ワードローブの完成 【アルハンブラとクラッシュドゥカルティエ】
3月に大物を買うことに定評のある女、麦です。
去年2024年3月はバッグを買いました。
こつこつ自問自答しながら洋服を揃え、春夏秋冬のコーディネートが定まってきたところ。長年悩んだカルティエの時計も無事買い、満ち足りた服飾生活を送っていた2025年、大物を買う予定はなかったのですが…。
アルハンブラが欲しくなる
ヴァンクリーフ&アーペルのアルハンブラを購入するビッキさんのnoteを見て、なぜか心に残っていつまでも忘れられなかった。
アルハンブラは昔からいい物だな、と惹かれつつ「でも自分のものじゃない」と思っていた。知人がネックレスで持っていたから(お揃いになってしまう、なんとなく知人を思い起こしてしまう)、可愛すぎて自分には似合わないから、もっと若いキラキラした人がつけるイメージだから、などなど。「かわいいけど違うな」と思う理由はたくさんあり、真剣に検討したことがなかったんですね。
でも一旦気になってみると忘れられなくなった。俄然欲しくなってしまった。それからは公式のホームページやインスタの着画を見る日々。
気になったのはオニキスのヴィンテージアルハンブラのイヤリング。ピアス穴があいていないので元からイヤリング仕様なのがまずありがたい。(ハイブランドってピアスばかりじゃないですか?)

良いイヤリングが欲しくてTASAKIやブルガリを候補にしていて、特にブルガリが間違いなく似合ったけど、「絶対今すぐ欲しい!」とはならなかった。高価だし、いつか節目に買えたら嬉しいな…という届かぬ片思いのような気持ち。

