【バイオリン】錆びついた技能を復活させるテクニック
バイオリン界では、
「バイオリンは1日練習しないと、3日分下手になる」
と言われる。
毎日練習して当たり前、毎日の練習をしないのは問題外という風潮がある。
が、これは野球でも水泳でも同じことが言われる。つまり「毎日練習しましょう」ということである。
#体育会系
今回の記事では、練習をサボって錆びついた技能を復活させるテクニックを紹介していく。
本記事が日々の練習のヒントとなれば幸いである。
#因みに筆者は10代の時に始めて
#すぐ20年間放置したので、
#60年分下手になっています。
バイオリンは身体芸術
バイオリンは非常に難しい楽器と言われている。
具体的には、下記のことを同時にコントロールする必要のあるスーパーマルチタスク楽器だからだ。
・弓をまっすぐに扱う
・右手の力を過不足なく加減する
・音量の大小を加減
・左手の形に気を付ける
・音程を聴く
これらに共通することとしては、「身体を使う」ということ。
バイオリンは道具を使うようであって、同時に体も使う。
当たり前のようだが身体の使い方が非常に重要である。
が、悲しいかな、
身体の使い方なのでこればっかりは毎日練習しないと、どんどん忘れていく。
自転車の乗り方のように、一度覚えたら忘れない、というものではなく、
細かいことにたくさん気を付けるのがバイオリン演奏なのである。。。
でも時間をとるのは大変
しかし、大人の方で趣味としてバイオリンを弾いている方にとって、毎日の練習を続ける事はかなりの負担と言える。
仕事や家庭の都合などを優先しなければならない時も少なからずあるはずだ。
趣味に対する真剣度合いが高いほど、仕事や家庭などの基盤はより大切にしておく必要がある。
よって、練習不足で退化してしまった演奏技術を効率的に取り戻すスキルが重要となってくる。
練習不足で起きる不具合はほぼこの3つ
特にコントロールが効かなくなってしまう要素は概ね以下の3つと相場が決まっている。
①ボーイング
音は出せるものの、弓は滑って響きも締まりも無い状態になってしまう。
②ビブラート
指が動くには動くけれども動かし方が分からなくなり音を響かせられなくなってしまう。
③音程
指板を指で押さえられても位置が思うように押さえられなくなってしまう。
感覚を効率的に取り戻す3つの方法
どうすれば効率的に感覚を取り戻せるか。
これにはスポーツ選手がオフシーズンの休養後、シーズン入りに向けて調子を取り戻すためのトレーニングがイメージの役に立つ。
急に無理をしてハードなトレーニングを行うと身体を壊してしまうだろう。
まずは軽いジョギングや理想のフォームや力加減をチェックをしながの素振りだ。
時にはコーチにチェックしてもらいながら徐々に調子を取り戻していく必要がある。
調子を取り戻すためには根性論でのやみくもなトレーニングは無意味で、正しく理想的な状態を知っていてその状態に計画的に近づけていくと良い。
具体的には以下の3つの方法だ。
①ボーイングはノイズと音ムラが出ないように注意し、短い弓幅から次第に弓幅を広げていく。
②ヴィブラートは均質かつ滑らかなで揺れの速さが適切であるように注意する。
(波長の感覚が長すぎになってしまうケースが多い)
まずは小さめの揺れ幅から広げていくのが良いだろう。
③音程は開放弦の共鳴を聞いたりチューニングメータも利用しながらチェックして精度を上げていく。
フォームが大事
全てに共通することはやはり「フォーム」である。
手首が折れ曲がるなど無理のかかったフォームではうまく動かない。
鏡などを見ながら、極力無理のない「普通の形」になっていることを確認しながら進めていこう。
その日のうちに目覚ましく調子が戻ることはない。
まずは弾き方を思い出すというレベルから始めて、少しずつ正確に弾けるように整えていくことが望ましい。
まとめ
バイオリンで曲をキレイに弾くという事はズバリ一言、
「音符1個づつを丁寧に正しい音程で正確なボーイングで連続的に鳴らしていく」に尽きる。
が、バイオリンは綺麗な音色が出せるまでがとーても長い道のりであり、
かつ1日触らないと3日分退化してしまうというドSっぷり。
当たり前のことをいうようかもしれないが、
やはり「地道な練習が上達への最速の近道」なのである。
目覚ましく調子が戻ることは決してない。
しかし、日々の練習を習慣化できれば、
少しずつ、だが「着実に」感覚が戻ってくることを実感できる。
一緒に頑張りましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ステキな一日をお過ごしください。
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