あいについて本気出して考えてみた(モノカキングダム2025参加)
あいとは何ぞや。
AIとするか、愛とするか。試合、居合、頃合い。雑念があふれて制限である1500文字を侵食していく。
「ま~投票制といっても、結局フォロワーが多い人が有利なんじゃないの?」
そんなやさぐれた声も聞こえる。どこから?自分の中から。なんてひねくれた野郎だ、俺。
自分の記事は普段からスキがそんなに多いわけではないし、一番多い時でも100には届かなかった。
とはいえ100を超えたらどうなのよと言われたら、特に何かあるわけではない。まあスキといえばハートなので愛が100個集まった、みたいなハッピー解釈でもいいのかもしれないが…。
とはいえ100の愛が集まったらどうなのよと言われたら(以下略)。
とにかく「あい」だ。「あい…あい…」と夢遊病患者のようにつぶやきつつ考えたところ、山本弘の「アイの物語」が浮かんだ。遠未来をベースとしながら短編を挟んだSF小説の傑作である。よし、これを紹介しよう。大ボリュームの小説なので5000字ほど使って…と思いきや文字数制限が1500文字だった。断念。どうでもいいけどDANNENて書くと海外の手袋かなんかのブランドぽい。
と、ふとそこで息子が4歳くらいの時の映像が急に浮かんだ。音が出る絵本を何回も再生しながら歌っていたあの歌。幼稚園で習ったのかテレビで覚えたのか定かではないが、一時期ひたすら「アイアイ」を口ずさんでいた。アイアイといえばみんなが知ってるが実際には見たことない動物筆頭である、たぶん。それはそれとしてこの時の映像が残っていて、結構何回も見ていた。
絵本から流れるアイアイの音楽。歌い出す息子。妻がビデオカメラを構えているのを見ているためか、気合が入っているようにも見える。さっそくモンキーポーズで、ノリノリだ。
「あ~いあい、あ~いあい、あ~いあい、あ~いあい」
リズムに乗って手を上下に振りながらモンキーポーズ。教育テレビかなにかで覚えた振りだろうか。
「おさ~るさ~んだよ~ぉ」
ちょっと語尾が心もとない。覚えたてだろうか。
「あ~いあい、あ~いあい、あ~いあい、あ~いあい」
かまわず次のフレーズへ。乗ってきた。
「おさ~るさ~んだよ~ぉ」
えっ!?南の島は?出身地が明かされないままのアイアイ。
「あいあいっ!あいあいっ!あいあいっ!あいあいっ!」
ここでテンポアップ。アイアイ、次は何を紹介されるのか。
「おさ~るさ~んだよ~ぉ」
語尾が上がった!メロディは合ってる!しかししっぽの長さには言及されない。
「あ~いあい、あ~いあい、あ~いあい、あ~いあい」
いよいよクライマックスだ。もしや、この流れは…!!
「おさ~るさ~んだよ~ぉ」
貫いた~!!最後まで猿一本で貫いた~!心なしか撮影している妻の手が震えているようにも見える。
まあとにかく全然歌詞を覚えていなかったというだけの映像なのだが、妻と気に入って何回も見ている。今回久々に引っ張り出してみた。息子はもう嫌がる年ではあるが、構わず見る。息子がもし今後結婚式を挙げるようになり子供の頃の映像を求められるようなことがあったら、これを提供したいと思っている。それこそ全力で止められるかもしれないが。
いや~「あい」ってこれでいいのか?赤塚的に言えば、これでいいのだ。
(1331文字)
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