百沢烏のつぶやき(15回)ゲームの世界
皆さん、お元気ですか?
夏真っ盛りの時期ですが、台風が来たりしてよくわからない天気が続いていますね。最近では27度ぐらいの気温だと「今日は涼しいな」と思えてしまう自分が怖いです。
体調不良や別のことをやっていたりで書き物からちょっと距離を置いていたのですが、久々に筆を執ることにしました。
今日は(ビデオ)ゲームの話です。雑談で特にオチはありませんのでご注意ください。
日本人がまず最初に思い浮かべるゲームと言えば任天堂の「マリオ」シリーズではないでしょうか?あとは「ドラクエ」や「FF」を思い浮かべる人もいると思います。
しかし、世界的な潮流で言うといわゆるコアなゲーマーの中では「マリオ」もRPGも話題になりません。じゃぁ何が話題なんですかと言うと、こちらです。
「Grand Theft Auto(グランドセフトオート)」というゲーム。ゴリゴリの欧米人仕様のゲームっぽいところで日本人の知名度はいま一つですが、現時点で世界で一番話題性のあるゲームと言えます。
一言でいうと、架空の街を自由に動き回ってミッションを達成していくゲーム。俗にいうオープンワールドの世界観と何でもありを足した感じですかね。ミッションに拘らずにただ歩き回ったりもできる懐の広いゲームです。欧米的だなと思うのが、ゲームの主人公は正義の味方や勇者ではなく、警察車両を盗んだり、銀行強盗もできたりします。
リンク画像はこの秋に発売予定の新シリーズなのですが、この会社が以前今回のこの新作を発売延期にした際、株価がガクッと下がるほど株式市場からも注目されている作品です。発売日は王道の11月。11月や12月というのはクリスマスシーズンとも重なってくるので、メジャータイトルはこの発売を前提にリリース計画が組まれることが多い印象です。
で、この王者「グランドセフトオート」と同じぐらいゲーム業界では有名なメジャータイトル「Call of Duty(コールオブデューティー)」も今年新作が発売されます。
ゲーム性は1人称目線のシューティングゲームです。いわゆるFPSと呼ばれる目の前の敵を倒していく戦争ゲーム。数え切れないぐらい続編を出し続ける正にモンスターコンテンツ。かつては発売が一般のニュースになるぐらい話題になったゲームでした。
あえて「かつて」と入れたのには訳があります。「コールオブデューティー(Call of Duty / CoD)」が切り開いたFPSというジャンルはその後に大きく進化を遂げ、今は「Apex(エイペックス)」や芸人の小藪氏がハマっている「Fortnite(フォートナイト)」の方が遊戯人口が大きくなってしまっているからです。
たしかに「エイペックス」や「フォートナイト」のような派手なグラフィックや遊び心を感じる描画は若いゲームに熱中する世代に最適化されているような気もします。しかもゲームそのものは無料で楽しめます。
一方で実際の戦争を題材に始まった「コールオブデューティー(CoD)」は、PCゲーム黎明期にはそのリアリティの追求が斬新で当時の若者にはバカウケしました。が、だんだんとその「リアリティ」縛りも時代には合わなくなってきているようで、続編ごとに世界観を変える仕様に変わってきています。まぁ確かに「エイペックス」や「フォートナイト」の人気を見れば、リアリティがゲームの最重要要素ではないことは明らかです。
で、この CoD ですが、新作の発売は秋なんですけど、発売が10月なんです。そう、モンスタータイトル「グランドセフトオート」の発売日よりも1カ月早い。恐らく同じ発売月、もしくは1カ月遅い12月を避けたんでしょう。前倒して少しでもお金と時間を奪う作戦。彼らも昔は11月とか12月に発売していたんですよね。
興味のない人にはどうでも良い話なんでしょうが、私的には少しショックです。なぜかというと、私は昔から CoD の大ファンだから。ごくごくまれに買わないソフトもありますが、2009年ぐらい(Modern Warfare2)からはほぼ全作買ってるんじゃないかなと思います(Vanguard 以外)。
で、恐らくですが、CoD が全盛期であったなら、「グランドセフトオート」側が発売日をずらしたと思うんですよね(今の「グランドセフトオート」は無双状態なのでぶつけてくる可能性もありますが)。
「そうか、CoDシリーズも他のゲームソフトの発売日を気にしないといけないコンテンツになってしまっていたか」と感慨深いものがあります。2009年からやってたとして何年ですか笑?17年ぐらいになるんですか?そりゃ歳も取りますね。Youtubeにこのゲームの配信者が何人かいますが、時々、「古参」とか「老害」とか「思い出補正」とか自虐的な言葉が並んだりします。
「そんなに長く同じゲームをやっていて飽きないんですか?(いい歳して)」と素朴な疑問があると思います。実際、確かに飽きが来ているところと、飽きないところが共存しています。それにはこの CoD シリーズが持つ独特の仕組みが寄与しています。
このゲームはあまりよそでは聞かない珍しい制作体制で作られています。それは同じタイトルの配下に3つの制作チームが存在すること。タイトルの「コールオブデューティー」こそ同じですが、その下に来るサブタイトルごとに制作チームが異なることです。製作チームが異なるとゲームのストーリー(一応あります)やグラフィック、ゲームの操作感などが全く異なるんですよね。
日本のゲームではほとんど聞かない仕組みではないですか?例えば「マリオ」や「ドラクエ」シリーズが制作会社ごとにゲーム性が違ったら混乱しますよね。もちろんシリーズの中で進化や変化はありますが、方向性としては一直線上に伸びた先に新作があると思います。
