見出し画像

本当の友達はまた人生のどこかで繋がれる

私は30代後半で第1子を出産しました。現在、子持ちの友人の多くは30歳前後で結婚し、第1子を出産したので、ライフステージ変化のタイミングが彼女たちとはズレていました。

彼女たちが「そろそろ結婚したい!子どもが欲しい!」と口を揃えて言っていたタイミングで私自身は「しばらく海外で自由に過ごしたい」と言って、新卒で入った会社を次の当ても無く辞めました。

それに合わせて当時住んでいた都内から一旦全て引き上げたので、拠点も20代を謳歌した関東から地元になり、物理的な距離が出来、かつてのようにすぐに会えなくなったこともあり、少し疎遠になってしまったのは事実です。

時々会っても、やはり子どもや育児とキャリア両立の話題ばかりだと私には付いていけないこともあり聞き役に回ることも多かったし、逆にこちらの海外でのモラトリアム生活や、その後の転職活動の話は何ともしっくりは噛み合わないものでした。

でも、それからまた数年経ち、乳幼児期の子育てから少しずつ手が離れ出した友人達とは、遠方に住んでいるので頻繁ではないものの、お互いの家を行き来したり、一緒に旅行をしたり、短くとも楽しい時間を再び共有出来るようになりました。誰かが子連れだったり、大人だけだったり。

また、私の幼い頃からの友人の1人は、20代前半に1人目、20代半ばに2人目、3人目を出産したので、20代は子育て中心の日々を送っていました。独身で平日はモーレツ会社員をしつつ、週末は予定ぎっしり遊びまわったり勉強をしたり、長期休みがあれば旅行三昧の日々を送っていた私と彼女もやはり全然異なるライフステージに立っていた期間が長くありました。

逆に、現在彼女は、ほぼ子育ての手が離れて来て、多様な趣味を謳歌しつつ、好きなことを仕事にしています。さらに今は時間の融通が効くからと、実家からの子育てサポートが得られずに1歳児を自宅保育しつつ切迫早産で安静中の私の為に、わざわざ往復3時間かけて我が家にご飯を作りに来たり、子どもを遊びに連れ出したりしてくれています。

その時々でたくさんの時間や想い出を共有した友人たちとライフステージの違いから、生活スタイルや話が噛み合わなくなるのは、確かに寂しく感じたこともありました。

でもまた時が巡って、こうして一緒に楽しい時間を違った形で共有出来たり、ライフステージが違ったからこそ助けてもらえたり。

もちろん疎遠になってしまったままの友人もいますし、価値観の変化とともに友人関係が変わること自体は悪いことでないとも思います。

でも、昔からの自分をずっと知ってくれている、今さら飾る必要のないほどに色んな過去の失態を曝け出して来たそんな友人とのたわいもない時間は、とても心安らぐひとときであり、本当に続いていく友だちとは人生のどこかですれ違うことがあっても、また繋がってゆけるのだと歳を重ねたことで新たに知ることが出来ました。

いいなと思ったら応援しよう!