謎の古い紙の正体を探る
※この文章は以下の企画のため作成されたものです。
それはあるうららかな午後のことでした
親族の荷物の整理を家族と一緒にやっていると
おもむろに一枚の紙が…………

なんだこれは!?(なんなんだこれは!?)
一旦紙本体を眺めてみましょう
・なんかの通帳らしい
・農林省(現在の農林水産省)の文字がある。発行元?
・でも左下に大蔵省(現在の財務省)の文字もある
・モザイク部分に市町村のハンコがある
・発行は昭和44年(1969年)
自力ではこれしか分からなかったのでインターネット集合知を借ります
一発で答えが出てきました
戦時中~戦後にかけては米が貴重な物資だったため、この通帳で個人がどれくらい米を配給されたか・購入したかを管理していたようです
なるほど……
さらに検索して出てきた別のサイトを見てみると
画像のものとまったく同じフォーマットの米穀通帳が出てきました
世帯人員が四名なのに対して配給が一ヶ月あたり60キロなのも一緒です
にしても60キロということは、大体一人あたり15キロはもらえるってことですよね
これ結構多くないですか……?ふるさと納税(やったことはない)くらいくれるじゃん…………
ちなみに画像の左下に縦に押してあるハンコは「世帯転出」と読みます
元の持ち主がこの年に引越しをしたため、多分自治体の方で住居が変わりましたよ~という処理をやってもらったのだと思います
この辺は今とそんなに変わらないですね
思いがけず昔の制度を知ることができて、ちょっと嬉しかったです
現代目線だと「米買うのに通帳いるの?だる……」という感じではありますが
今後マイナンバーカードに様々な身分証が統合されていけばもしかしたら保険証や運転免許証なども過去のものになっていくのかもしれません
数十年後、自分が年を取った時若者に免許証を見せたら「これ何?」って言われる日が来るのかも……
そんなことを考えた一日でした
それでは。
