「以心伝心」って、じつは自律神経のことだった
こんにちは。なんでも自律神経のせいにするオジサン整体師、福山です。
今回もまた自律神経にこじつけていきます。
「以心伝心」という四字熟語がありますよね。
(言葉や文字を使わなくても、お互いの心から心へ意思が通じ合い共感し合う)
その意味合いからなんとなく、テレパシーみたいな超能力っぽいぞと、小中学生の頃は思っていましたが、高校生ともなると空気感を読む日本字っぽい言葉だなと思うようになりました。
さらにみていくと、もとは仏教用語で言葉を使わずに悟りを伝えるという意味らしいです。
心が通じるどころか悟りを伝えるという仰々しい意味だったわけですが、実は日常の中には悟りとまではいかなくても、言葉を使わずに何かが伝わるという体験はありふれたものです。
「入った瞬間、なんか合わないと思った」「説明できないけど、この場は安全だと感じた」みたいなやつです。
聞く人によっては霊感的な意味合いが含まれてしまいそうな感覚ですが、整体的視点からみると、これもまた自律神経で説明がつくのですね。
言語より先に、神経系は判断している
人間の神経系には「ニューロセプション(神経系による無意識の安全判断)」という機能があります。
実は意識が「この人は安全かな?」と考え始めるより前に、神経系はすでに判断を終了しています。
相手の表情や声のトーン、呼吸のリズム、体の動きなどなど。そういった小さな小さな情報の欠片を、脳がこうだと意識する前に自律神経がある程度の形に仕上げているのです。
こうして何となく成してきた形をみて、脳は「この人には悪意がなさそうだ」などと判断をしています。
ですので先にあげたような「なんとなく危なそう」みたいな感は、このニューロセプションの働きによるものなのですね。つまり、根拠のない直感ではないわけです。
「場の空気が伝わる」の正体
もう一つ、「協働調整」という現象があります。
人間の自律神経は、隣にいる人の神経系の状態に同調しようとします。
たくさん並んだメトロノームのリズムが、初めはバラバラだったのに次第に同期するという実験を思い出してください。
あの実験と同じようなことが人の自律神経にも起こるのです。
落ち着いている人のそばにいると落ち着いてきたり、緊張している人のそばにいると自分も緊張してくるなんて経験は、実のところ自律神経が相手のリズムに引っ張られて疲弊しているという話だったりします。
この様な視点からみると以心伝心の正体は、ニューロセプションの作用で相手の状態を読むことが出来るとなります。言葉を介さずとも、人は神経系レベルで繋がりあっているのですね。
俺は誰にも頼らず一人で生きてきたという人がたまにいますが、こう考えると果たしてそうなのかなと思ったり。
ただ以心伝心できない状態もある
このように書きましたが、慢性的に過緊張の状態にある人は、ニューロセプションの精度が落ちる傾向があります。
自律神経のデフォルト設定が「とにかく警戒せい」に固定されているので、安全な場でも安全と感知できないのです。こうなると、安心している人のそばにいても、協働調整が起きにくくなります。
社会生活の中で人間関係に悩んでいる人は、とかく性格のせいにされがちですが、自律神経の働きが鈍くなっているだけなのかもしれません。
そういう意味では、以心伝心というのは神経系が整った人に起きやすい現象なのかも知れませんね。
さいごに
悟りを与えるから、言葉にしなくとも気持ちを読むに変化していった「以心伝心」という言葉。
オカルト好きの私としては第6感、セブンセンシズ説も捨てがたいのですが、ひも解いていけば現代神経科学の言葉で説明できるものでした。
対人関係でニュアンスを読めないという人は自律神経を整えることで、現状を打破する切っ掛けになるかもしれません。
当院では、自律神経に働きかける施術と脳コード調整で、慢性的な過緊張をほどいていきます。施術後に「人と話すのが楽になった」「場の空気が読めるようになった気がする」という嬉しい報告も受けております。
言葉より先に、何かが伝わる体験をしてみたい方は、一度ご相談ください。
整体処りら福は、町田駅から徒歩7分です。
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HPでもブログを書いています。
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