DAY15 執着が緩んだ時世界が変わった
子供達がまだ学生だった頃、上の子が17歳、一番下が2歳、その間に3人の子がいる状況で私は離婚した。
その頃、私はかなり病んでいたと思う。
その私の写し鏡の様に子どもたちも、特に長男と、三女の反抗期は半端なかった。
中学生の長男と取っ組み合いの喧嘩をしたことも。
職場に三女の学校から呼び出しの電話が入ることも、一度や二度ではなかった。
でも、不思議とそうであればあるほどパワー全開。
これを乗り越えたら…と戦闘体制マックスになっていた。
すると、子どもの方も想定外の何かをやらかしてくれる。
そんなある日、町中を歩いていて、印鑑の看板が目に入った。
特に用もないのにフラフラとそのお店に入って行った私は何故か実印を作ることになった。
そこから私の周りの様子が変わってきた。
起きた事実は実印を作った。
ただそれだけのこと。
でも、後付けではあるけれど、よくよく考えてみると、それまでの私はいつも被害者意識満載だつた。
別れた旦那さんがいつも悪者。
私はかわいそうな被害者。
そんな頑な私の考えが、過去を引きずるのはもうやめて、前を向こう。
私が一家の大黒柱。
ちゃんとそれを自覚して生きていこう。
と、建設的な考えに変わって行ったら、何と子どもたちの行動が変わってきた。
あれだけ憎まれ口ばかり叩いていた長男が
私が出勤しようとすると、
「気をつけて行っといで。自転車、すぐに乗れる様に家の前に出しといたから」
とこんなに優しい事を言ってれる様になり、
三女もすっかり落ち着いて、会話も普通にできる様になり、時々一緒にお出かけもしたり。という様に変わってきた。
又、結婚式の時、読み上げてくれた手紙では
「母さんが毎日書いてくれていた交換ノート、私はそれに返事した事なかったけど、本当はすごく嬉しかった。
今となっては母さんが言ってくれた事全部受け止めることができる」って。
実印を作った事で私の考えが変わったのか
はたまた、考えが変わったから実印を作ろうと思ったのか。
卵が先か、ニワトリが先か。
みたいな出来事でした。
が、私の中で執着が緩んだ事は確かだと感じている。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
