60. 着てるインフォメーション
90Sと言われる時代があって、どう言う時代だったか問われれば、今、90Sと言われてるファッションがあることが象徴的だけども、すべてがイメージの支配する時代であった。
その頃は、今と比べれば情報が圧倒的に限られていた。情報の少なさというものが何を生み出すか?人々の画一性である。それは表面的な事象だけでなく、思考といった内面深くにも及ぶものである。
今までの話の流れからわかりやすいようファッションに例えていうと、モード系を着ている人はこういう人、アメカジを着ている人はこういう人、裏原系だったらこういう人...といった感じで、その人が纏うイメージがぼんやり見てとれた。
今は逆に情報による人々の細分化が激しすぎて、表面と内面もズレまくっていて、90Sのような分類は最早不可能だ。どちらが良いか悪いか 。
結局、一番カッコイイのは全裸の人だと思う、情報を着ないという意味において(決してそういう願望があるわけではない)。
