El nuevo realismo del barrio o y El nuevo amanecer del barrio 路上の新しいリアルと夜明け
路上の現実……ストリートのリアルってなんだろう? ストリートフォトを撮るようになってから、そんな問いがずっとある。とはいえ、現実そのものを問う、再定義するのであれば、写真という表現手段は、むしろ適していないようにさえ思う。カメラという機械や、レンズという光学技術を用いる利点は、その圧倒的な客観性や記録性にある。その辺はロラン・バルトの「かつて・そこに・あった (ca-a-ete)」を持ち出すまでもなければ、あるいは画像加工技術の進歩によって写真の客観性や記録性など、土台から揺らいでいるのですよと鼻白むほどでもない。やけに蒸し暑かった日の夜、大地から立ち上る熱気で揺らぎ、もやもやと揺らめく土星の輪を望遠鏡で観測するような、そういうあいまいかつ不確かだが、それでいて実在性への手掛かりとなるものが写真だと、自分は認識しているからね。だから、路上の現実を観察し、自分の思考として再定義する手掛かりとして、俺はストリートフォトを撮っている。写真は最初に掲げた問いを考える手がかりにはなるけど、もちろん答えではない。答えの断片ですらない。ただ、夜が明けるたび、路上には新しいリアルが生まれるのだ。






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