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伊藤詩織監督への批判

◉伊藤詩織さんが、自身の経験を元にしたドキュメンタリー映画の監督となり、その作品がアメリカのアカデミー賞のドキュメンタリー部門でノミネートされたようですが───。あれほど彼女を称賛した日本のフェミニズム界隈が、あまり盛り上がっていません。この映画、制作手法に批判が出ており、朝日新聞もノミネートを報じながらも、その批判部分にけっこうな字数を割いています。

【伊藤詩織さんのドキュメンタリー、米アカデミー賞の候補に】朝日新聞

 第97回米アカデミー賞のノミネート作品が23日発表され、性被害を実名で告発したジャーナリスト伊藤詩織さんが監督した「Black Box Diaries」が、長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた。また、西尾大介監督の「あめだま」が短編アニメ賞にノミネートされた。授賞式は3月2日にロサンゼルスで開かれる予定。
(中略)
 伊藤さんのドキュメンタリーを巡っては、性被害に関する民事訴訟で伊藤さんの代理人を務めた弁護士が、許諾のない映像や音声が使われていると指摘するなど混乱が生じている。酩酊(めいてい)状態の伊藤さんがホテルに連れて行かれる映像や、警察官が伊藤さんに内々に捜査の進捗(しんちょく)状況を説明する電話の音声が該当するという。制作元によると、日本での公開は未定。

https://www.asahi.com/articles/AST1R46R6T1RUCVL04HM.html?iref=pc_ss_date_article

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。


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■三つ子の魂百までも?■

詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。このnoteでも以前、伊藤さんの代理人を務めた弁護士でさえも、許諾のない映像や音声が使われた点を批判していることを伝えましたが。彼女の身勝手な行為で、今後の裁判で匿名の証言者や情報提供者を萎縮させる危険性は、十分にあると考えます。公共性と匿名性の秘匿のバランスは、そう単純ではないと思うのですが。それにしても、批判に対して伊藤さん側は、スルーしてるように見えます。旧ツイッターでは、こんな指摘が目に入りました。

これは伊藤詩織さんのエッセイ『裸で泳ぐ』を読んだ感想なのですが、中学生時代の伊藤さんが、学校ジャージでクラスメイトと電車に乗るとき一人だけ子ども料金で乗車し駅員さんに怒られた。にも関わらず被害者アピールをするエピソードがあって引いたんですよね。子どもが「悪いこと」をすることは成長過程上仕方ない部分もありますが、「仲間に迷惑をかけた」ことに関する後悔や反省の言及が一切なかったことに驚きました。私の感想は、「伊藤詩織さん、絶対に一緒に仕事をしたくないタイプだ」です。

https://x.com/erishibata/status/1882804439935078706

……こんなエピソードがあったとは。この騒動の当初から、彼女に感じていたある種の違和感を、とても的確に表現されていますね。もともと、TBSのニューヨーク支局長であった山口敬之氏に接近したのも、事件後のメールのやり取りで「無事ワシントンに戻られましたでしょうか? VISAのことについてどのような対応を検討していただいているのか案を教えていただけると幸いです」と、ビザの件をずっと話題にしていたのに、それが反故にされたら意趣返しのように性的暴行の件を言い出した印象でしたが。中学生の頃から、自己中心的というか、周囲のことを気にしない性格だったようで。

■批判点をまとめた記事■

今回、彼女の周辺で起きている批判と、根っこは同じですね。もともと彼女、話を盛るクセもあるように感じます。デートドラッグを飲まされたとか言い立てて、裁判では退けられました。また警察から、事細かに捜査の進捗状況を伝えられていたようで、安物のドラマの脚本のように、空港への逮捕を実況中継された様子を証言してみたり。自分も武道繋がりで、警察官の知り合いは一般よりは多い方だと思いますが、そんな捜査の内情をペラペラしゃべるか疑問です。捜査情報がどこから相手側に漏れるか、分かったものではありませんから。

そもそも、逃亡の恐れが低い山口氏を、任意同行でなくいきなり空港で逮捕というのは、疑問符がつきます。警察内部に、伊藤さんのシンパがいる可能性は、否定しませんが。TBSニューヨーク支局長という、大手マスコミの中でもかなりのポジションの人物を、刑事事件では裁判が維持できなかったレベルの告発で逮捕に踏み切るほど、日本の警察は迂闊ではないと思いまよ? 個人の感想ですが。ちなみに、自分がかつて空き巣に入られたときは、警察に問い合わせても進捗状況は、教えてくれませんでしたけどね。でも、それが当たり前。こちらの記事もリンクしておきます。

【アカデミー賞ノミネート快挙も、伊藤詩織監督作は何が問題になっているのか #専門家のまとめ】Yahoo!

1/23に発表された第97回アカデミー賞のノミネートで、長編ドキュメンタリー部門に伊藤詩織監督の『Black Box Diaries』が5本の中に入った。同部門で日本人監督の作品がノミネートされるのは、アカデミー賞史上でも初めて。大きな快挙ではあるが、同作の中で使用された映像と音声が波紋を広げている。裁判以外では出してはいけないはずの防犯カメラの証拠映像、警察官との電話の録音などが同作で使われているからだ。実際に作品を観た筆者にとっても、これらは作品の根幹となる部分だっただけに混乱は収まらない。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ac171cf916b3a2d2a20c10033082c53e9b32232e

今回のドキュメンタリー映画に対し、いったい何が批判されているのか、上記のまとめが、簡潔で分かりやすいかと思います。参考にどうぞ。伊藤詩織さんに関しては、草津町の件など首を突っ込まず和製フェミニストたちとは適度に距離を取っている印象がありました。そう評しているポストも、何回か見かけた記憶があります。しかしこれは誤謬で、エッセイ『裸で泳ぐ』で披露したエピソードのような態度が、和製フェミニストたちからも敬遠され、距離を置かれていただけだった可能性が……。真相は分かりません。でも引用した上記の朝日新聞も、どこか批判的なニュアンスを最後の行に滲ませてませんか?

■予言されたノミネート?■

そして、昨年11月28日の崔碩栄氏のポストが、話題になっています。日本アカデミー賞が、内閣調査室の仕事内容も理解していないトンデモ映画『新聞記者』に、作品賞を含む四冠を与えて、その左重心ぶりを批判されましたが。そもそも本家のアカデミー賞も、かなりの左重心なんですよね。ハリウッド自体が、マッカーシー議員の赤狩り(レッド・パージ)の標的にされるぐらいには、リベラルが多数派で。共和党支持者がシルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーなど、超少数派ですから。何らかの政治力が働いても、不思議はないです。

今日米国の映画関係者から、来年のアカデミー賞で日本のドキュ映画がノミネートされるとの「予言」を直接聞いた。これはなんだ?出来レースか?と思った🙄

https://x.com/Che_SYoung/status/1862145226602905869

ひょっとして出来レース? お手盛り? ハリウッドの左重心ぶりを見てると、なんというか……疑惑は拭えませんね。あくまでも個人の感想です。国連人権委の方から来ました案件やアムネスティ・インターナショナルの方から来ました案件、ローマ法王と面会しました案件など、外圧を利用しようとする事例が、日本の左派には多く見られます。みごと受賞となるのか、その場合の朝日新聞や毎日新聞や東京新聞などのマスコミがどう報じるのか。とても気になります。日本の左派の呉越同舟ぶりを見るに、興味深い事態が観察されるかもしれません。アーニャワクワク


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