が、このCoDシリーズは違う制作会社がそれぞれで作っているから、同じ制作会社が連続で出せば前作の続編に成り得ますし、違う制作会社が発売すれば全然違うゲーム性になるわけです。現代戦がテーマだったのに、次の作品が第二次世界大戦とかあり得るわけです。
「そんなことして何が嬉しいの?」と言う話ですけど、ユーザーにもわかる話だけで言えば、「毎年新作が発売される」ことです。各制作会社は3年に1回新作を出せばよくて、ユーザーから見ると毎年新作が出る仕組みです。
今秋に発売される「CoD Modern Warfare4」は Infinity Ward(インフィニティワード) という一番最初にこのシリーズを制作した会社でいわば本流。私はこの会社の作品が一番好きです。戦争に対する世界観、銃のバリエーションや撃ち応えがリアル側に寄せているところが好きです。
で、現在発売中の最新作「CoD Black Ops 7」と前作の6を作ったのが、Treyarch(トレイアーク)です。実際の戦争とかリアル性にはそれほどこだわっておらず、ギミック多めで敢えて本流のInfinity Wardでは作らない方向性での遊び心というか、外した部分が多めです。日本ではこちらのタイトルが方が人気が高い印象があります。無数のゾンビと戦う「ゾンビモード」という大人気コンテンツを作ったところからも方向性が分かると思います。
最後はSledgeHammer Games(スレッジハンマー ゲームス)です。こちらは前2社と比較すると新しい会社ですが、兵士が空中に浮いてみたり、ヴァンガードという問題作を出してみたり(私は買ってませんが)で話題には事欠かない会社です笑。今秋の新作がInfinity Wardなので、順番から来年の発売はこのSledgeHammmer Gamesになる可能性が高く、今からいろんな意味でドキドキしています。一発当たればデカいポテンシャルのある会社ではあるかなと期待しています笑。
ちょうど今、EWC(eSports World Cup)2026という世界ゲーム大会が開催されています。サウジアラビアの政府系ファンドがスポンサーと言う、漫画ゴシップ紙に出てきそうなアラブの石油王の道楽のような大会です。優勝賞金総額は100億円以上というけた違い。しかも、格ゲー専門のEVOとは違い、世界的にメジャーなゲーム全てが競技対象です。なのでCoDもありますし、ストリートファイター6もあります。
ただ残念なのは日本人が少ない。しかも、私が好きなCoDには一組も出ていない(はず)。格ゲーには何人か日本人も参加していたので、FPSの世界ももっと日本人が出てくればよいなと思います。が、やはり日本発のゲームではないところで、今一つスポンサーなども付きにくいのかなとは思ってしまいます。
*調べたところ「Overwatch2」と言うゲームで「ZETA DIVISION」という日本人チームが優勝しています!素晴らしい!
私が知っている中だけですけど、Youtube で配信を行っているこの人が日本人競技者の中でCoDが一番うまいんじゃないかなと思っています。
WinRedという人なんですけど、この人はCoD以外のゲームもやっていたりしますが、CoDが軸のようです。まぁ上手い。圧倒的に上手い。エイム(狙い)は正確、位置管理も完璧で見えないところからはほぼ撃たれない、撃ち合いで「やばい!このままだともうじきキルされる」と思った時のコンマ1秒ぐらいの引き際の判断も素晴らしい。
画像で出ていますが、49連続キルと言うのは、私は何年でしたか?17年でしたかね?ずっとやってきて一度も達成したことがない記録です。私が上手くないこともありますけど、30連続キルでゲームを強制的に終わらせられるルールがあるんですけど、その30連続キルですら達成したことがないプレイヤーがほとんどでしょう。狭い箱庭フィールドの中で、一回もキルされないで30人以上倒すのは並大抵ではないですね。
この人はハンドルネームにもありますけど、「Rush Gaming」というプロゲームチームの所属ですが、チームは9月に解散してしまいます。これだけ強いプレーヤーなら、もっと世界で戦って欲しいなと思ってしまいます。
最近ニュースで「ソニーがついにゲームソフトの媒体発売を終了!」が話題です。一部のゲームファンからボイコットや訴訟が取りざたされているようです。ただ、現時点でも既にゲームソフトの販売額はオンラインが圧倒的で、媒体販売の金額は大きくないため、大きな混乱は無さそうです。
実際のところ、仮にゲームを媒体で買ってもオンラインに繋がないと遊べないゲームばかりになっています。CoDもストーリーモードはあるものの、基本はオンラインで世界中の相手と戦うのが基本です。逆に言えば、接続するユーザーが減ってしまえば、ゲームが成り立たないということ。不人気なゲームの中にはあまりにも接続者が少なく、発売間もなくサービスを終了してしまうタイトルもあり、ゲーム間のユーザーの奪い合いは日に日に増しているような気がします。
10月発売の「コールオブデューティー」がどんな感じのゲームなのか、やり込めるゲームなのか今から気になります。購入するのはもはや習慣と言うか義務なので買うんですけど笑、過去作の中には1か月ぐらいで遊ぶのを止めてしまうタイトルもあったのも事実。ゲーム性には一部飽きている部分もあるので、それを乗り越える楽しみが備わっているのかどうか?Infinity Wardの力を信じて待ちたいと思います。
一方のモンスタータイトル「グランドセフトオート」ですが、ずいぶん昔に購入して試しにやってみたものの、あまりの自由さに目的を失ってやらなくなってしまった大学に行かない大学生のような過去があったので、今回は久々に購入してどの程度面白いのか自ら確認してみようかなと思います。
では、また次回お会いしましょう!
