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tsukajack
幕末の円高仕掛人 水野忠徳の生涯(著:野田秀行)【読書紹介は忘れ去っていた過去に追いつかれたんだ】
幕末の行政官。水野忠徳。
外国奉行として外国との交渉に挑んだひとり。
タイトル通り、通貨価値の防衛をしたらしい。
以前に読んだ本ですっかり忘れていた。
ネットで調べた本の感想も大してないので、
(なんてマイナーなんだ)
どうだったかなあ、という記憶のなべ底をひっくり返して感想を書いてみる。
外国奉行なので、まずは小笠原に行き、日本の領土化を正式に確認する。
放っておくと英国領などにされてしまう。
実際に現地にはすでに欧米系の住民がいるのだった。
「肉を食べないと死んでしまいます」という訴えを入れて、まあ島の肉食は赦したりするが、物語の中心はもちろん帰還してからである。
外国との通商が始まると、なぜか日本の商品が安く買いたたかれてしまう。
まっとうに商売しているつもりでも、日本の通貨が安くなれば、必然的に日本の商人たちは高く買い安く売るはめになり、気が付かないうちに国富が浪費されていく。
これはいかんと、通貨防衛を担当するところが、本書の中心部分。
まあ改鋳した通貨を使うのだが。そこらへんはピンと来なかった。もうちょっと直感的に書いてくれると有難かったのだけど、まあ主人公が頑張ったと。
そして最後はあっけなく終わる。史実準拠なので仕方なし。
通貨防衛なんだけど、当時は通貨も金属的価値を中心にする貨幣だったので、金貨とかね。なので今とは通貨防衛のやり方がまったく違うので、現代経済の参考にはあまりならない。
それにしても、こんなに情報の少ない本を読んでた自分に驚いた。
いや自慢じゃない、信じてほしい。
しかも頭の中ですっかり忘れてた。
↑ ここまでひどくはないけれど。
