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【満月の星読み】2026.07.29 水瓶座満月──古い自己像を越えて、新しい未来へ

こんにちは。

はじめに、このたびの熊本地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。いまだ行方のわからない方々が、一刻も早く見つかりますように。

大きな災害の直後に星の配置について語ることには、慎重でありたいと思います。科学と占いの両方に親しむ者として、ここは明確にしておきたいのですが、占星術によって地震そのものを説明することはできません。

今回も、現実の出来事を星に結びつけて断定するのではなく、いつものように、星の配置が映し出す私たちの心象風景を中心に、水瓶座満月を読み解いていきます。

【1】満月図の概要──大きな転換を示す不動宮の満月

2026年7月29日、水瓶座で満月を迎えました。

今回の満月では、水瓶座の月に冥王星が重なり、その向かい側では、獅子座の太陽に木星がほぼ正確に重なっています。

月と太陽が向かい合う満月は、もともと、私たちの内側にあるものが明るみに出やすいタイミングです。

けれども今回は、その両側に冥王星と木星が加わることで、いつもの満月以上に、大きな力が動いていることがわかります。

冥王星は、古いものを根底から変容させる天体です。

一方、木星は、物事を広げ、その意味や可能性を大きくしていきます。

そのため今回の満月は、これまで当たり前だと思ってきた価値観や、生き方、社会との関わり方が揺さぶられ、その先にある新しい可能性が大きく押し広げられていくような配置になっています。

また、月と冥王星は、社会的な立場や役割を表すMCの近くにあります。

一方、太陽と木星は、その反対側にあたるIC付近に位置しています。

これは、私たちの内側や、暮らしの土台、心の奥深くで起きている変化が、外の世界での役割や、社会との関わり方にまで及んでいくことを示しているように見えます。

自分の中だけで完結していた思いや気づきが、実際の選択や行動となって、少しずつ外の世界へ現れてくる。

あるいは、社会の中で担ってきた役割に違和感を覚え、自分の本心や、本当に大切にしたいものへと立ち返っていく。

今回の満月には、そのような内側と外側の大きな組み替えが表れています。

さらに、この満月は、獅子座と水瓶座という不動宮のサインで起こります。

不動宮は、物事を維持し、育て、ひとつの形として定着させていく性質を持っています。

そのため、不動宮で起きる満月は、簡単には動かせなかったものや、長い時間をかけて築いてきたものに、変化が起こるタイミングでもあります。

それは、急に何かが壊れるというよりも、内側ではすでに進んでいた変化が、もう無視できないところまで育ってきた、と考えた方が近いでしょう。

私たちは今、自分を守るために長く抱えてきた考え方や役割を、そのまま維持するのか。それとも、そこに新しい意味を与え、次の形へとつくり変えていくのか。

今回の水瓶座満月は、私たちをひとつの大きな転換点へと立たせているように見えます。

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