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ブラジルのX停止に見る情報との付き合い方


 もしXが閉鎖されたら……。
 現在、その可能性が高まっているわけではありませんが、最近ブラジルで一時的にX(旧Twitter)のサービスが停止されるという事態が発生しています。現時点で、他の国でも同様のことが起こりそうというわけではありませんが、この件は非常に政治的な問題です。Xのイーロン・マスク氏がトランプ氏を支持していることを、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
 トランプ氏もハリス氏も特に支持していないが、世界で起こっていることを知りたいという方に向けて、この件を解説したいと思います。

視聴者層とXの利用状況

 私のYouTubeチャンネルは約20万人近くのフォロワーがいますが、Xのフォロワーは約1万2,000人ほどです。Xでも情報発信を行っていますが、それほどフォロワーが増えているわけではありません。
 YouTubeを見てくださっている方の中には、Xをあまり利用していない方も多いようです。これは、それぞれのプラットフォームが公開しているユーザー情報でも明らかになっているとおり、Xは20代の利用者が最も多い一方で、YouTubeは40代以上のユーザーが多いなど、ユーザー層に違いがあります。

日本におけるXの利用状況

 日本ではXのユーザーが比較的多く、6,000万人以上がいると言われています。そのため、Xはサービスを展開するにあたって、日本人のユーザーのことをよく考えて提供していると言われています。
 フリーランスで仕事をしている方など、Xがビジネスにおいて欠かせない存在となっている方も多く、様々な情報の告知や利用方法がされています。もしXが使えなくなった場合、日本には困る方が非常に多いのではないかと思います。

ブラジルでのXのサービス停止事例

 Xはブラジルで一時的にサービスを停止したことがありました。2022年の選挙においてフェイクニュースやヘイトスピーチを拡散するアカウントを規制しなかったことなどが原因で、ブラジルの裁判所がサービス停止命令を出したのです。
 2024年8月末にXはブラジルでのサービスを停止し、その後2,800万円レアル、日本円で約7億5,000万円程度を支払い、誤った情報を発信したアカウントを凍結しました。これを受けて、2024年10月8日にブラジルの裁判所はXのサービス再開を承認しました。

Xに対する様々な意見

 Xに関しては様々な意見があると思います。頻繁に利用している方はその重要性を認識している一方で、利用に対して疑問を感じている方もいるでしょう。
 私個人の現在の考えをお伝えしますと、最近Xを開くのが少ししんどいと感じる時があります。国際情勢などに関連する投稿が多く表示されることが原因だと思います。最近は戦争や多くの事件が起こっており、残酷な映像が流れてくることが多いです。ウクライナのドローン映像など、見たくなくてもXを開くとそうした映像ばかりが目に入ってきます。特に最近はそうした内容が増えている気がします。

Xに対する個人的な見解

 しかし、Xが悪いとは思いません。これをなくしてしまうべきだとも考えていません。Xには見たくない情報や明らかにおかしい内容も多く存在しますが、それを完全に排除することが良いことだとは思いません。
 金融機関の役員の方と話した際に、その方は若い世代がSNSばかり見て新聞を読まなくなっていると指摘していました。SNSには嘘の情報が多いにも関わらず、多くの人々が利用しているため、情報に流されやすくなるとのことです。その方は、自分の部下に日経新聞を必ず読めと言っているそうです。

メディアの信頼性と情報の正確性

 私がその方に話したのは、確かにSNSには嘘の情報が多いということ、しかし、大手メディアの情報にも誤りがあるのが事実だということです。するとその方は「大手メディアは誤りがあればきちんと訂正しているので信用できる」と述べました。
 実際にはそうではないように見えるため、メディア離れが進んでいるのではないかと思います。

 今回の金融緩和策について、日経新聞は「バズーカ」と表現していましたが、2013年に黒田日銀が行った異次元緩和ほどのインパクトはないでしょう。また、日経新聞は25日に「バズーカ」と書いていましたが、26日には「空砲」と書いており、市場関係者の反応を見て1日で書いていることが大きく変わっています。

中国の金融緩和策とその限界の解説

ペトロダラー協定の例

 もう一つお話ししたいのが、ペトロダラー協定の件です。ペトロダラー協定については、今年の6月頃にネットで話題になりました。私は「密約」と表現しましたが、ペトロダラー協定が実際に存在したかどうかについては公式な発表がありません。そのため、この件について大手メディアでほとんど触れませんでした。
 公式に発表されていないことについて確証のない話を報じることが難しいからだと思います。ジャーナリストの方々は「インフルエンサーが騒いだだけで根拠がない」と記事にしていました。

2024年6月の記事ですが、突然閲覧数が急増しました。有難いことに、Google検索で「ペトロダラー協定」と検索すれば上記の記事が1ページ目、そして2番目にきます。「ペトロダラー協定」と検索している方が増えているのでしょう。

ペトロダラー協定終了の影響について&用語集②

 しかし、公式発表がないからといって「存在しない」と断言するのは難しいです。どこかの政府や大企業が発表した場合、それをもって「存在する」とみなされ、発表していないことは「存在しない」となるのでしょうか。
 多くの大企業や政治家が不都合な情報を公開しない中で、情報が十分であるとは思えません。だからと言ってXで流れている情報が全て正しいと言うつもりはありません。金融関係など、専門的な知識を持っている分野では「これはおかしい」と感じることが多いです。

自由な情報発信の必要性

  一般の人々が「これはおかしい」と自由に言える場所があることは必要だと思います。技術的に可能になった今の社会で、過剰に規制することは反発を招くだけではないでしょうか。Xを見るのがしんどいと感じながらも、私はXがなくならない方が良いと考えています。
 
今後、アメリカの大統領選挙の結果にも影響されるかもしれませんが、Xがどうなっていくのか、私たちの社会で重要な問題だと考えています。

ソーシャルメディアの規制強化

 もし規制が強化されて仮にXが閉鎖されたり使えなくなったりしたとしても、それを望む人々が多く存在しているため、何らかの形でまた似たような仕組みが出てくると思います。時間をかけながら、できる限り問題の少ない、使いやすいものに変えていく努力が必要だと思います。これをX運営が行うのか、または別の新たなプラットフォームが出てくるのかは分かりませんが、現在のXの問題について私はそう捉えています。

総括

 日経新聞だけを見ていれば良いと考えている方はほとんどいないと思いますが、大手メディアの情報だけで十分だと考えていると、現在の社会で遅れをとるのは間違いありません。
 様々な情報とどう向き合っていくかは、私たちの社会において大きな関心事であり続けると思います。


ご参考

 世界中で移民が増加することにより、様々な問題が発生しています。それに対する反対運動も起こっていますが、この問題についてメディアが十分に伝えていない傾向があると感じています。ソーシャルメディアで誤った情報を流した人が逮捕される事例も増えており、この問題は非常に扱いが難しくなってきています。

フランスでの殺害事件に見る不法移民問題

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