マザーオブパール
しかしアルハンブラは気になった途端、寝ても覚めても忘れられない運命の一目惚れみたいになった。なぜか。
ワードローブにあわせると化学反応が起きそうな気がする
私のワードローブをキーワードで言ってみれば「上質」、「シンプル」。悪く言っちゃえば「地味」、「素っ気ない」、「寂しい」。
そんなシンプル&マニッシュな服装の上に「可愛い」「甘い」アルハンブラを持ってきたら、めちゃくちゃ良いバランスになるのではないか?!と思ったこと。これが一番大きい。清楚な白のマザーオブパールでなくあえて黒と金のオニキスで大人っぽさを担保しつつ、疲れが出てきた顔に気品と甘さを足す、これは40歳になった今の私でしかできない着こなしなのでは?…と。
その点で、ブルガリはとても似合ったけど予定調和。アルハンブラの可愛さで「外す」感じが絶妙に今の気分とマッチした。
仕事で理不尽な目に遭う
さて、仕事で嫌な目にあいました。
他部署から自分の部署に意見を求める依頼があり、専門的見地から助言をしてその仕事は終わるはずだった。それがなぜか、「これはうちの仕事じゃない、これは麦さんが引き取る仕事」となり(本当になんで??)、法律的なこともあって自分の部署的に「それはNG」なんですが、「なんで進めてないんだ」とえらい人から再三怒りの電話が顧客対応中にかかってくる変な状況となった。事態が収まりそうになかったので自分の仕事を終えた後に他部署の仕事を全部仕切って収めた。残業で。昼食を取る間もなく。
これまでも他部署と仕事するときは嫌な気持ちになることが多く、都度流していたのだが、今回ばかりはあまりの理不尽さにめちゃくちゃキレた。他部署で放置されていた顧客は気の毒だったので最善を尽くしたが、全部押し付けた奴ら、仕事が遅いと叱責したえらい奴、マジで許さん覚えてろよ。すべての処理を終えて早く帰りたくて仕方なかったが、このままにしておいたら怒りで自分が損なわれると思い、不在で事態を知らない自部署責任者に「こういう経緯でこういう風に対応した。かなり納得いっていない」とメールを作成。上申してからへとへとで帰宅したのでした。
後日責任者から文句を言ってきた偉い人へ「こういうことは困る。法律的な原則をわかってもらわないと話にならない。これからは気をつけて欲しい」と筋を通してもらった。それもあって、朝一番に偉い人から「あー、麦さんには悪いことしたね。それはすみませんでした」と一応は謝罪の電話があったが、「他部署の仕事をするときは迅速に心がけて」と言われ、お前なんにもわかってないやんけと怒りを新たにした。おじさんって自分の非を認められないのなんでなの?年食ってるだけでお前全然えらくねーからな!
まあ、そんなおじさんという生き物に一応謝罪する形を取らせたのでよしとせざるを得ない。でもヒステリックに「私はその仕事受けませんからね。そっちの仕事ですよね」と拒否の電話をなぜか私にかけてきた中年女は許さん。ずっとそのままデスクで埋もれていろ。(いつもデスクにいていつ仕事してんの?と思う。私よりよっぽど暇なくせに、やれや!誰が見ても管轄お前やろうが!!!)
さて、アルハンブラを買おう!
そんなわけでアルハンブラを買うことにしました。どなた様からも文句はありませんね?ありがとうございます。
ヴァンクリは人気すぎて試着をするにも一苦労らしい。私がネット予約を試みたときはサーバーの不具合で一向につながらず。新宿伊勢丹、銀座三越、名古屋タカシマヤのヴァンクリの窓口に「予約とれませんか」と電話してみて、「何ヶ月先までいっぱいです」と言われる。ただ「予約がとれるのは午後の時間からだけ」とも教えてもらい、なら午前一番に行けば購入できる可能性がありますね、と思いついたことを言うと「そのときに担当者がいれば」という返事。担当者いないことあるん?狭き門だぜ…、と思いながら「開店一番に試みてみます!」とお礼を言って電話を切った。
動けるのは3月の平日休みの1日だけ、それも午前中しか滞在できないので行き帰りを考えて買い物できる時間は正味1時間。そうなるとどこで買うかが限られてくる。11時オープンの路面店は午後の予定に差し支えるのでNG。狙うは10時開店の百貨店となるが、新幹線から降りて一番早く辿りつける百貨店…駅直結のジェイアール名古屋タカシマヤ、君に決めた!(時間があれば新宿伊勢丹か銀座SIXに行きたかった🥺)
MIカードしか持っていないので早速タカシマヤカードを作る私。行動力があるぜ。
ぎりぎりにカードが届き、X dayを心待ちにしていた。
でもそれなら、優美なトゲトゲも欲しい
退勤する道すがら天啓が降りてきた。ヴァンクリを見に行くと決めてはいたけれど、他にも対抗馬ないかしら?と各ブランドを頭に浮かべていたそのとき。え、カルティエのトゲトゲ(クラッシュドゥカルティエ)、いいんじゃない…?

リング SM
別の方のnoteに影響されてエトゥセの爪美容液を買い、せっせと塗っていたところだった。爪がきれいに手入れされるにつれサボっていたウカのネイルオイルも引っ張り出しては塗り、爪育がはかどっていた。そうすると手持ちのたおやかな指輪では物足りず、ガツンとした強い指輪を求める気持ちに。
そこでカルティエのトゲトゲ。存在は知っていたけどこれまた真剣に考えたことはなかったリング。それがすごく今の気分にあった。手元にないのが不思議なくらい。アルハンブラを買う気持ちがあればカルティエだって守備範囲だよね?どっちを買おう…。
手元にキラキラトゲトゲしたものがあって欲しい。
優美なトゲトゲで自分を守りたい…とカルティエに気持ちが傾く。
アルハンブラを顔面につけている私。
優美なトゲトゲを指につけている私。
どちらも想像し、ええやん?と思う。
リングは自分に見えるからいいよなあ…。アルハンブラは、見えないよなあ…。
でも待てよ、そこでコーディネートを考えてみよう。甘いアルハンブラ、辛口で強いカルティエ、甘辛MIXが爆誕してしまう…!なんか、めちゃくちゃコーディネートが完成してしまうのでは???
アルハンブラとクラッシュドゥカルティエがワードローブの最後のピースだった…?
平日の休日 / 名古屋タカシマヤへ
そんなわけで3月某日、新幹線に乗り込む。
定番となりつつあるスタバのアーモンドミルクラテとバナナグラノーラヨーグルトとともに名古屋へ。

