「オルカン買えば安心」の前に知っておきたい。投資初心者が1歩目で見落としがちな3つの注意点
「新NISAを始めるなら、とりあえずオルカン(全世界株式)を買っておけば間違いないでしょ?」
「みんなが良いって言っているし、オルカン一本で放置するのが一番の正解だよね」
…ぶっちゃけ、そんな風に思っていませんか?
今の投資界隈やSNSを見渡せば、「迷ったらオルカン!」「オルカンを買えば将来は安心!」という言葉で溢れかえっています。確かに、オルカンが世界中のたくさんの会社にコツコツと分散投資できる、ものすごく優秀で素晴らしい商品であることは間違いありません。
でも、「みんなが買っているから」という理由だけで、中身をあまり知らずにオルカンを選んでいるなら、それは少しもったいない選択になってしまうかもしれません。
どれだけ「最強」と言われる投資信託であっても、付き合い方を間違えれば、20代の僕たちの貴重な資産を上手に活かせなくなってしまうリスクがあるんです。SNSではなかなか語られない、初心者が1歩目でつい見落としがちな「意外な注意点」が実はいくつか隠されています。
この記事では、「とりあえずオルカン」というブームから一歩引いて、20代初心者が絶対に知っておくべきポイントを優しく丁寧に解説します!
「せっかく始めた新NISAで、後から『こんなはずじゃなかった…』と後悔したくない」「納得した上で安心して資産形成を続けたい」という人は、ぜひ3分だけ僕に時間をください。読み終わる頃には、あなたの資産形成への安心感が、今よりもずっと深まっていることをお約束します!正直少し誇張してるところがありますが、危機感を持ってもらうためにもおゆるしください笑。ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!
①「みんなが買ってるから」で深く考えていなかった、過去の僕の話
偉そうに注意点なんて語っている僕ですが、新NISAを始めようと口座を作ったばかりの初期の初期は、完全に「オルカンしか勝たん!」と思い込んでいる一人でした。
当時の僕は、投資の知識なんて本当にゼロ。
ネットで「新NISA おすすめ 銘柄」と検索すれば、どこのブログを見ても、どの動画を見ても、「迷ったらとりあえずオルカンを買え!」「オルカン一本で老後資金は完璧!」と大絶賛されていたんです。
画面の中で、賢そうな人たちが口を揃えて「世界中に分散投資するから、これ以上安全な商品はありません」と言っているのを見て、僕はこう思いました。
「へぇー、みんなが良いって言ってるんだから、これ買っとけば間違いないな。考えるの面倒くさいし、オルカンでいっか!」
まさに、中身を何も見ようとしない「思考停止状態」だったんです。
でも、ある日、投資のボタンをポチッと押して数ヶ月が経った頃、僕はふと違和感に気づいたんです。
毎日なんとなくチェックしていたニュースで、「アメリカの有名なIT企業の株価が少し下がりました」という文字が躍っていました。「全世界に投資してるんだから、アメリカが下がっても他の国が支えてくれるから大丈夫でしょ?」と思って自分の口座を確認してみたら……。
なんと、僕のオルカン口座の資産も、アメリカのニュースと連動するように、一緒に目減りしていたんです。
「え、ちょっと待って。全世界にバランスよく投資してるんじゃないの? なんでアメリカが下がっただけで、僕の口座がこんなに影響を受けてるの!?」
びっくりした僕は、そこで初めて、自分が毎月お金を払っている「オルカン」という商品の説明書(目論見書)を、一生懸命になって隅から隅まで読み込みました。
そこで分かったのは、SNSの短い動画などではわざわざ教えてくれなかった、オルカンという商品の「本当の特徴」だったんです。自分がイメージしていた「全世界」とは少し違う中身だったことを知った時、「あ、やっぱり自分で中身を知っておくのって、めちゃくちゃ大事なんだな」と深く実感しました。
当時の僕のように、「みんながオススメしてるから」という理由だけで、中身を見ずにオルカンを買っている人は、ぶっちゃけ今の日本にたくさんいるはずです。
でも、その安心感の裏には、初心者が一歩目で確実に知っておくべき、大切なポイントが隠れているんですよね
②誰も教えてくれない「オルカン」の知っておきたい本当の特徴
では、かつての僕のように「とりあえずオルカンだから無敵!」と思い込んでいる人のために、初心者が1歩目で見落としがちな3つの具体的なポイントを分かりやすく解説していきます。
注意点1:全世界と言いつつ、中身の「6割以上」はアメリカ
「世界中にバランスよく分散投資している」
オルカンという名前を聞くと、多くの人がそんなイメージを持ちますよね。アメリカ、ヨーロッパ、日本、アジアの国々に、綺麗に同じ割合で小分けされて投資されている、と。
しかし、実際のデータ(構成国比率)を見てみると、その中身の6割以上は「アメリカひとつの国」で占められています。
つまり、オルカンを買っているというのは、世界を均等に買っているわけではなく、「超アメリカ中心の、ついでに他国も入っている詰め合わせパック」を買っているようなものなんです。だからこそ、アメリカの景気が悪くなって株価が下がれば、全世界株式という名前に反して、僕たちの口座もダイレクトに影響を受けます。
「アメリカ一本に絞る(S&P500など)のが少し怖いからオルカンにした」という初心者が、実はオルカンを通じてアメリカにたくさんのお金を預けているという、これが1つ目の意外な現実です。
