中東の水事情と淡水化プラントへの攻撃リスク
水を巡る争いについては、アフリカなどを中心に以前から問題となっています。今起こっている中東の戦争でも、海水淡水化プラントへの攻撃が懸念される状況になってきました。実際にバーレーンでは、海水淡水化プラントに対してイランのドローンによる攻撃が行われ、被害が出るといったことも起きています。イラン側は、先に淡水化プラントを攻撃したのはアメリカとイスラエルだと主張しており、淡水化プラントへの攻撃がエスカレートしないかという点が、これまで以上に心配される状況になってきています。
中東の湾岸産油国では海水淡水化プラントが多く稼働しているということは、多くの方がご存知だと思いますが、これらの地域の水事情について詳しく知っているという人はそれほど多くないかもしれません。この記事では湾岸産油国の海水淡水化プラントについて解説します。
中東や北アフリカなどの乾燥した地域を中心に、世界中で水不足が進行しつつある中、経済的に余裕のある国々は次々と海水(塩水)の淡水化に着手している。海水淡水化とは、大量のエネルギーを用いて、海水などから塩分を取り除く処理のことだ。世界には現在、稼働中および建設中のものをあわせて、1万6000カ所近い海水淡水化プラントが存在する。
中東の水事情と淡水化プラント
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