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結婚17年、喧嘩ゼロ。なぜ我が家は「インテリアのように」夫婦関係を整えられるのか?

普段のnoteでは、インテリアや住まいの整え方、暮らしの「構造改革」について発信しています。

ただ、私が考える「心地よい暮らし」を構成する上で、空間づくりと同じくらい、いやそれ以上に欠かせないのが「パートナーシップ」だと思っています。

私のプロフィール欄に「結婚17年で一度も喧嘩をしたことがない40代夫婦」と記載しているため、ありがたいことに同僚や友人、フォロワーの方から「どうしてそんなに仲が良いの?」とご質問をいただくことがよくあります。

今回は植物やインテリアの話から少し離れて、我が家の夫婦関係について、私たちが普段どのように「お互いが自然とサポートし合える構造」
作っているのかを書いてみたいと思います。



出張の準備は「荷物」ではなく「心」を整える時間

夫は国内外を含め、年間で3分の1ほどは出張をしています。
出張が多いため、準備といっても大掛かりなものはなく、日数に合わせて靴下や下着を詰めるくらいで完成します。

以前、「もうだいぶ慣れているだろうし、自分でサッとできるだろう」と思い、私は手伝わずに別のことをしていたことがありました。
すると、なんだか彼が少し寂しそうな、億劫そうな様子を見せたのです。

その時ハッとしました。
準備の「作業」が大変だから手伝ってほしかったのではなく、「一緒に準備をする」という時間そのものが、彼にとって大事だったのだと。

出張は毎回楽しいものとは限りません。
特に海外出張などで、日曜日の夜に羽田空港から出発しなければならない時などは、せっかくの休みが仕事で潰れてしまうような感覚になり、心が重くなることもあります。
そういう時は、自分で準備を始めるための行動になかなか移せません。

だからこそ、今は必ず私が率先して出張の準備を始め、彼が後から最終確認をする、という流れにしています。
私が手を動かし始めることで、彼も「よし、面倒だけど行くか」と出張モードへ気持ちを切り替えているのがわかります。



特別なドラマはない、静かなお見送りとハグ

そして出張へ出発する際、国内ならターミナル駅、海外なら羽田や成田空港まで、私は必ずお見送りをします。
(17年、ほぼ一度も欠かしたことがないのは自分でも驚きです)

なぜそこまでするのか。
それは私の中で「もしかしたら、今日この瞬間が夫に会える最後かもしれない」という思いが常に根底にあるからです。

万が一何かあった時、最後に交わした会話が嫌味だったり、険悪な雰囲気だったりしたら一生後悔します。
だからこそ、心を穏やかにして見送るようにしています。

ただ、空港での別れ際といっても、外国の映画のように熱烈なキスやハグをするわけではありません。
至って静かで、日常の延長です。

「じゃあ、行ってきます。留守はよろしくね。」
「いってらっしゃい。ゆっくりゆっくりね。」
(いつも彼に伝えているのは「ゆっくり」と言う言葉です)

そんな普段通りの言葉を掛け合い、軽くハグをするだけ

甘い雰囲気も、感動的なドラマもありません。
10年ほど前から別れ際はハグにしていますが、それは「いってらっしゃい」の挨拶と同じくらい、私たちの生活の一部になっています。

出勤時やプライベートでどちらかが外出する際、
必ず家に残る方が玄関までいき、そこで軽くハグ
をます。

もし仮に出発前に少し険悪な空気が流れたとしても、「ハグをして別れる」というルールが根付いているおかげで、身体を寄せる瞬間に自然と関係がリセットされます。



鍵の確認と、家で一人過ごす時間

そして、静かなお別れの直前、必ず確認する現実的なやり取りがあります。
「家の鍵、ちゃんと持った?」という確認です。

我が家はオートロックのマンションなので、見送った後に私が一人で帰宅した際、鍵がなければ自分の階にエレベーターが止まらず、玄関にすらたどり着けません。

お互いを思いやる静かな時間の中にも、こうした「私が無事に帰れるか」という現実的な確認がしっかり組み込まれています。

少し余談ですが、夫が安心して出張に行けるのは、私が「大の家好き」であることも大きいかもしれません。

彼が出張中は、仕事や必要最低限の買い出し以外、私は玄関から一歩も出ません。
マンションの下のポストにすら行かないほどです。

私が安全な家の中でのんびり一人時間を楽しんでいると分かっているからこそ、彼も外で安心して仕事に集中できるのだと思います。

夫の出張中、家でのんびり過ごすお供に焼いたチョコチップバナナマフィン。


心地よさを循環させる仕組み

見送りを終えて別れた後、彼が新幹線や空港のラウンジに着いた頃合いで、必ず「今日もありがとう」というLINEが届きます。

毎度同じやり取りですが、私が見送ったことを彼が喜び、その彼の様子を見て私も心が温かくなる。

結婚して17年。
喧嘩がないのは「波風を立てないように我慢している」からではありません。

毎度のパッキングやお見送りを通して、お互いを大切に思い、労わり合い、また次も元気で会おうね、とエネルギーを渡し合う。

インテリアを整えて心地よい空間を作るように、
夫婦関係も、そうした「心地よさが循環する構造」を二人で少しずつ作り上げてきたからなのだと思っています。

留守中の夫の部屋。
ぐんぐん成長したエピスシアが、とうとうデロンギのヒーターにまで届きました。


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今井萌美|暮らし愛好家・人材育成コンサルタント 応援、心から感謝いたします。あなたの応援を励みにこれからも楽しく、また少し役立つ記事を書いていきます。

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