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トマトはメロンになれないから

こんばんは、もちまるです。

最近ふと題名のお話を思い出しました。

あれは小学生の夏休み。

初めて東京の有楽町にある相田みつを美術館に行きました。

その時、初めて相田みつをさんのトマトとメロンの詩をみました。

トマトはトマトのままでいればホンモノ
トマトをメロンに見せようとするからニセモノになる

そういった内容の詩でした。

当時10歳頃だったでしょうか、
私は一瞬で自分はトマトだと思いました。

もう小学生の頃から生きづらくて、自分はトマトでもないと思っていました。

小学生の頃から、どこに行っても自分の居場所がないような気がして。
だけどみつをさんの詩の中には、自分の居場所があるようでした。

ひとりぼっちの私の中にある小さな世界🌍
空想の世界にいる時だけは、自分の居場所があるようで、それこそ想像の翼に乗ってどこまでも飛んでいくような子供でした😂

自分は、どんなにあがいてもメロンになれない。そんな確信が10歳のもちまるの中にはもうすでにあったのですね。

その思いはずっと消えることはありませんでした。

それがはじめて自分の居場所が出来たのが大学時代。
とても素敵な恩師に出会い、私にとって日本文学の研究が自分自身の居場所になりました。
ずいぶん変わった学生でしたが、はじめてトマトがホンモノのトマトになれた時間だったのかもしれません。

ですが社会人になって、また悩みました。

トマトのままでは生きていけなかったのです。
トマトに色んなものをくっつけて歪なトマトになっていました。

ニセモノのトマトになって、自分が何なのかも分からなかったのです。

そうして、はじめてみつをさんの詩に出会って20年近くの歳月が経ちました。

今でも私はトマトです。

でもここに来て、ようやくトマトでも嬉しいと言ってくれる人たちに出会いました。

ありのままの姿を受け入れてくれる人たちとの出会いは私にとって衝撃でした。

今まで、トマトならいらないと言われてたくさん傷ついてきたからこそ。
それで無理をして無理をして、挙げ句の果てには体がボロボロになりました。

だからこそ私がいいと言ってくれる人たちとの出会いがどれだけ嬉しかったことか。

ずっと仮面をつけたトマトでいなければならないと思っていました。
でも仮面を外したトマトは、ようやくホンモノのトマトになれてきた気がします。

あの頃、はじめてみつをさんの詩を見た小学生の私へ伝えたい。

***

わたしはずーっとトマトのままだよ
メロンにはなれなかった
でもあなたの思うような未来じゃない

すごく泥臭い生き方だけど
全く思いつかないような面白い生き方をしている

だから大丈夫、安心して
私がひとりぼっちのあなたを迎えにいくから待っててね

今ならきっと大丈夫
不安でいっぱいなあなたの手をぎゅっと握ってあげられるから

***

最後までお読みいただきありがとうございました😊

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