見出し画像

QC検定3級 直前総まとめ|覚えるのはここだけ【保存版の一覧表つき】

試験が近い。
でも、範囲が広くて、どこから手をつければいいか分からない。

そんな人のために、3級でよく問われる要点だけを、一気に見返せる形でまとめました。

全部を完ぺきにするのは、直前ではむずかしい。
でも、ここに並べた要点を押さえるだけで、取れる問題はぐっと増えます。

移動中でも、寝る前でも、この記事をくり返し読んでください。
それだけで、合格の可能性は上がります。

そして記事の最後に、全部を1枚にまとめた一覧表を置いています。
時間がない人は、そこだけスマホに保存して、試験の前に見返してください。

手法分野の要点

データの種類

  • 計量値 … 測って得る、連続した値。長さ、重さ、時間、温度など

  • 計数値 … 数えて得る、とびとびの値。不良品の数、キズの数など

「測る」が計量値、「数える」が計数値。
まずここを取りちがえないこと。

基本統計量

  • 平均 … 全部を足して個数で割った値。中心の位置を表す

  • 中央値(メディアン)… 大きさ順に並べた真ん中の値(データが偶数個のときは中央2つの平均)

  • 最頻値(モード)… 一番多く出てくる値

  • 範囲 R … 最大値 − 最小値。ばらつきの大きさの目安

  • 偏差平方和 S … 各データと平均の差を2乗して合計したもの

  • 分散 V … 偏差平方和 S をデータの個数で割った値

  • 標準偏差 s … 分散の平方根。ばらつきの大きさを表す代表的な指標

平均は「中心」、範囲や標準偏差は「ばらつき」。
中心とばらつきは別のものだと意識してください。

正規分布と3シグマ

左右対称の、つりがね型の分布です。
ばらつきが自然なとき、データはこの形になります。

ここで出てくるσは、データ全体(母集団)のばらつきを表す標準偏差です。
標本から計算するときは s と書くこともあります。

覚える数字はこれです。

  • 平均 ±1σ の中に、約68%が入る

  • 平均 ± 2σ の中に、約95%が入る

  • 平均 ± 3σ の中に、約99.7%が入る

この「±3σでほぼ全部(99.7%)」は、管理図の考え方にもつながる大事な数字です。

QC七つ道具

数値データを整理して、見える化する道具です。
7つの名前と、一言の使いみちをセットで覚えます。

  • パレート図 … 項目を大きい順に並べ、重点を見つける

  • 特性要因図 … 結果(特性)に対する原因(要因)を洗い出す

  • ヒストグラム … データの分布の形を見る

  • チェックシート … データを取りやすく、数えやすくする表

  • 散布図 … 2つの量の関係を見る

  • グラフ … 変化や状態を見える化する

  • 層別 … データを条件ごとに分けて調べる

管理図はグラフの一種で、工程が安定しているかを見ることに特化したものです。
よく出るので、あとで独立して説明します。

パレート図と特性要因図は、とくによく出ます。

新QC七つ道具

言葉(文章)のデータを整理する道具です。
3級では、名前と「言語データを扱う」という点を押さえれば十分です。

親和図法、連関図法、系統図法、マトリックス図法などがあります。

管理図

工程が安定しているかを見る図です。
中心線と、上下の管理限界線(ふつう ±3σ)を引きます。

  • 計量値には … Xバー・R管理図 など

  • 計数値には … p管理図、np管理図、c管理図、u管理図 など

点が管理限界の外に出たり、片側にかたよったり、くせのある並び方をしたら、異常のサインです。

工程能力指数

規格の幅に対して、工程のばらつきがどれくらい収まっているかを表す数字です。

  • Cp … ばらつきだけを見る

  • Cpk … ばらつきに加えて、かたより(中心のずれ)も見る

  • 目安として、1.33以上あれば十分とされる

検査と母集団

  • 全数検査 … すべてを調べる

  • 抜取検査 … 一部を抜き取って調べ、ロット全体の合否を判定する

  • 母集団 … 調べたい対象の全体

  • 標本(サンプル)… 母集団から抜き取った一部

実践分野の要点

手法とならんで、品質管理の「考え方」もよく問われます。
言葉と意味をセットで覚えてください。

管理のサイクル

  • PDCA … 計画(Plan)→ 実施(Do)→ 確認(Check)→ 処置(Act)をくり返す

  • QCストーリー … 問題解決の手順。テーマ選定 → 現状把握 → 目標設定 → 要因解析 → 対策立案 → 実施 → 効果確認 → 標準化・歯止め

よく出る考え方

  • 三現主義 … 現場・現物・現実。机上でなく、実際を見て判断する

  • 重点指向 … 大事なところ(上位)に絞って手を打つ。パレート図と相性がよい

  • 後工程はお客様 … 次の工程を、お客様だと思って仕事をする

  • 源流管理 … 問題を、できるだけ上流(源流)で防ぐ

  • 再発防止 … 起きた問題の原因を取り除き、二度と起こさない

  • 未然防止 … まだ起きていない問題を、前もって防ぐ

  • 標準化 … やり方を決めて、だれがやっても同じ結果になるようにする

  • 歯止め … 良くなった状態を、元に戻らないように仕組みで固定する

  • 5S … 整理・整頓・清掃・清潔・しつけ

  • ばらつきの管理 … 品質管理は、ばらつきを小さくおさえることが基本

品質の考え方

  • マーケットイン … お客様の求めるものをつくる、という考え方

  • プロダクトアウト … つくる側の都合を優先する考え方

  • 品質第一 … コストや納期より、まず品質を大切にする

直前の覚え方のコツ

  • QC七つ道具は「名前 + 一言の用途」で7つセットにして覚える

  • 数字は「±3σで99.7%」「Cp1.33以上」など、代表的なものだけ確実に

  • 実践分野は、言葉の意味を自分の職場に当てはめると忘れにくい

  • 迷ったら、ばらつきを小さくする・重点に絞る・源流で防ぐ、が品質管理の基本の発想

まとめ

  • 計量値は測る、計数値は数える

  • 平均は中心、範囲や標準偏差はばらつき

  • 正規分布は ±3σ で約99.7%

  • QC七つ道具は、名前と用途をセットで

  • 管理図は、計量値はXバー・R、計数値はp・np・c・u

  • 実践分野は、PDCA・QCストーリー・三現主義・重点指向をおさえる

範囲が広く見えても、よく出るところは限られています。
この記事の要点をくり返し見返して、取れる問題を確実に取っていきましう。

【保存版】間違えやすいポイント一覧

ここまでの内容を、1枚の表にまとめました。
直前の見直しは、この表だけでもできます。
スマホに保存して、試験の前にさっと確認してください。

この記事が役に立ったら、スキで教えてもらえると励みになります。
「ここをもっとくわしく」という要望があれば、コメントで教えてください。
リクエストの多いところから、個別にくわしく解説していきます。

いいなと思ったら応援しよう!