39. 髷はタイを知る。
この国で隆盛を極めたものにゆるキャラと相撲がある。
まずゆるキャラ、ちょんまげを頭にのせたねこライクなキャラ、彼は今どこで何をしているのだろうか?その足跡を追ってみた。彼は今なんとタイにいた。当地でシャム猫と手を組みカワイイ界をゆるく掌握しているという。
次は角界、第◯代横綱朝鯖龍。引退後は間違いなく名親方になると言われていたがあっさりと場所を去り市場に現れた。最高の鮮魚料理店を開くためである。現役時代、彼の優勝回数はハンパなくその度に輝ける鯛を手にし掲げてきた。それが知らぬ間に彼の目利きとしての目と興味を育てたのである。
この二人の話からわかるのは、その道一筋一流と言われる人は、そればっかりやってきた・それしかできない・そこしか知らない人なのではなく、違うことをやっても一流なのだということである。
いつの間にか使われるようになった『髷はタイを知る。』という諺は、この二つの話のどちらかが起源と言われている。
