「株式会社自分」の2025年度決算報告書 ── エンジニア×MBAが「資産・スキル・時間」のROIをガチ分析した結果
はじめに:感情で振り返るな、数字で締めろ
メリークリスマス。……と言いたいところですが、私たちにとって12月24日は、第4四半期の締めくくりが近づく「決算期」の佳境でもあります。
多くの人が年末になると、「今年は頑張ったな」「来年はもっと良い年にしたいな」と感情で1年を振り返ります。しかし、私が考えるに、それは経営者(=自分の人生のオーナー)としては失格です。
なぜなら、「計測できないものは、改善できない(What gets measured gets managed)」からです。
私は毎年年末に、自分自身をひとつの企業「株式会社自分」に見立て、厳密なPL(損益計算書)とBS(貸借対照表)を作成しています。
BS(貸借対照表): 今、どれだけの資産(金融資産・スキル・人脈)を持っているか?
PL(損益計算書): 自分の時間(コスト)を投じて、どれだけの利益(収入・幸福)を生んだか?
今日は、現役エンジニアでありMBAホルダーである私の「2025年度 決算報告書」の一部を公開します。
これは単なる収支報告ではありません。「どの行動が資産を増やし、どの行動が時間の無駄(損失)だったか」を**ROI(投資対効果)**で解剖した、実験の記録です。
1.【BSの部】資産運用パフォーマンス分析
AI専属アナリストが弾き出した「勝因」と「敗因」
まずは、ファイナンス面(BS)の評価です。
2025年の相場は、変動の激しい1年でした。しかし、結論から言うと「株式会社自分」の純資産は、年初比で**+XX%**の成長を記録しました。
この結果をもたらしたのは、私の相場観ではありません。感情を排した「AI専属アナリスト」の存在です。
私が自作したPythonスクリプトとGemini 3 Proを連携させたシステムは、以下の2点を徹底しました。
市場の「恐怖指数」が基準値を超えた瞬間に買いを入れる(逆張り)
ポートフォリオのリスク許容度がズレた瞬間にリバランスを提案する
敗因分析:人間の「スケベ心」が損失を生む
逆に、パフォーマンスを下げた要因も明確でした。ログを解析すると、AIの提案(「今はステイ」)を無視して、私が裁量(自分の感覚)で個別株に手を出した3回の取引すべてがマイナスリターンとなっていました。
教訓:
資産形成において、最大の敵は「市場」ではなく「自分の感情」である。
2026年は、投資判断のプロセスをさらに自動化し、人間の介入余地を極限まで減らす方針です。
💡 この分析に使ったツール
私が実際に使用している「AIに投資判断を委ねるためのプロンプト」と「ポートフォリオ管理シート」は、以下のマガジンで公開しています。
2.【PLの部】人的資本と時間のROI
「時給」で見る、本業と副業のリアル
次に、PL(損益計算書)です。ここでは、私のリソースである「時間」をコスト(原価)と見なし、それぞれの活動がどれだけの利益を生んだかを分析しました。
衝撃的なデータが出ました。
本業(エンジニア/PM): 時間単価 5,XXX円(安定)
副業(労働集約型): 時間単価 1,200円(!?)
副業(ストック型): 時間単価 25,000円(!?)
労働集約の罠と、ストックの威力
年初、私は「収入の柱を増やそう」と意気込み、いくつかのクライアントワーク(単発の開発案件やライティング)を受けました。しかし、これらは準備やコミュニケーションに時間がかかり、実質的な時給はアルバイト並みになっていました。これは明らかな「戦略ミス(赤字事業)」です。
一方で、noteやKindle、AIツールの販売といった「ストック型(一度作れば勝手に売れるもの)」は、制作時こそ無給ですが、1年通して見ると驚異的なROIを叩き出しました。
また、本業においても、「自分でコードを書く(エンジニアリング)」時間を減らし、「AIに書かせてレビューし、仕様を決める(PM/ディレクション)」時間にシフトした月ほど、評価と単価が上がる相関が見られました。
教訓:
「手を動かす」ことが仕事ではない。「仕組みを作る」ことに時間を投じなければ、いつまで経ってもPLは改善しない。
💡 ストック型副業の作り方
時間を切り売りせず、自分の分身にお金を稼がせる「副業設計図」と、それをAIで時短するテクニックはこちらで解説しています。
3.2026年度 経営方針(次期見通し)
以上の決算を踏まえ、「株式会社自分」の2026年度経営方針(戦略)を以下のように策定しました。
テーマ:AIによる「自動化」と「非対称性」への投資
「守り」の完全自動化
家計簿の入力、投資のリバランス、スケジュールの調整。これら「判断不要」なタスクはすべてAIエージェントに一任し、脳のメモリを解放します。「攻め」のリソース集中
空いた時間リソースを、労働集約型の副業ではなく、「AI×MBA」のような**「希少性(タグ)の掛け算」**を強化する学習とコンテンツ制作に100%投下します。
結び:あなたの「決算」は黒字ですか?
「なんとなく忙しかったけど、お金もスキルもあまり残っていない気がする……」
もしそう感じるなら、それはあなたの能力不足ではありません。「経営管理(マネジメント)」の不足です。
企業がPL/BSなしで生き残れないように、個人も「自分のデータ」を直視しなければ、資産形成という荒波を乗り越えることはできません。
私がこの1年間の実験で使用した「分析用スプレッドシート(Google Sheets)」や、自分の時間をハックするための「AIプロンプト」は、私の実験室(マガジン)にすべて置いてあります。
年末年始、こたつに入ってテレビを見るのも良いですが、1日だけ時間を作って、ご自身の「決算」を行ってみてはいかがでしょうか?
それはきっと、来年のあなたを助ける最強の戦略資料になるはずです。
▼ この記事で紹介した「実験ツール」たち
📊 投資の分析・自動化をしたい方へ
AI専属アナリストと作る「データ投資」実践講義
(※第5回記事で「資産管理コックピット」の作り方を解説しています)
⏳ 時間単価を上げ、副業を仕組み化したい方へ
AIとニッチ資格で「給料を超える」現代の副業攻略ロードマップ
🧠 生活と意思決定をAIで最適化したい方へ
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この記事は👇のシリーズ記事の1つになっています。
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