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犬の歯石はなぜできる?エナメル質を守るバリアの意外な罠【AI画像解説】

こんにちは!わんダフルライフサポートHarmonyのKです。 普段は愛玩動物看護師、ドッグインストラクターとして活動しつつ、この春からはOCEPアドバイザーとしても、飼い主さんと愛犬のオーラルケアをサポートしています。

通常、肉眼で見える歯の白い部分は「エナメル質」と呼ばれ、水晶に似た硬度を持つとても強固な組織です。 しかし、そんな最強のエナメル質にも一つだけ弱点があります。それは「酸に弱い(溶かされてしまう)」ということ。

今回は、歯を守るはずの防御バリアが、なぜか「歯石」の発生源になってしまうという、愛犬の口の中で起きている少し皮肉なメカニズムを、AI画像と一緒にわかりやすく解説します。


鉄壁のエナメル質を守るバリア「ペリクル」とは?

エナメル質は酸に弱いという弱点を持っています。 そのため、唾液に含まれるたんぱく質が「ぺリクル」という膜となって歯の表面を纏い、酸から守るバリアーを張ってくれます。

歯磨きした直後は歯を触るとつるつるしていると思いますが、数時間後に触ると少しぬめっていると思います。それが「ぺリクル」です。

そのため、唾液に含まれるたんぱく質が「ぺリクル」という膜を歯の表面を纏い、酸から守るバリアーを張ります。

歯のエナメル質が酸から身を守るためにぺリクルと言う膜を張って守る様子を説明した画像

歯磨きした直後は歯を触るとつるつるしてると思いますが、数時間後に触ると少しぬめっていると思います、それがぺリクルです。
エナメル質を守るぺリクルですがここで問題が起きます。

そのぬめりのようなところを足場にして、細菌がとりつきバイオコロニーを形成してしまうのです、いわゆる歯垢です。ぺリクルが無ければエナメル質はツルツルしてるのでとりつく事が出来ないのにです。

人の場合は口内が酸性のためその酸から歯を守るのがぺリクルですが、ワンちゃん達は基本アルカリ性で酸性にはまずならないので単純にエナメル質を守る防御膜と考えるといいかもしれないですね。

酸から歯を守るぺリクルが形成され、それを足掛かりにバイオフィルムが形成される様子を説明した画像

歯垢が進化する前に!タイムリミットは「3日」

歯垢は時間とともに後期のコロニーへと変わります、3日ごろからバイオフィルムが内毒素を持ち始め、バイオフィルムが一番成熟するのが4日目、歯石もこのタイミングからでき始めます。

なので毒素を出し始める2日目には取り除いてやりたい所ですね。

【まとめ】体の防御反応を逆手に取る細菌たち

まとめとして、歯の表面に歯石が付くのはを守るために体の防御反応として形成したもの、それを逆に利用されて歯垢が歯につき、免疫が倒すことで歯石に変わるという、何とも皮肉な構造なのです。


おまけ:没になった可愛いペリクルバリアー

酸から歯を守るぺリクルが形成され、それを足掛かりにバイオフィルムが形成される様子を説明した画像
没版

没にしたバージョンだけど、やっぱりこっちのバージョンのぺリクルバリアー可愛いのとノリが好きなので載せときます

他にも細胞擬人化シリーズは上記リンクにまとめてありますのでよかったら覗いてみてくださいね。

読んでくれた方へのお礼の文章を書いた画像

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