて読み切るのは不可能。
カワイイ絵柄で倫理観のねーディストピア。一周回ってゆーとぴあ。
ワルイコばっかり出てくるけど、本質はみんなイイコ。
ピースが足りないガチャガチャ具合だから、出力が上手くいかないだけ。
どんな行動にせよ、ひとりぼっちのあの子のさみしさに寄り添える君たちは圧倒的に正義だよ。正義なんていわれたくないでしょうが。
だから、読み終わる頃にはめっちゃしんみりしてしまう。
ねえ、チェリーパイ。
君はきっと今でも幸せなのだろうけれど、わたしに祈らせてくれないか。君が大人になっても幸せでありますように。いつか物語が終わった後も、どこかでずっと幸せに暮らしてくれますように。
余計なお世話だってわかってるよ。
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