注意点2:成長が止まっている国や企業もセットで買うことになる
オルカン(全世界株式)のルールは、めちゃくちゃシンプルです。「世界の市場の大きさに合わせて、自動で全部買う」というもの。
これは一見すると公平で良さそうに思えますが、裏を返せば、「今、業績があまり良くなくて株価が下がり続けている国」や「将来性が少し厳しそうな産業の会社」まで、あなたの大事なお金で自動的に買い続けるということになります。
もしあなたが買い物に行って、大好きなイチゴのパックを買おうとした時、「普段あまり食べない、少し元気のないバナナもセットじゃないと売れません」と言われたら、ちょっと悩みますよね。でも、オルカンを買うというのは、その元気のないバナナまで、世界全体というパッケージの裏でセットで買う仕組みになっているんです。
そのため、調子の良い国や企業がせっかく出してくれた利益を、調子の悪い国や企業が少し相殺してしまうという構造的な特徴があることを、初心者のうちはなかなか気づけません。
注意点3:買って放置するだけでは「出口」で確実に迷子になる
そして、一番大切なのに見落とされがちなのがこれです。
SNSのプロたちは「オルカンは20年買って放置すればOK!」と言いますが、「じゃあ、20年後に増えたそのお金を、どうやって、どのタイミングで売って生活費に変えるのか」という【出口戦略】については、あまり詳しく教えてくれません。
投資で一番難しいのは、実は「買うこと」ではなく「売ること」です。
20年後にせっかく数百万、数千万に増えたとしても、自分が売ろうとしたその年に、たまたま世界的な大暴落が来たらどうしますか?「あと数年待てば戻るかも…」とズルズル引きずっているうちに、人生の一番お金を使いたい時期(結婚、子育て、マイホームなど)を逃してしまうかもしれません。
「オルカンだから安心」と完全に考えるのをストップさせてしまっている人は、資産を売る時のルールを考えていないため、最後の最後でどうしていいか分からず、迷子になってしまうポイントなんです。
③特徴を知ったあなただからできる、賢い最初の1歩
「オルカンにそんな注意点があるなら、やっぱり新NISAなんてやらない方がいいのかな…」
ここまで読んで、そんな風に少し不安になってしまったかもしれません。でも、安心してください。僕が今日伝えたかったのは「オルカンを買うな」ということでは絶対にありません。
本当に気をつけたいのは、オルカンを買うことではなく、「中身のリスクや特徴をよく知らないまま、みんなが買っているからという理由だけで、完全に任せきりにしてしまうこと」なんです。
中身の特徴をちゃんと理解した上で、「それでも世界全体に投資したいからオルカンを選ぶよ!」という人は、もし途中で値下がりが来ても、ブレずに投資を続けられます。なぜなら、中身がアメリカ中心だと知っているから、アメリカのニュースを見ても「あ、想定内だな」と冷静でいられるからです。
投資で途中で怖くなってやめてしまう人は、全員「知らなかった人」です。
3つの注意点を知ることができたあなたは、その時点で、すでに他の「なんとなく始めている人」とは比べものにならないくらい、一歩リードしています。
じゃあ、具体的にこれからどう行動すればいいのか。
やるべきことは、やっぱり超シンプルです。
まずは「毎月いくらなら、もし値下がりしてもハラハラせずに生活できるか」を自分の胸に手を当てて考えてみる。それが前回の記事で書いた「飲み会3回分の月1万円」なら、今すぐその金額で設定を始めてみればいいんです。
大事なのは、完璧な100点満点の正解を探して立ち止まることじゃありません。
特徴を頭の片隅に置きながら、まずは小さく自分の「未来のお守り」を育て始めてみること。中身を知っているあなたなら、もう相場に一喜一憂せずに、ドッシリと構えていられるはずですから。
④自分の資産を優しく守れるのは、あなたの知識だけ
「オルカンだから絶対に安心」なんていう魔法は、投資の世界には存在しません。
どんなに優れた商品であっても、良いところと注意が必要なところの両方を知り、自分の頭で納得して資産を育てる。それこそが、20代の僕たちが将来のお金の不安をなくすための、本当の正解です。
今日の記事を読んで中身を理解できたあなたなら、もう一歩先の視点を持てています。自信を持って、最初の一歩を踏み出してくださいね。
……ただ。
先ほどお話しした「3つの注意点」の最後、【買って放置するだけでは『出口』で確実に迷子になる】というポイントだけは、どれだけ若くして積立を始めても、自動的には解決できません。
どれだけ綺麗にお金を大きく育てられても、最後の最後、人生の一番お金を使いたいタイミングで「どうやって売るか」を間違えてしまえば、それまでのコツコツとした努力が少しもったいない結果になってしまうからです。
せっかく今から大切に育てる資産、最後の最後まで優しく守り抜いて、自分の人生のために100%上手に使いたいですよね。
そこで、僕が本気で「買い方」から「一番大切な終わらせ方」までを20代向けにわかりやすくまとめた、新NISA完全版のロードマップも別の記事でじっくり解説しています。
「始めた後の出口で絶対に迷子になりたくない」「最後の最後まで笑顔で勝ち逃げしたい」という人は、ぜひこちら他の記事もご覧いただけると嬉しいです!
最後までご覧頂きありがとうございました❤️🔥

