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山頂は踏まず。英彦山で花を楽しむ日

「オオヤマレンゲが咲いている」 そんな話を聞き、久しぶりに英彦山界隈へ足を運んできました。



今回の目的は山頂ではありません。 主役はオオヤマレンゲ。
せっかく英彦山まで来たのだから山頂も…という気持ちがないわけではありませんでしたが、今日は花との出会いを優先することにしました。

歩き始めると、目的だったオオヤマレンゲはもちろん、そのほかにもたくさんの花々が迎えてくれました。

足元には小さな花。 見上げれば深い緑。 森の中を吹き抜ける風も心地よく、気が付けば何度も立ち止まって写真を撮っていました。 なかなか前へ進みません。 花の名前が分かるものもあれば、分からないものもあります。

それでも、一つひとつの花を眺めながら歩いていると、ピークを目指して黙々と登る山行とはまた違った楽しさがあります。 歩きながら、もう一つ気になったことがありました。

英彦山周辺には古い旅館や宿坊と思われる建物が数多く残っています。
しかし、その多くは既に営業を終えているようでした。 現在の静かな山の雰囲気からは想像しにくいのですが、英彦山はかつて修験道の聖地として全国から参拝者が訪れ、昭和の頃には登山や観光でも大変賑わっていたそうです。

花を探しながら歩いていると、 「この道も昔は多くの参拝者や登山者が行き交っていたのだろうな」 と、往時の賑わいに思いを馳せる場面もありました。 オオヤマレンゲや季節の花々だけでなく、そんな歴史の面影に触れられたのも今回の山歩きの楽しみの一つでした。

オオヤマレンゲ

最近はどうしても山頂を目指しがちですが、今日は違いました。 目的はオオヤマレンゲ。

ヒコサンヒメシャラ


その道中で出会ったたくさんの花々や新緑、静かな森の空気をゆっくり楽しむことができました。 山頂に立たなくても、十分に満たされる山歩きがある。 そんなことを改めて感じた一日でした。

今日はピークハントではなくフラワーハント。大満足の英彦山散策でした🌸

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