町に潜む、ヤバい人(京浜東北線編)
今日、大変にビビったことがあったので書く
(こちらは、あるdiscordサーバで実況していた出来事の詳細を記載したものです)
予兆
私は夕暮れ時の京浜東北線に乗っていた。通勤通学者で混み合う車内に気になる男がいた。
そのおじさんは缶のハイボールを飲んでいたのである。法的には問題ないが、ロングシートに腰掛けて飲む姿は目立つ。
大偏見だが、こういった手合いはヤバ目の人だ。周りを特に気にしていないからだ。
この偏見は当たることになる。
だが、この時は気づいていなかった。ヤバい人はもう一人いたのである。
異変
「THE IDOLM@STER」シリーズの曲を聴きながら数駅。違和感に気づく。
甲高い人の大声が聞こえてきたのだ、イヤホンを貫通して。
ただ、声を何回か聴いて、犯人を見つけた。
金髪のおばさんであった。叫ぶという奇行を除いて、変なところはない。
位置関係を図示するとこうなる。

そう、おじさんへの警戒心で、おじさん側に目をやっていたため、死角だったのである。
そうしているうちも、おばさんは大声を断続的に繰り返した。
おじさんの表情が険しくなる。おじさんもまた、気づいたのだ。
「うるさいよ!」
おじさんの怒鳴り声が対角線上の私を貫き、一瞬で車内はヒリつく。

危機
ただ、おじさんは立っておばさんの所まで行くようなことはしなかった。
誰かに電話をし始めたのだ。
「あのさぁ五月蠅い奴がいてさぁ」
「ぶっ殺しちゃってもいいかなぁ?」
この国で、人を死に追いやる許可を出せる奴は法務大臣だけ。鈴木大臣が酒飲みブチ切れオヤジの呑み友達で有るはずもなく、不法に殺人者になろうとしているようだ。
「ヤフーニュースになっちゃうかもね」
そこまでの覚悟なのか。あとおじさんだからヤフーニュース派なのかな。
突然の鎮火
さあ、おじさんも許可が取れヤフーニュースのトップを飾る準備が出来たところで、私は気づいた。
おばさんが叫ぶのを止めている。おじさんの声に怯んだか、喚いている原因が解消されたのかは定かでないが。
おじさんも電話して気が済んだのか、それ以降特におばさんに何かすることは無かった。
終焉
おじさんはその後、荷物をぶつけてしまった相手に非常に穏やかな声色で謝罪するなど、すっかりクールダウンしていた。
普通の人には優しくできる人なのか。

と思いきや、普通に友達にまた電話していた。
やっぱり、ヤバい奴じゃない?
おばさんは川崎駅で降りていった。
よくdisられるけど、川崎って本当にそういう街なの?
結論
電車って逃げ場がないから怖い。