前日までコートを羽織る気温だったが、この日は春の気温。初めて春の装いで出かけた。cabanのグレーのカーディガン、デミルクスビームスの黒ワイドパンツ、エルメスのベルトと黒ブーツ。あえてモノトーンで、試着するアクセサリーを引き立たせるようにした。装身具はカルティエの時計とシンプルなエタニティリングだけ。
10時過ぎに名古屋に着き、駅直結のタカシマヤへ。
念願のヴァンクリーフ&アーペル
開店してすぐのヴァンクリに直行。一人先客がいたが、「ヴィンテージアルハンブラのイヤリングが見たいです」と伝えるとすぐに席に通してもらえた。数分待って担当者が来てくれる。
ヴィンテージアルハンブラのオニキスとマザーオブパールを耳にあてて試す。わかってはいたことだけど、マザーオブパールが、よく似合う…。ブルガリのディーヴァしかり、本当は顔の系統からいってマザーオブパールのほうが似合うのだ。そして実物のマザーオブパールはとんでもなくかわいい。本物の輝きよ。レフ板効果で顔も明るく見える。

マザーオブパール
オニキスとマザーオブパールを交互につけて悩み、でも初志貫徹でオニキスを購入。たとえ顔色悪くなってもいい、黒と金をまとう、という決意。
耳の厚さからかイヤリングを落とすことが結構あるのですが、アルハンブラは締め付けがきついわけでもないのに落ちなくて安心した。
ヴァンクリではチョコレートとお水をいただきました。
取って返す刀でカルティエへ
アルハンブラを包んでもらってすぐ近くのカルティエへ。すでに何組もが大きなショーケース前で接客を受けている中、クラッシュドゥカルティエのリングを見たいと伝えると、何号か聞かれる。11号を頼み、イエローゴールドとピンクゴールドのSMを持ってきてもらった。
イエローゴールドは華やかでとてもよい。
ピンクゴールドはカルティエのPGの時計とも肌の色ともよく馴染む。
ボリュームのあるリングは初めてなので見慣れなかったが、いけるとふんでピンクゴールドに決めた。試しに10号にサイズを下げて比べてみると、10号はぴったりきつめ、11号はやや余裕あり。シルエットは10号のほうがすっきりしていて好きだけど、むくみを考えて11号にした。
購入を伝えると奥のブースへ案内されて手続き。ヴァンクリで水とチョコレートを持たされていたので勧められた飲み物は遠慮した。

決済を待つ間時計を見ると10時38分。名古屋に降りたって30分少々だった。余裕をもって11時半の帰りの新幹線を取っていたけど、これなら行ける…と30分新幹線を早める。その方が午後の予定に余裕が持てるからだ。カルティエを後にし、新幹線口に向かう途中売店で買った鯖寿司(ランチ)とともに帰路についた。名古屋滞在時間1時間でした。我ながら買い物に時間のかからない女だぜ。
本当はロエベで欲しい財布も見たかったけど、ジュエリーのキラキラに満たされたのでやめた。
通りがかったシャネルが空いていて、かわいいマトラッセが並んでいて全然見られそうだった。ヴァンクリで担当してくれた方も「東京では見れないから名古屋へ来た」という人が多いと教えてくれた。シャネルを見たいと思ったら名古屋が穴場かもしれぬ。(東京でバッグ試着していたときにシャネルは並んでて一度も見られなかった)
開封します






購入してから毎日つけるようにしている。つけている自分に慣れたいのと、単純にテンションが上がるから。

こうやってトラベルケースにしこんで、朝子供を送ってから車で装着。職場に着いたら外してケースにしまう。仕事が終わって車に着いたらまたつける。
特別な用事がなくても毎日自分のためだけにつけている。通勤時間が至福。
休日も美容院とか、友達とご飯とか、一人で出かける用事につけている。
思った通りシンプルな服装にアルハンブラとカルティエのトゲトゲがあるとぐっと方向性が定まる感じ。ワードローブが完成した…と思う。いつか自分の一部のように認識されるようになったら素敵だな。
