「スーツケースひとつで、韓国に向かった」
・最初に
これは、夢を見て大学生(当時19歳)の時ひょんなことで韓国に行って、夢が壊れたあとまでの話です。
自慢でも成功談でもありません。むしろ失敗談です。
そして今これを見ている画面の前の6割ぐらいの方は、当時の僕ぐらいの年齢かその業界に少なくとも興味がある人のはず…。夢は壊したくありませんが当時の僕みたいな思いはして欲しくないし、アイドル目指す!ってなった時点でもう現実を見てる思考の余裕はないと思うんです。僕もそうでした。
だからこそ、ある程度現実は見ておくべきだと思ったのでこの記事を通して“冷静に考える時間”を設けてほしいんです。

・なぜ韓国に行くことになったのか
まずただのk-pop好きの学生が、ってかプレイリストに何曲かk-pop入っててよく聞いてたぐらいの僕が、なぜ韓国に行くことになったか?ですが、
僕が大学で所属していたk-popのダンスをカバーするサークルが割と大きくて、そこでスカウトされた的な感じです。そのサークルで行われた学祭的なものに芸能の関係者も来てたみたいです。
その当時の様子がyoutubeに残ってますので貼っておきますね(笑)
ありがたいことにセンターやらせて頂きました👏
後々聞いたらその芸能関係者の人と大学内の学生が繋がってて、学生が僕のことを紹介した的な形です。多分紹介料もらってるんじゃないかなあとか、どんな気持ちで僕のこと紹介したのか?とか色々考えたら、
自分の利益のために他人の人生奪いやがって…と今でも悔しさと怒りが残っています。ですのであまり考えないようにしてたのですが…。まあ僕も同意したので仕方ありません…。
そして僕のほかにも紹介された方は何人もいました。それが分かったのが日本で行われたオーディションです。紹介されたとはいえ、実際に向こうの事務所の人間が日本に来てオーディション形式の顔合わせはします。
そこに来ているほぼ全員を知ってたので僕が通学していた大学内で選考が進められたのでしょう。

オーディション内容はそれほどガチではなく、主に会話メインで人間性や純粋さなどが見られる内容だったと思います。ただ特技がある人は見せて、といったような感じです。
そして僕ともう1人、大学の日本人の先輩の計2人が選ばれました。理由はピュアそうだったからとのことで、もう一人のその先輩はダンスを昔からやっていてアイドルに特化したスキルがあったからだと答えていました。ちなみにその先輩は後々、事務所側負担で整形することになります。それはまた別で書きたいと思います。
で、本当に俺韓国でアイドル目指すの?俺の人生面白くね?
そんな感じで決めました。そして親にも相談し、快諾してくれました。今思うとよく許してくれたな…と(笑)
そして韓国に行ってアイドルの練習生になり、デビューするまで頑張ることを決意します。
もうここから韓国に行くまでの展開は本当早いです。
在学中の僕でしたが韓国に行く手段は二つありました。
休学か退学です。
・休学だと2年まで出来る(ただし在籍費などはかかる)
・退学すると3年以内ならまた戻れる(お金何もかからない☆)
皆さんならどちらを選びますか?僕は退学して無理なら帰って来ようと速攻で決めました。(はあ…やめた方がいいよby未来の僕)
そうと決まれば大学の受付に退学届けを出して、住んでた家も退去して、僕を紹介した学生に「行きます!」と伝えたら、1ヶ月半後とかに韓国行くよと伝えられました。え、早くね?まだなんかこう、心の準備が、、、
そんなこと言ってる暇はありません。
ですが当時大学内で彼女がいたんですよね…。読んでらっしゃる女性の方は、自分の彼氏が韓国でアイドルになる、なんてことになったら、普通に“いってらっしゃい!”と見送れますか?
当時の彼女はそれが本当にやりたいことなら応援するから頑張って、と言ってくれました。辛かったやろなぁ…ありがとう💦
しかし、観光ビザで行くので3か月に1回日本に帰って来ることが出来たのです。ですので気持ちはすごく楽でした。
・韓国にいざ行くときの心情

そして当日、彼女含め友人、家族から祖父母まで空港にお見送りに来てくれました。当時の僕はかなり浮かれていて楽観的だったので、正直な話をすると、旅行感覚だったんですよね(笑)
初めての韓国だし交通費はもちろん会社が出してくれるしで、韓国楽しみぃー!美味しいもの食べたいし、ショッピングとかも出来たらしたいなぁー!って感じでしたが、先輩は「遊びに行くわけじゃないから少し怖い」と言ってました。はい、先輩の言う通りです(笑)後に恐れていた結果は現実になるんですから…。
そうはいっても、もし友達や自分の家族がアイドルになるために渡韓する、そんな大イベントはなかなかありません。
みんな寂しそうかなと多少不安はありましたが、僕があまりにも楽しそうだったのか、とりあえずまあ頑張って来いよ!と、みんな楽しそうで場の空気は和やかでした(笑)
そして先輩も来て、先輩の家族も来られてたので軽く挨拶をして、もう間もなく搭乗時間って時に当時付き合ってた彼女が号泣。あ、結構耐えてくれてたんだな、とそこで初めて認識しました。
まあ3ヶ月や、無理やと思ったらやめて帰って来るわ!
モチベーションはそんな感じでした。まあ幼い頃からアイドル目指してた訳でも無いですし、夢が叶った訳でも無いです。ただ、アイドルなれるならなりたい!ぐらいの感覚でした。
そしていざ出発!!!
とは言え、福岡空港から韓国なので2時間もかかりませんが...第2章では到着後から細かく説明していきます(^^)
行ってきます!!
・次回予告
第一章、どうでしたでしょうか?
韓国アイドルになりたくてずっと目指してる方にとっては少し違った形の心情だとは書いてて思いましたが、リアルで割と生々しい情報だったとは思います。
次回は韓国に到着して、実際に事務所に行ったり、練習生と顔合わせしたりしたり、寮はどんな感じか、ご飯は何を食べてたのかなどを書こうと思います!ここからどんどん皆さんが知らない情報出て来るのでお見逃しなく!
